武相動物病院
町田市/南町田/すずかけ台駅
- 犬
- 猫
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中村 雄海 院長への独自インタビュー
「武相エリア」のさらなる発展に関わっていく
小学生の頃にペットを飼うようになり、動物に関わる仕事という選択肢が生まれました。父がエンジニア系の仕事をしていましたし、私もロボットが好きでしたから、「その道に進むのかな」と思っていた時期もあったのですが、気がつけば動物の方により惹かれて、具体的に進路を考えるようになった頃には「街の獣医さんになりたい」と考えるようになっていたのです。
横浜市西部から多摩地区周辺までを含めた地域は、「武相エリア」と呼ばれています。この街でインキュベーションオフィスを手がけている「BUSO AGORA(武相アゴラ)」の方達と知り合ったことが、『武相動物病院 -南町田-』を開業する大きな契機となりました。定義はまだ定まっていないのですが、彼らはこの地域を「武相 グッドライフ」というキャッチコピーの元に盛り上げようとしています。グッドライフと聞いたとき、動物の力が役立てるのではないかと思ったのです。町田市は東京都で子供の数が最も多い市です。子供とペットは非常に相性が良く、ペットを飼うことでアレルギーになりにくくなるといったことも言われています。ペットを愛する街=健康な街という風につながる気がして、そう思いついた時にはいてもたってもいられず、大きな夢の出発点として自らの動物病院を立ち上げることになったのです。
獣医療の意識向上にも一役買っていきたい
エントランスをくぐり、待合室に入られてからも、「動物病院とは思えない」というお声を多く頂戴しています。一般に多くの動物病院では、スペースの関係上、待合室の椅子が1つの方向を向いていることが多くなっています。しかし、私はそれでは少々もったいないと思うのです。
獣医療に対する意識は、人それぞれです。病気になってから来院される方もいれば、積極的に病気を見つけたい、という方もおられます。病気の早期発見は勤務医時代から力を入れてきた部分ですので、個人的にはそれを推進したいと思っていますが、かといって、その方針は押し付けられるものではないでしょう。しかし、患者さん同士のコミュニティが生まれ、会話が始まることで、医療へのリテラシーも上がっていくのではないかと期待しています。我々がプロモーションするより、飼い主さん目線で話し合うことの方が、よほど共感を得る部分が大きいと思うのです。
当院では、お子さんにも是非いらしてもらえたらと考えています。気を使われるのか、お子さんを連れてこられないご家族が多いのですが、そこは遠慮をなさらないでいただきたいのです。付け加えるなら、まだペットを飼っていない方ものぞいてみていただきたいですね。現在、地域のボランティア団体さんと連携し、保護された猫を希望される方にお譲りする取り組みを推進しています。ここで生まれた新たなコミュニティが、ペットを愛する街へとつながっていけば大変嬉しく思います。
中村雄海先生は当院で勤務されておりました。医療面はもちろん、多分野に渡ってアイデア・知識に長けた先生です。飼い主さんと一緒にできることを常に模索しておられます。