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福田 卓也 院長

TAKUYA FUKUDA

地域のホームドクターとして、病気の早期発見や健康管理をサポートする
『生涯のかかりつけ医』を目指します。

大学卒業後、動物病院に勤務し獣医としての実践経験を積む。2007年からは母校の付属動物病院にも籍を置き研鑽を積んだ後、西日暮里駅近くに開業。

福田 卓也 院長

福田 卓也 院長

西日暮里ペットクリニック

荒川区/西日暮里/西日暮里駅

  • ●犬
  • ●猫

動物に関わることのできる仕事がしたい。

福田 卓也 院長

子どもの頃から、ネコを拾ってきて育てるなど動物が好きで、その他にも自宅ではハムスターやインコ、カメなども飼っていました。高校3年生になり、進路について考えるようになったときにもやはり「動物に関わることのできる仕事がしたい」ということで、さほど迷うことなく獣医の道を選びました。正直なことを言うと、学生時代はずっと野球ばかりしていましたので、獣医以外の選択肢が特別思い浮かばなかったということもあるのですけれどね(笑)。
大学在籍時から、将来は開業することを視野に入れていましたが、獣医としての実践経験を積むために2004年に大学を卒業してから約7年間は都内の動物病院に勤務。2007年からは母校の付属動物病院にも籍を置いて、動物医療に関する知識と技術の更なる研鑽に努めました。
そして当院を開業したのは2011年。東日本大震災が発生した3月のことでした。当時を振り返ると、オープンに向けておおよその準備は整っていましたが、それでも物流機能が一部麻痺した影響で、たとえば必要な薬が揃わないなどの多少のトラブルはありました。そのような中、無事開院することができたのはやはり、関係者や地域の皆様のおかげだと、今もとても感謝しています。

基本的な一般診療から専門性の高い分野まで、幅広く対応できる

福田 卓也 院長

当院には、院長である私以外に2名の獣医が在籍し、総合的な診断・治療をおこなっております。飼い主様がどんなことでも気軽に相談・診察に訪れることのできる、クリニックを目指しております。一方で眼科や皮膚科、循環器科の専門外来を設け、詳しい検査や専門的な技術を提供できる体制を整えていることも特徴的です。治療が長引く病気や高い専門性が必要な症状など、獣医師一人の考えだけではなく、専門の先生からの意見や治療を取り入れる必要がある病気もあります。専門の病院に紹介したり、患者さんに対して専門性の高い診療を提供できるとともに、私を含めた院内スタッフのスキルアップにもつながっています。動物たちとご家族のお気持ちに寄り添った「最良の医療」を心がけております。

負担の少ない診療を提供し、「また診察に来たい」と思える病院を目指して

福田 卓也 院長

最近は腎臓病や心臓病、腫瘍などの老齢性の病気が多くなり、開業時から診察している子たちは高齢になっています。ワンちゃんや猫ちゃんたちを飼う方も増えてきたこともあり、いろいろな疾患を診る機会も多くなりました。また、検査機器の進歩によって、さまざま疾患を早期に発見できるようにもなりました。このような背景から、以前よりも簡単に検査ができるため、早期に分かる病気が増えてきたという印象があります。当院は、レントゲンや超音波検査など低侵襲な検査を中心に、話せない動物だからこそしっかりと診断を行っています。
また、飼い主様もインターネットからさまざまな情報を得られる時代であり、私たちがお伝えしたことをしっかりと調べている様子もみられます。そのため、こちらから提示できる情報や治療方法の選択肢の幅が広くなり、飼い主様が選べるようになりました。そんな飼い主様がホームドクターに求めているのは、同じ先生にずっと診てもらい、体調の変化に気付いて欲しいということでしょう。飼い主様もワンちゃんや猫ちゃんも、みなさんが安心して、「ここに来て良かった」「また診察に来たい」と思ってもらえる病院を目指しています。

リラックスして診療が受けられるホームドクターとして、病気の早期発見に努める

当院が目指すのは、ワンちゃんや猫ちゃんたちが自ら入ってきてくれる病院です。基本的に、病院に来ることを嫌がるワンちゃんや猫ちゃんは多いでしょう。動物たちが興奮していると来院しにくくなり、治療がしづらくなるかもしれません。できるかぎり怖がらせないように意識し、優しさを持って治療にあたるように心掛けています。たとえば、興奮しやすい子にはリラックスできるお薬の使用を提案することもあるでしょう。また、飼い主様にも安心してもらえるように、なるべく検査は飼い主様の見えるところで行っています。ワンちゃんや猫ちゃんには、できるかぎり健康なうちから病院に来て、慣れてもらうことが大切です。アットホームな雰囲気でお待ちしていますので、来院したらいいことがある、嫌なことだけじゃないと感じてもらえると嬉しく思います。
もう一つ当院が目指すのは、ホームドクターとして病気の発見を重視した病院であることです。獣医業界でも、病気を見つけてあげる病院と治療する病院に細分化され、特化した病院も出てきました。診断から治療まで何でもやろうとせず、まずは病気を見つけてあげることが重要だと考えています。ワンちゃんや猫ちゃんたちの病気が進行してしまう前に、早期発見できるように原因の診断を念頭に置き、日々診療にあたっています。

これから受診される患者さんへ

『西日暮里ペットクリニック』は、「西日暮里駅」から9分。「新三河島駅」から4分の場所にある動物病院です。一般診療や専門診療といったワンちゃんや猫ちゃんの病気を診る体制の他に、トリミングやペットホテルにも対応しています。シニアの子や皮膚病がある子でも対応でき、他のサロンで断られた場合でもご相談いただければ、できるかぎり対応させていただきます。診療体制の特徴として、祝日以外はすべて診療を行っていることが当院の強みだといえます。水曜日はスタッフが少なく完全予約制となっていますが、飼い主様のご予定に合わせやすい診療体制に整えました。
このように当院は、地域に根差したホームドクターのような動物病院です。新しい知識と技術を常に取り入れて、負担の少ない検査を提供できるよう努力を続けていきたいと思っています。さらに技術と知識面だけではなく、手間を省いた予約方法や待ち時間の負担を減らすサービス、オンライン診療など積極的に取り入れていく予定です。患者さんのご要望と時代に合わせたサービス等を取り入れて、常に良い変化がある病院にしていきたいと思っています。病気の予防や病気の原因を診断するホームドクターであり、楽しく入ってもらえるよう配慮している病院ですので、ぜひ安心して来院してください。

※上記記事は2022年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

福田 卓也 院長 MEMO

  • 出身地:兵庫県
  • 趣味・特技:野球
  • 好きな本:和田竜の本
  • 好きな言葉:一期一会
  • 好きな音楽:コブクロ
  • 好きな場所:沖縄

福田 卓也 院長から聞いた
『猫の腎臓病』

慢性化しやすい猫の腎臓病は定期的な健康診断が大切

腎臓は尿を作って老廃物を排泄したり、体内の水分やミネラルを調整したりといった機能を持った臓器です。慢性腎臓病は、この腎臓機能を不可逆的に長期にわたって低下していきます。猫ちゃんの慢性腎臓病は、老齢性の病気として中高齢の猫ちゃんに多くみられます。ただし、若い猫ちゃんにも起こる病気でもあり、特に尿管結石があって腎臓病を見つけることがあります。初期の腎臓病は水をよく飲む行動はあっても、ほとんど症状がみられないため、気付かないうちに進行してしまいます。進行してくると多飲多尿、痩せてくる、食欲がないなどの症状がみられるでしょう。それらの症状をきっかけとして、血液検査や尿検査、超音波検査などから診断していきます。治療は、主に薬の服用と食事療法がメインです。腎臓病は慢性疾患であることが多いので、治療は長く続ける必要があります。そのため、少しでも早い段階で見つけることが大切であり、猫ちゃんが8歳頃になったら定期的な健康診断を受けるようにしましょう。

グラフで見る『福田 卓也 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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