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石井 浩統 院長

HIROMOTO ISHII

「ファーストタッチのクリニック」であるとともに、「病気にならないために行くクリニック」へ

福井大学卒業。福井県済生会病院 臨床研修医を経て、同病院外科医員に。同病院外科医長を経て、日本医科大学付属病院高度救命救急センター 助教・医員。2024年4月、『メディカルクリニックパレ水天宮前』を開院(東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」7番出口より徒歩1分、東京メトロ日比谷線・都営浅草線「人形町駅」A2出口より徒歩3分)。

石井 浩統 院長

石井 浩統 院長

メディカルクリニックパレ水天宮前

中央区/日本橋人形町/水天宮前駅

  • ●内科
  • ●外科
  • ●消化器内科
  • ●肛門内科
  • ●健診・検診

地域のみなさんの健康により幅広く貢献できる道を

石井 浩統 院長

祖父が医師で、父が歯科医師でした。環境から、医療は自分にとって馴染みのある職業だったというのはあるでしょう。でも一番のきっかけになったのは、手術でした。私自身、子供の頃に大きなものではないですけども手術を受けたことがありましたし、家族が手術を受けるのを見て、手術で病気を治すということに魅力を感じたのです。自分の腕次第で患者さんの未来が変わっていくのが手術です。後には引けないと言いますか、もともと剣道をやっていましたから、その姿勢にも惹かれましたし、自分の人生を懸けるに値すると考えたのです。
大学卒業後は市中病院の外科に籍を置き、首から足まで、ありとあらゆる手術を手がけてきました。すべての外科を見た時に、あることに気づきました。それは、日本には外傷の外科がない、ということ。日本の外科は、癌が中心の外科です。ですから、事故などで肝臓が破裂したり、脾臓が損傷したりといったことに専門的な対処がなかなかうまくいかない、という側面がありました。外傷を負う方は、いわゆる生産年齢人口の人が多く、その方達を救うことには大きな意義があると考えました。そこで日本医科大学の高度救命救急センターに籍を移し、外傷外科を含めた、救命救急診療に携わることになったのです。
救命救急には10年以上携わってきましたが、大きな病気に発展してしまい、運ばれてくる方が少なくなることはありませんでした。そうなってしまう前に、もっとできることがあるはず。もっと根本的な治療ができるはず。そのような思いもあってすべての道の始まりである日本橋に、ご縁もありクリニックの場所が見つかり、医師としてより多くの方の健康に携わっていけるようになったことを幸せに思っています。

ファーストタッチのクリニックとして

石井 浩統 院長

患者さんは様々です。怪我をされた方も来院されていますし、アクセスに恵まれていることもあり、風邪や胃腸炎などで相談に見える方もいらっしゃいます。それから、生活習慣病で頼っていただける方も徐々に増えてきました。
当院は「ファーストタッチのクリニック」というコンセプトを掲げています。多くの専門科がある中で、どこに行くべきか、迷われている方は少なくないと思われます。私は救命救急出身ですし、何はともあれ、まず行って相談してみよう、と思っていただける場所にしたいのです。もちろん、あらゆる病気をすべて最後まで担当することは難しいでしょう。しかし、どこまでは対応できて、どこからはより高次の医療機関にお願いするべきか、寄り添いながら、見極めていくことは十分に可能と考えています。救急医の専門性の一つがトリアージ能力、緊急度や優先度を整理して医療資源を最大限に活用する能力ですね。それは街のクリニックにおいても十分に活用できることだと思います。

ストレスを感じることなく、患者さんが満足してお帰りいただけるよう

石井 浩統 院長

患者さんのお話を伺う際は、なぜこちら(医療施設)に来られたのかを聞いていきます。ただ単に病気の診断をつけ、お薬を出すだけでは解決しないこともありますし、結果、患者さんが求めるものと違うものになり、満足せずお帰りになることも出てくるでしょう。何を求めて足を運ばれたのか。どういった環境に生き、どのような価値観を持っておられるのか。できる限り丁寧に伺い、満足のいく診療を届けたいのです。

当院ではまた、「ポイントオブケア」の概念のもと、患者さんに最適な治療を提供するだけに限らず、ストレスや不安を与えないクリニックづくりをおこなっています。例えば、最近は様々なお薬が足りない状況が続いていますが、いざ調剤薬局に行き、「お薬がない」という状況にならないよう、患者さんのご希望を伺った上で、あらかじめ薬局にお問い合わせをし、処方箋などをファックスしておくといったこともしています。患者さんがストレスを感じることがないよう、できるだけのことをさせていただきたいですね。

「病気にならないために行くクリニック」に

生活習慣病は早期に介入できれば、食事や運動に気を使うことで、悪化することを防ぐことが可能です。救急車で運ばれてきた方に、同じ病気・けがに対して同じ治療をしても、良くなるスピードに差が生じたり、予後が変わったりします。傷の治りなどは特に顕著ですが、その背景を考えていくと、元々の栄養状態の差が大きいことがあります。外科には、「外科栄養」という学問があります。手術はきっかけであり、実際に傷が癒え、治っていくのは患者さんの力です。その力を担保するのが栄養なのです。多くの方にとって“健康”は当たり前のものであり、自身の栄養状態が思った以上に悪くなっていることには気づきにくいものだと思います。生活習慣病は、その状態の行き着いた先、と考えることもできるのです。私が学んできた栄養の知識を提供することで、病気にならないための体づくりにお役立ていただけたらと考えています。
最近ではサプリメントを多くの方が利用されていますが、これも自分に本当に必要なものがどれかとなると、迷うところではないでしょうか。当院では根拠に基づいた提案をおこない、患者さんのQOL向上につなげてまいります。また栄養療法は点滴療法ともダイレクトにつながる面があります。適切な栄養素を入れることで、疲労回復やアンチエイジング等にも大きく役立つものですから、こちらも専門家として適切な治療を提供していければと考えています。

これから受診される患者さんへ

また始まったばかりですけども、地域の皆さまのニーズを組み、一緒により良い形のクリニックを作っていければと思っています。お困りのことがあればどうぞお気軽にいらしていただき、何なりとお話をさせてください。

※上記記事は2024年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

石井 浩統 院長 MEMO

  • 出身地:群馬県
  • 趣味・特技:読書、旅行、ゴルフ/剣道
  • 好きな本:自叙伝・伝記
  • 好きな映画:007シリーズ
  • 好きな音楽:ジャズ
  • 好きな場所:カフェ、神社・仏閣
  • 座右の銘:「誠実であること」

グラフで見る『石井 浩統 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION