平野 太一 院長
TAICHI HIRANO
きめ細やかな対応と「動物ファースト」を徹底し
動物たちと飼い主さんの幸せな生活をサポートする
日本獣医生命科学大学を卒業後、大学院にて博士号を取得。勤務医として経験を重ねた後、「東伏見駅」そばに開業。
平野 太一 院長
ひらの動物病院
西東京市/富士町/東伏見駅
- ●犬
- ●猫
「動物が好き」で獣医師になり、繁殖学を中心に研鑽を積む
私が獣医師になりたいと思ったのは、やはり「動物が好き」という気持ちが大きかったからでしょうか。実家が動物病院を営んでいたものですから、子どものころから「治療」というのが身近なもので、動物がいる生活が当たり前だったんですね。とはいえ、中学に入学した当初は成績が思わしくなく、2年生から猛勉強をして高校受験に備えた思い出があります(笑)。
大学を卒業した後、大学院では「繁殖学」を専門にして博士号を取得しました。その後、勤務医としてさまざまな症例を担当して経験を重ね、『ひらの動物病院』を開設したのは2013年です。開業にあたっては、大学病院など2次診療施設とスムーズに連携できる場所を探しました。幸い、ここは日本獣医生命科学大学や東京農工大学からも近いですし、動物病院の数も少なかったものですから、きっと地域のみなさまのお役に立てるのではないかと思ったんです。
「動物ファースト」を徹底し、きめ細やかな対応を
この場所で診療をはじめて7年ほど、来院する動物たちは犬と猫がちょうど半分ずつといった感じです。とくに犬の場合は、ここに来ることが嬉しいのか、診察室まで走り込んで来る子がほとんどです(笑)。通院を続ける動物たちが、毎回イヤな想いをするのでは可哀想ですからね。私を含めてスタッフ一同、動物たちや飼い主さんにはきめ細やかに対応するようにしています。
私としては、何か特別なことをしているつもりはないのですが、強いて言うならば「自分の家の子と同じように接する」という感じでしょうか。診療対象はあくまでも動物たちですから、きちんと顔を見て話す、積極的に話しかける、たくさん会話をするということなどは、常に心がけています。あくまでも「動物ファースト」というのが、当院の基本的なスタンス。子犬や子猫の場合などはとくに、スタッフたちが代わる代わるやって来て、抱っこをして、可愛がって、「ここは怖い所じゃないよ」とアピールしています(笑)。
見落としのない診察を心がけ、適切な治療につなげる
大学病院のような2次診療施設は、高度な手術などをおこなって大きな病気を治す場所です。一方で、私たちのような町の動物病院では、動物たちと飼い主さんの暮らしを支え、最後まで寄り添っていく姿勢も大事にしなければなりません。1次診療施設である当院は後者の役割を担うわけですが、私としては「1次診療プラスα」と言いますか、2次診療との間を埋められるよう質の高い獣医療をご提供したいと思っています。
診察の際は、1つ1つ丁寧に診ていくことを心がけていて、基本的に「5分診療」のようなことはいたしません。飼い主さんが動物たちを連れて来た理由(主訴)について調べるのはもちろんですが、たとえ毎日来ている子でも体重を計り、全身をチェックし、小さなサインを見落とさないようにしています。また同時に、飼い主さんからは普段の様子や食事の内容まで細かくお聞きするものですから、はじめての方は驚かれるケースも少なくありません(笑)。こうして集めたさまざまな情報から適切な診断をつけ、それぞれのご家庭にとって一番よい治療をご提案したいと考えています。
動物たちと飼い主さんの幸せな生活をサポートしていく
私たち獣医師の仕事は動物たちを「治す」ことであり、その目的が達成されるのであれば、全てを1人で抱え込む必要はないと思っています。当院では、整形外科、循環器疾患など各分野において、大学病院を始めとする専門医と連携し診断・治療に当たっております。そのため、より高度な医療が必要であれば、各分野のスペシャリストを当院にお呼びして治療をお願いすることもあります。私としては、動物たちのQOL(生活の質)維持・向上をサポートし、飼い主さんとの幸せな生活が長く続くように力を尽くしたいと思っています。
飼い主さんにはぜひ、定期的な健康診断を心がけていただきたいですし、何か症状があるときには早めの受診をお願いしたいと思います。動物たちの1日は、人間の4日程度に相当しますから、3~4日様子をみていると1週間以上も症状を放置したままになってしまいます。例えば、動物たちに良くみられる「下痢」も、早い段階で治療できれば飲み薬で済みますが、しばらく様子をみているうちに脱水症状などが出てしまうと、注射や点滴、ひいては入院が必要になるかもしれません。治療開始が遅れれば、治癒するまで時間がかかりますし、何よりも動物たちにとって大きな苦痛や負担を伴います。飼い主さんもみなさんお忙しいとは思うのですが、ぜひ「動物ファースト」で行動していただけたら嬉しいです。
これから受診される飼い主さんへ
『ひらの動物病院』は、「東伏見駅」北口から歩いて10分ほどの場所にあります。病院近くの新青梅街道沿いに駐車場をご用意しておりますので、お車の場合はこちらをご利用ください。
獣医師として20年あまり診療を続けてきて、今の私の目標は動物たちを入院させずに治してあげることです。そのためにも、飼い主さんには定期的な健康診断を心がけ、早期発見・早期治療にご協力いただきたいと思います。私はこの地域に根ざして、動物たちと飼い主さんの暮らしに寄り添っていきたいと考えています。当院の患者さんであれば、休日・夜間診療にも対応しておりますので、何かお困りのときはお早めにご相談ください。
※上記記事は2020年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
平野 太一 院長 MEMO
- 出身地:愛知県
- 趣味:料理、映画
- 好きな本:ミステリー、SF
- 好きな映画:SF
- 好きな言葉・座右の銘:臨機応変、真善美
- 好きな音楽:演歌以外何でも
- 好きな場所:京都の下鴨神社の芝生、海の近く
グラフで見る『平野 太一 院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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