はちや動物病院

蜂屋由夫院長への独自インタビュー

歯科を中心に幅広く経験を重ね、中野駅そばに開業

私は小さなころから動物が好きな子どもでした。男の子ですから「サッカー選手になりたい」ですとか「ギタリストになりたい」と憧れたこともありましたが、将来について考える時期になって「自分は何になりたいのか」と考えたとき、やはり「動物が好き」という気持ちが決め手になりました。とはいえ私の場合、「医療ありき」というより「動物ありき」で進学しましたので、実際に獣医師になる道を選んだのは大学に入学した後でした。
大学卒業後、当院を開業するまでの16年間は世田谷区にある『川瀬獣医科病院』で診療していました。こちらには大学時代の先輩が勤務していて、私も実習でお世話になったり、自宅で飼っていた猫を診てもらったりといったご縁があったんです。気がつけばずいぶん長く在籍することになりましたが、本当にさまざまなことを勉強させていただきました。特に、歯科設備が充実していた動物病院だったものですから、私自身も歯科の専門的な知識や経験を積み重ねることができました。このほか、眼科やホルモンの病気など幅広い症例を経験して、2020年に『はちや動物病院』を開設しました。

犬・猫を専門に、動物たちの幸せな暮らしをサポート

『はちや動物病院』では犬・猫を専門に診療し、飼い主さんと動物たちの暮らしをサポートしています。大切な家族が体調を崩してしまったり、皮膚トラブルがあったり、ワクチン接種をご希望であったりと、当院に足を運んでくださる飼い主さんのニーズはさまざまです。しかし、私が歯科を専門にしていることをご存知の方や、HPで調べて歯科診療を希望の方などは、わざわざ当院を目指して来ていただくケースも多く、内科・外科を幅広く診療するほか、歯科についてはより専門的な診療を行えることが当院の強みです。
一口に「歯科」といっても、けがや事故で歯が折れてしまったり、口の中にできものが見つかったりとさまざまな症例が考えられます。特に近年、以前にも増して多く診察させていただくのが「歯周病」で、飼い主さんの意識の高まりと相まってご相談をいただくケースが増えているように感じます。歯周病そのものは決して新しい病気ではありません。しかし、人間と同じように動物たちも長生きするようになり、より適切なお口の中のケア（口腔ケア）をしてあげる必要があります。人間と同じように、動物たちの口腔ケアも小さな頃から始めるのがおすすめです。不安や疑問に感じることがありましたら、お気軽にご相談いただきたいと思います。

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