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服部 真澄 院長

MASUMI HATTORI

かけがえのない家族としての、動物の命を支えたい
動物たちの個性を大切に、多種多様な疾患に対応

日本大学農獣医学部獣医学科卒業後、静岡市の山下動物病院、浜松市のしかたに動物病院、荒川区のひろ動物病院での勤務を経て、2013年、本駒込駅より徒歩7分のこの地に開業。

服部 真澄 院長

服部 真澄 院長

なないろ動物病院

文京区/千駄木/本駒込駅

  • ●犬
  • ●猫

かけがえのない家族としての、動物の命を支えたい

服部 真澄 院長

子供の頃から動物が好きで獣医の道を志いいたわけですが、当時の私は興味・関心はどちらかといいますと、身近なワンちゃん、ネコちゃんというよりは、テレビで見るような野生動物のほうにありました。しかし獣医になっても、そうした野生動物に携わることのできる機会というのはそうあるものではありません。また、知人たちから一緒に暮らす動物たちについてよろしくと期待されることもあり、いったん小動物臨床の世界に進みました。
しかし、実際に家庭と暮らす動物の診察に携わってみると、それらの動物が人々のかけがえのない家族として存在し、深い心のつながりを持っていることを知ることが出来ました。単に病気や怪我を治すだけでなく、飼い主様と一緒に悩んだり考えたりして支えていくその仕事に夢中になっていきました。いつの間にか、野生動物ではなく、私達の身近にいる動物と家族の獣医として働いていこうと、自然と心が固まっていましたね。いくつかの動物病院で経験を積んだのち、東京メトロ南北線「本駒込」駅より徒歩5分のこの場所に、当院を開業したのは昨年(2013年)の9月のこと。結婚・出産を経て、命を支えるという仕事を自分が理想とする方法で、より自分らしく行きたいと考えるようになり、開業を決断しました。

動物たちの個性を大切に、多種多様な疾患に対応

服部 真澄 院長

動物たちにもかけがえのない命と、それぞれに異なる個性があるという大前提のもとに、多種多様な疾患に対して、飼い主様のご希望に沿いつつ丁寧に対応させていただくというのが当院の基本的な診療方針です。その結果としてワンちゃん、ネコちゃんたちと飼い主様の生活が美しい虹色に輝く―。『なないろ動物病院』という院名には、そんな願いがこめられています。
当院には、様々な病気や怪我を抱えた子たちが来院しますが、ワンちゃんでしたら皮膚病、ネコちゃんでしたら腎不全などを患っているケースが多いでしょうか。あとは腫瘍や高齢期の病気を抱えた子達も多いですね。先ほどもお話しましたように、病気の種類や程度を問わず、当院では飼い主様とご相談しながら、その子に一番合った治療を提供させていただいています。
なお、当院では一通りの機器・設備を整えていますので、各種検査や外科手術も行うことができます。また、ワンちゃん・ネコちゃん別室の入院室も備えていますので、各種検査や外科手術も行うことが出来ます。こちらは空きがある場合はペットホテルとしてご利用いただくことも可能ですので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせいただければと思います。

病院を好きになってもらいたい。しつけ教室など、診療以外の取り組みも行う

服部 真澄 院長

ワンちゃん、ネコちゃんが別室なのは入院室だけではありません。その他にも待合室や診察室なども同様のつくりになっています。特にネコちゃんの場合、ワンちゃんと一緒に過ごすことでストレスを感じる子も少なくないので、こうした配慮をさせていただいています。このような動物病院は意外と少ないようで、ネコちゃんの飼い主様からは「とても助かる」と言っていただけることが多いですね。
また、診察の仕方にもとても気を配っており、怖がらせないように優しく声をかけたり、体の障り方や視線といった点に注意しています。これらは、私の怖がりな愛猫から、学んだところが大きいですね(笑)。
また、ワンちゃんにも、同様にストレスなく、もっといえば楽しんで帰ってもらいたいと思っています。そのために、元気なときから遊びに来てもらったり、しつけ教室で触れ合った類といった取り組みをしています。診療時には、話しかけ、頑張った時にはご褒美を用意しています。「散歩のときに病院に行きたがるんです。」と言われることが結構多いですね。本来、ワンちゃんたちにとって、病院というのは痛い注射や苦手な爪切りと、決して楽しい場所ではありませんね。でも、健康を守る大切な場所でもあるのです。ワンちゃんたちには是非病院を好きになってもらいたいと思っています。
また、病気の診察においては、飼い主様の話をよく聞き、動物たちの小さな変化を見逃さないよう心がけています。よく、動物は話さないといいますが、きっとたくさんのことを話しかけてくれていると思うのです。それに耳を傾けながら診療をしていきたいですね。

サロンと動物病院それぞれの良いところを兼ね備えたトリミングも

まず当院では、トリミングのサービスも提供させていただいています。サロンと比べて、動物病院のトリミングは少し質が落ちるとの印象をお持ちの方も多いかもしれませんが、当院のトリマーはサロンでの経験も豊富。技術的なこともさることながら、海泥を用いたクレイパックや、トリミング後の写真撮影といったサービス面も大変充実しています。
一方、皮膚の状態に合わせてシャンプーを選んであげたり、病気や高齢期のワンちゃんでも安心して施術を受けていただけるのは、動物病院でのトリミングならでは。その意味では、当院でのトリミングはサロンと動物病院それぞれの良いところを兼ね備えていると言って良いと思います。
診療以外のサービスとしては他にも、しつけ教室を行っています。2014年の4月から動物行動学の専門知識をもったスタッフが加わりましたので、今後は子犬の社会化をサポートする犬の幼稚園(パピークラス)や家庭でお困りのことを相談していただくしつけ教室を充実させていきたいと考えています。飼い主の交流の場としても、是非お立ち寄りください。元気な姿を見ることも獣医師といして大変うれしいことです。

これから受診される飼い主様へ

私自身、幼稚園や小学生の子供を持つ母親であり、自分自身も動物を飼っている女性獣医師であるといことで、飼い主様からは「話しやすい」と言っていただける事が多く、また、病院の外装や内装もカフェ風の雰囲気になっていますので、病院だからといって身構えることなく、お気軽にお越しいただければと思っています。「病院に連れていくほどではないかな?」といった些細なことのご相談でも大歓迎です。
さて、開業から半年が経ったところで今後の展望としましては、病気や怪我の治療だけでなく、ワンちゃん、ネコちゃんたちの健やかで幸せな暮らしを支え、交流の場となる、そうした動物病院を目指したいと思っています。先ほどご紹介したトリミングやしつけ教室などもその一環ですが、それと共に当院では、ボランティアさんと協力しながら保健所のワンちゃん・ネコちゃんたちを預かり、里親を募集する活動なども現在積極的に推進しています。個人の小さな動物病院ですので、やれることには限りがあるかもしれませんが、それでも出来る範囲で精一杯、みなさんとともに、ワンちゃん、ネコちゃんたちのために力を尽くしたいと思っています 。


※上記記事は2014.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

服部 真澄 院長 MEMO

  • 生年月日:1974年7月26日
  • 出身地:東京都
  • 血液型:B型
  • 趣味・特技:映画鑑賞、子どもと遊ぶこと
  • 愛読書・本:どろんこハリー
  • 好きな映画:グーニーズ、ロード・オブ・ザ・リング、インディ・ジョーンズス、ハリーポッターシリーズ、仁
  • 好きな音楽・アーティスト:サザン・オールスターズ
  • 好きな場所・観光地:スペイン、メキシコ、温泉

グラフで見る『服部 真澄 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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