元風呂 晃 院長
AKIRA MOTOFURO
飼い主さんと犬猫を第一に考えた治療を
高齢期特有の腫瘍や循環器の症状にも対応
北里大学獣医学科卒業後、神奈川県内及び東京都内の動物病院で一般診療など幅広い診療に携わる。2019年、経堂駅近くに経堂どうぶつ病院を開院。
元風呂 晃 院長
経堂どうぶつ病院
世田谷区/経堂/経堂駅
- ●犬
- ●猫
「大切な家族を病から救いたい」という思いから獣医師へ
小さい頃から動物のいる施設へ遊びに行くのが好きだったので、将来は動物に関わる職業に就きたいと思っていました。獣医師の仕事はきっと大変だろうというイメージがあったので、最初は動物看護師に興味を持っていましたが、高校生の時に初めて自宅で犬を飼い始め、何かあった時に対処できるのは獣医師しかいないと感じ、獣医師としての道を目指しました。北里大学獣医学科卒業後、川崎市の動物病院に勤務し、5年間一般診療に携わりました。その後、東京都小金井市の病院に3年勤め、2019年、経堂駅近くに経堂どうぶつ病院を開院しました。もともと開院への思いは強く、たまたま現在の住まいからも通いやすい立地に物件を見つけたのでこちらでの開院を決めました。こちらは、2018年10月まで、別の獣医師が経堂ペットクリニックとして、動物病院をおこなっていました。
心臓病や歯周病など幅広く対応、トリミングや夜間診療も
ご利用になる飼い主さんは、30~50代のファミリー層やご年配の方など幅広く、ご近所にお住いの方がほとんどです。犬を飼っている方が多いようで、こちらの建物の隣の緑道をお散歩コースにしている方をよく見かけます。対象動物は、犬猫を中心に、うさぎ、ハムスター、フェレットなどの小動物を取り扱っています。診療項目は、一般内科、一般外科、腫瘍科、循環器科、歯科、眼科など、様々な症状の治療だけでなく、フィラリア・ノミ・ダニ予防、狂犬病予防接種、混合ワクチンもおこなっています。犬猫に多い消化器系の疾患では、嘔吐や下痢などがありますが、循環器の病気も多く、長期間に渡ってお薬の服用が必要になる場合もあります。特に心臓病は症状ができるのが遅く、聴診をしてみて初めて雑音に気づき、レントゲン検査や心臓の超音波検査を、となることが多く、早期検査・早期発見が大事です。歯科では、歯みがきができておらず、歯石が溜まった状態になっていることがよくあります。治療による犬猫への負担を減らすためにも、歯周病などお口の状態が悪化する前に、口腔内の定期的なお掃除とチェックをおこない予防をすることをおすすめしています。眼科では、加齢に伴う白内障や核硬化症などがありますので、眼の異常を感じたら早めの検査が大切です。また、当院ではトリミングとペットホテルも承っています。病院併設のトリミングサロンなので、病気を患っていてトリミングをさせるのに不安を感じる飼い主さんにも安心してご利用頂けます。当院では、病状に応じて、皮膚に合うシャンプーを使用しています。経験豊富なトリマーが、トリミング中に犬猫の異変に気づき、獣医師と連携をして早期治療につながることもあります。ペットホテルは、半日からのお預かりも可能です。水曜、日祝以外の、20~24時の間は夜間診療として急に具合の悪くなった動物の治療に対応しています。少しでも飼い主さんの心の支えになれるよう、できるかぎり対応したいと思っています。
犬猫の腫瘍と向き合うために大切なこと
大学では病理学研究室で、病気にかかった動物から採取した検体を顕微鏡でみて診断をするなど、学生の頃から腫瘍に関する勉強に力を入れてきました。腫瘍は全身の疾患に派生するので、内臓や心臓など幅広く学んだことが今の診療に活かせていると思います。犬猫も高齢化が進むと腫瘍が増えますし、人間同様、犬猫の死亡原因第一位は「がん」です。以前より診断技術が進歩したため、早めに発見して治療をおこなえるようにはなりましたが、一度腫瘍ができてしまうと、手術や抗ガン剤で手を尽くしても、最終的には数年後には亡くなってしまうケースが多いのが現状です。飼い主さんの辛いお気持ちは重々承知の上で、どのように治療をしていくかゆっくりお話をする時間を大切にしたいと思っています。飼い主さんの中には、積極的に手術をしたいというお考えの方もいれば、高齢で体力のなくなってきている状態で麻酔をかけての治療を希望されない方など様々です。犬猫にも個性はありますので、性格も踏まえて、いかに身体に負担をかけずに治療をおこなうか、そして、治療にあたりお金がかかることでもあるので、気持ちの面も現実的な面も総合的に考える必要があります。私が獣医師としてできることは、それぞれの事情を考慮した上で、治療の選択肢を広げ、飼い主さんに寄り添っていくことだと思います。獣医学的に最適な治療が犬猫にとって最適な治療とは限りません。「この病気に対してはこの治療」と決めつけるのではなく、「この病気を患っているこの子とその飼い主さんに合った治療」をしたいと思っています。皮膚にできる腫瘍は、見た目や触ることで、飼い主さんが気づくこともありますが、そのしこりが「炎症」か「腫瘍」かは、検査をしないと分かりませんし、内臓にできたしこりの場合、見つけづらい上に、見つかった時にはかなり進行していることが多く、毎年の定期検査が早期発見の鍵になります。腫瘍は早めに見つけることが一番大事で、犬猫は身体の不調を隠すという性質もあり、症状がでるのが遅いというのが特徴です。高齢になってきたら、半年に一度の検査が理想的です。
何でも話してもらえる獣医師でありたい
「何のために治療をしているのか実はよく分からない」とならないように、飼い主さんに病状や治療に関して理解をしてもらえるように努めています。獣医師から「これをした方が良い」と伝えるのは簡単ですが、通院してもらうのも、ご自宅で様子をみてもらうのも飼い主さんなので、信頼し協力できる関係をしっかり築くことを心がけています。そのためにも、「病院で先生に言いにくい」という状況は作りたくないと思っています。小さなことでも、何でも言える関係であれば、もし大きな病気が見つかったとしても、色々話して治療方法を決めていくことができます。飼い主さんあっての犬猫なので、飼い主さんが感じる疑問や不安に対して、誠心誠意対応していきたいと思います。例えば、ネットで検索できるような内容の質問であっても、自己完結せずに何でも聞いて欲しいと思います。犬猫に対しては、それぞれの性格がありますので、獣医師や動物病院の環境に早く慣れてもらえるよう、最初は様子を見て、いきなり処置に入らず、声をかけながら、少しずつ触れて、安心してもらえるように丁寧に診療をおこなっています。
これから受診される患者さんへ
普段と様子が違うなど、何か気になることがあれば、とりあえず…でも問題ありませんので、是非お越し頂ければと思います。ちょっとしたきっかけでも構いませんので遠慮なくお越し下さい。お話させて頂く中で解決できることもありますので、何でもご相談下さい。
※上記記事は2019年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
元風呂 晃 院長 MEMO
- 出身地:神奈川県
- 趣味、特技:サッカー、フットサル
- 好きな本:子供と一緒に見る図鑑
- 好きな映画:子供と一緒に見る仮面ライダーや戦隊もの
- 好きな言葉:一期一会
- 好きな音楽:邦楽
- 好きな場所:青森の十和田
グラフで見る『元風呂 晃 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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