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人見 隆彦 院長

TAKAHIKO HITOMI

飼い主様と大切な家族である動物たちが幸せに暮らしていけるよう、お手伝いを

日本大学生物資源科学部獣医学科卒業。日本動物医療センター、立石動物病院、アニファ動物病院に勤務。2012年4月に『ひとみ動物病院』を開院(西武新宿線「田無駅」より徒歩8分)。

人見 隆彦 院長

人見 隆彦 院長

ひとみ動物病院

西東京市/田無町/田無駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●ウサギ
  • ●フェレット
  • ●ハムスター
  • ●その他

なんでも相談できる動物病院として

人見 隆彦 院長

祖父母、父と母、いずれも猫が好きで、生まれたときからずっと途切れることなく動物と一緒に暮らしてきました。自分にとって最も身近なところから職業にできたらと思い、この道を目指すことになったのです。

2012年4月に『ひとみ動物病院』を開院いたしました。私はお隣の東久留米市の出身です。子供の頃からこの辺りのことはよく知っていましたし、自分の病院を開くのであれば、やはり馴染みの深い土地でと考えたのです。患者さんは西東京市、東久留米市、小平市等、近隣からおいでくださってる方が9割。そして残り1割の方は、私が腫瘍の認定医であることを頼りに遠方から来院されるケースです。腫瘍の治療に特徴があることは確かですが、私としては一般の動物病院としてご利用いただきたいという思いがあります。飼い方の相談にはじまり、予防的なこと、他にも動物にまつわる様々なことを相談できる場所であり、その一分野として腫瘍があるというスタンスです。気兼ねなく、飼い主さんが聞きたいことをなんでも相談できる動物病院でありたいですね。

最後に「ありがとう」と言ってもらえるように

人見 隆彦 院長

それぞれのご家族に合った検査・治療を提供していきたいと思っています。費用の問題であったり、時間的なもの、あるいは犬や猫の性格によってもできることは違ってきます。正解は1つではありません。「これをしなきゃいけない」「これをしないとダメ」などということはなく、飼い主さんも動物も追い詰められることがないよう、出来るだけ多くの選択肢を提供し、一緒に考えていくことを大事にしています。
勤務医時代、腫瘍の治療で著名な日本小動物医療センターや麻布大学付属動物病院で研修医をさせていただきました。そこで出会った先生方は獣医療というものに真摯に向き合い、患者さんにより良い選択肢をご提示出来るよう努めておられました。飼い主さんと動物たち、みんなに心安らかに治療を受けてもらい、最後に「ありがとう」と言ってもらえるような医療を提供してまいります。

飼い主さんと動物にとって「楽しんでできる治療」を提案していきたい

人見 隆彦 院長

動物の腫瘍が増えているのは、長生きになったことが理由の1つとして考えられます。犬も猫も食事を含めた飼育環境が良くなったことに加え、検査や治療の範囲が広くなったことの結果として寿命が延びています。そして長生きになれば、残念ながら癌が起こってしまうことは避けられないのです。
当院では放射線治療を除く、手術と抗がん剤の治療を扱っています。その子自身、あるいはご家族が楽しんでできる治療を提供したいと考えており、その一環として比較的早い段階で「胃ろう」をお勧めしています。病気になると犬や猫は、薬を“飲ませる”ことが必要になります。当然、嫌がる子もいますし、中には薬の袋を開けるガサガサという音がしただけで逃げてしまう子もいるんですね。嫌がってる子の口をこじ開けて薬を飲ませたり、病院に連れていくのは動物だけでなく飼い主さんにとっても大きなストレスとなります。胃ろうがあれば、薬を飲ませるという行為から解放されますし、食が細くなれば流動食を入れることもできます。もちろん、体調が良ければ、口から自分で食べることもできます。胃ろうというお守りを作っておくことで、家族の介護の負担を大幅に減らすことが可能になるのです。
胃ろうは全身麻酔の処置が必要となりますが、時間も10分から15分と短く、適切な処置をすれば動物にとってそれほど大きな負担になることはありません。「楽しい延命」という言い方は適切ではないかもしれませんが、飼い主さんの「最後まで一緒に」という想いを支える、大切な選択肢と認識しています。

スペシャリストの力を結集することでより多くの選択肢を

当院では麻酔科に循環器、一般外科や整形外科の専門の先生と提携し、治療にあたっています。一昔前までは1人の獣医師が全科を診るというのが一般的でしたが、複数の専門医の協力を仰ぐことにより、病院としてできる範囲が広がり、治療の安全性も担保できるのです。例えば、循環器の疾患を抱えた高齢のワンちゃんは、麻酔処置を避けられる傾向があります。そこに麻酔や循環器の専門医がいれば、負担を抑えつつ、より正確、安全に処置をすることも可能になってくるのです。
努力を怠ってはなりませんが、私1人ではできることに限りがあります。多くの力を合わせることで、苦しむ動物を減らし、飼い主さんに喜んでいただけるようなより良い選択肢を提案してまいります。

これから受診される飼い主さんへ

「癌」という言葉の響きから、腫瘍になってしまうと「もう助からない」という印象をお持ちの方が少なくないと思います。しかし、今では手術や治療薬の進歩により、やれることの範囲がかつてとは比べ物にならないくらい増えています。癌をはじめ、重い病気が見つかったとしても諦めず、まずはご相談ください。動物と飼い主さんが少しでもハッピーに暮らせるようお手伝いをしたいと思っておりますので、どんなことでも気軽にお話しいただければと思います。

※上記記事は2021年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

人見 隆彦 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:筋トレ
  • 好きな本:旅行雑誌、紀行文
  • 好きな映画:『アルマゲドン』
  • 座右の銘:「馬鹿不平多シ」(福沢諭吉の言葉ですが、社会・環境・他人のせいにせず、勉学に励めという意味で、忘れないよう、携帯電話の待ち受けにしています)
  • 好きなアーティスト:MISIA
  • 好きな場所:海沿いの風景

グラフで見る『人見 隆彦 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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