吉松 憲人 院長
NORIHITO YOSHIMATSU
地域のみなさまの「ホームドクター」として
飼い主さんと動物の幸せな暮らしをサポートする
日本獣医生命科学大学卒業後、勤務医として幅広い症例に携わり、スキルを磨く。地域のホームドクターを目指して、「広尾駅」そばに開業。

吉松 憲人 院長
広尾テラス動物病院
渋谷区/広尾/広尾駅
- ●犬
- ●猫
「動物が好き!」が、獣医師を目指すきっかけに

私が獣医師になったのは、やはり「動物が好き!」というのが一番の理由でした。子供の頃からいろいろな動物を飼っていましたし、ご近所の動物病院の先生を見て、「獣医さんになろう」と思ったんです(笑)。 大学卒業後は勤務医として経験を重ね、この近くで診療していた時期もあったんですね。そうした経験をふまえて、地域密着型の医療をご提供したいと考え、『広尾テラス動物病院』の開業を決めました。
地域に暮らす動物たちの「ホームドクター」として

ここで診る動物は、犬の割合がとても大きくて、全体の8割ほどになるでしょうか。皮膚病や下痢の症状を訴えて来院されるケースや、トイプードルなどでは関節の疾患をご相談いただくことも多いですね。 当院では、動物たちの病気を幅広く診療する一方、予防接種や定期健診などを通して、飼い主さんと動物たちの幸せな生活をサポートしています。 そのためには、具合が悪いときだけ受診するというのではなく、予防接種や健康診断などで定期的に足を運んでいただくのが理想です。 動物たちの健康を守るため、飼い主さんにはぜひ、日頃から彼らの様子をよく見ておいていただきたいと思います。普段からよく見て、よく触っていれば、小さなサインにもすぐに気づくことができるでしょう。そして、彼らと一緒に暮らす飼い主さんが、「何か、おかしい」と感じることがありましたら、お早めにご相談いただきたいと思います。
飼い主さんとのコミュニケーションを大切に、その子にとって一番よい治療を

診察の際には、動物たちだけでなく、飼い主さんとのコミュニケーションも大事にしたいと思っています。飼い主さん中心の医療をおこなう、と言いますか。飼い主さんが納得して治療を受け入れてくださるように、インフォームド・コンセントを徹底したいと考えています。 動物たちにとって一番よい治療をおこなうためには、検査結果の数値と同じように、飼い主さんのお話が欠かせないものです。動物たちは自分で話をすることができませんから、飼い主さんからお話を伺う必要があるんですね。もちろん、飼い主さんの対応を叱ったり、問題点を指摘するようなことは決してありませんので(笑)、どのようなこともお伝えいただきたいと思います。
出来る限りワンストップで解決が出来るよう、専門外来も開設
あらゆるご病気、お悩みを拝見していますが、皮膚科、循環器科、腫瘍外科に関しては、診察の質の更なる向上を目指し、各専門医を招聘した専門外来を開設しています。
例えば循環器の場合、お薬の微調整等、専門的視野が必要なケースも多々あります。また腫瘍外科については、難易度の高い手術が想定されるケースにおいて専門のドクターと共同で手術にあたることもあります。
それから皮膚科については、トリミングサロンでの施術も並行して行っています。病気のある子が対象となりますが、その子の状態によって、温泉浴やその子の肌にあったシャンプーを選択することで症状の改善へとつなげていきます。トリミング自体も、美容ももちろん大切ですが、動物病院で行うトリミングとして、出来る限り身体的負担の少ない施術を心がけています。
ホームドクターとしてあらゆるものを診ていくことが私たちの役割ですが、それにプラスアルファ、より深くまで、そしてワンストップで完結できるよう、専門的医療の充実にも取り組んでいきたいと思っているところです。
これから受診される飼い主さんへ
『広尾テラス動物病院』は、「広尾駅」から歩いて3分ほどの場所にあります。
大切な家族の一員が病気になったとき、その治療法は1つであるとは限りません。その子に何をしてあげたいと思うのか、治療法を選ぶ際には飼い主さんのご意向が尊重されます。飼い主さん中心の医療とは、飼い主さんの理解と同意のもとにおこなわれる医療のこと。その子にとって一番よい治療法は何かを、ご一緒に考えていきたいと思います。
※上記記事は2025年3月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
吉松 憲人 院長 MEMO
- 出身地:山口県
- 出身大学:日本獣医生命科学大学
- 趣味:ウォーキング、映画鑑賞
- 好きな音楽:クラシック
吉松 憲人 院長から聞いた
『犬のアロペシアX(脱毛症X)』
痒くないのに毛が抜けていく
この病気は、2~4歳の若齢で発症することが多く見られます。脱毛は、首回りや太ももの裏側から徐々にはじまり、最終的には頭部と四肢以外の体全体の毛が左右対称に脱毛していきます。脱毛の進行には個体差があり、1年かけて徐々に脱毛していくこともあります。そして、毛が薄い、あるいはないので、皮膚が黒くなる、また、乾燥肌(ドライスキン)や皮膚のバリア機能低下による膿皮症を併発することもあります。
アロペシアXは原因が分かっていないため、こうすれば治るという治療法ははっきり分かっていませんが、以前より治療の選択肢の幅が広がってきています。まず、身体の中からのケアとして、サプリメントやホルモン療法が挙げられます。外からのケアとしては、入浴やブラッシング、マッサージなどで皮膚を刺激しながら、皮膚バリア機能低下を防ぐために保湿することなどで、発毛を促します。
その他の治療法として、細い針(マイクロニードル)で皮膚に刺激を与える事で細胞を活性化させ、発毛を促す療法もあります。これは痛みを伴いますので、局所/全身麻酔が必要となります。
治療は一般的に長期に渡り、ひとつの治療を2~3カ月程度試して反応がみられなければ次の治療に切り替えていきます。また、アロペシアXは、ホルモンの異常によって発症する可能性もあるため、去勢・避妊手術を行うこともあります。
グラフで見る『吉松 憲人 院長』のタイプ
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穏やかで明るく話しやすい先生 | ![]() |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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穏やかで明るく話しやすい先生 | ![]() |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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