斎藤医院
練馬区/小竹町/小竹向原駅
- 内科
- 小児科
- 産婦人科
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斎藤 佳孝 院長への独自インタビュー
祖父の代からの診療所を引き継いで、地域医療に貢献する
祖父の代からこの練馬で診療所を続けてきました。祖父はもともと大塚で眼科をしていて、それが戦災を機にこの地へと場所を移してきたと聞いています。(地下鉄有楽町線・小竹向原駅から徒歩1分)
その後、1953年に産婦人科医だった父がこちらへ来て、以降、診療を共にしてきたということです。
周囲がすべて医者という環境だったので、医者以外の選択肢は浮かばなかったというのが正直なところかもしれません。ただ、中学生の頃の作文には、どうしたものか、医者と弁護士になると書かれてありました。医者に先になって、あとで弁護士の資格をとろうと考えていたようですね。実際にその立場になってみたら、忙しくてそれどころじゃないということを思い知らされましたが(苦笑)。
東北大学を卒業した後は、産婦人科医となることを選びました。私には兄がいるのですが、その兄は「これからは産婦人科医は厳しいよ」ということを父から聞き、別の道をたどっていきました。父にとっては、自ら薦めたとはいえ、兄の選択はいささかショックだったのでしょう。そのときの後ろ姿が非常に寂しそうで、次男坊である私が同じ道を歩むことにしたのです。
予想はしていたものの、勤務医時代は非常にハードでした。当時は、産婦人科医が4人しかいないところに、年間で1200もの分娩がおこなわれていました。他に手術や全科当直もあるわけですから、それはこたえましたけど、今振り返ってみれば貴重な経験が出来たと思っています。
産婦人科を中心に内科、小児科まで、幅広い症状に対応
10のうち、5が産婦人科、3が内科で、1が小児科、それ以外が1、ということになるでしょうか。婦人科に特有なことかもしれませんが、婦人科はここでかかって、内科はまた別の主治医に診てもらっているという方が少なくありません。もちろんその逆もあります。当院は患者さんによって、内科の医院であり、婦人科の医院であるという側面があるのですが、そこは便利に使っていただければと思っています。
婦人科でよく拝見するのは、生理不順に不正出血、月経困難といったもの。それから更年期障害や、望まぬ妊娠をしてしまったという方もいらっしゃいます。さらには、子宮筋腫のフォローアップということもありますね。子宮筋腫は、今は切って治すという時代ではなくなりつつあります。痛みをやわらげながら、なおかつ、ひどい貧血にならないよう閉経までフォローしていきます。その間には、がんの検診等もありますし、他科の領域にも目を配らないといけないことも出てきます。状況によっては、すみやかに他院をご紹介するケースも多く出てきます。いわば、医療の交通整理といった役目でしょう。女性の一生を診るというと大げさかもしれませんが、その心積もりで診ていくという気持ちは持っていたいですね。
斎藤佳孝先生は私の中学、高校の同級生。彼の本質的な部分は学生時代から今に至るまで、よく知っています。医師としてはもちろん、人間的にも信頼できる先生です。産婦人科、婦人科、内科、小児科を診療科目としていて、育児に関する健康相談なども行っています。特に婦人科について定評があり、地域医療にも力を入れているので、おすすめできる先生です。