阿佐谷ペットクリニック
杉並区/阿佐谷北/阿佐ケ谷駅
- 犬
- 猫
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- ハムスター
- フェレット
- その他
◎「最先端の医療技術・医療機器」の整った環境で「心を込めた診察」をご提供します◎
動物との関わり方や治療法は、決して画一的なものではありません。
『阿佐谷ペットクリニック』は飼い主様と動物の現状に合った方法を一緒に考えさせていただき、より良い答えを提供し、一緒に導き出したいと考えております。
飼い主様の様々なニーズに対応するため、鍼・灸・漢方など、東洋医学もとりいれ、動物に合った治療を実践。
眼・歯科・皮ふ・脳神経・リハビリテーション等についても、専門医と連携をとり当院で出来ることは当院にて対応できる体制をとっています。
飼い主様の気持ちに寄り添った診療を心がけていますので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
中西 章男 院長への独自インタビュー
私を獣医にしてくれた犬
ここは、母の実家のあった場所です。小さい頃、夏休みになる度に“おばあちゃんの家”に遊びに来ていたものでした。そしてここは、私が大学に通っていた頃からの住処でもあります。そこで私は、1匹の犬と1匹の猫と、長い時を一緒に過ごしたのです。なかでも犬のほうは、中学生の時から兄弟のようにして育った、私を獣医にしてくれた犬になります。
犬の名は、クーといいました。彼は私が中学生になった夏に我が家に現われるようになノラ犬さんで、やがて、毎度の食事を我が家でするようになり、いつしか家族の一員となっていったのです。
大学に進学し、京都から東京へと向かった私は、彼も一緒に伴うことになりました。クーはいたって元気な子でしたが、ある時期から空咳が出るようになり、心配になって診察を受けたところ、重度のフィラリア症であることがわかりました。その頃の日本獣医生命科学大学では、第一外科の黒川和雄先生がフィラリア症の研究を第一線でなさっていました。クーのこともあり、私は迷うことなく第一外科の門を叩くこととなったのです。
大学には、しばしばクーを伴いました。先輩や先生方は文句も言わず大目に見てくださり、私が診察中の時も誰かしら面倒を見てくれていました。今思えば、たくさんの人達に囲まれ、みんなに可愛がってもらったクーは、幸せな犬だったのだと思います。
動物病院は、病気を治すところでもありますが、同時に、動物の最後を看取る場所でもあります。クーの思い出を胸に、これからも動物たちがなるべく元気で長生きできるよう、そして、飼い主さんと一緒にできるだけよい最期を迎えられるよう、精一杯のサポートをさせていただきたいと思っています。
一般診療医のスペシャリストでありたい
目指すところは、ジェネラルのスペシャリストです。つまりは一般診療医ということになりますが、一次診療を受け持つクリニックとして、見落としのないようにしっかり診断をつけ、その中にこちらで手に負えないケースがあれば、より適した病院へ紹介させていただくことをスムーズにおこなっていきたいと考えています。
今は各分野の専門病院が増えてきています。餅は餅屋ではありませんけども、設備が充実していれば、その分、治せる病気も多いことは確かなこと。もちろん、距離があったり、「知らないところはちょっと…」という方もいらっしゃいます。その場合には、ここでできる限りのことをさせていただきたいと思っています。
治療方針としては、その日、わかったこと、わからなかったことを明らかにしていくことが要諦となるでしょう。今の段階で想定される病気の治療を優先していくのか。それとも、さらに検査を進めて、原因をハッキリさせてから治療へと移っていくのか。選択肢をご提示し、飼い主さんと一緒にその後の方針を逐一相談しながら決めていくスタイルをとっています。
医療的に良しとされることが、必ずしもその子と飼い主さんにとってベストとは限りません。ですから、飼い主さんの動物に対する思いを反映させていくことを第一に考えていきたいと思っています。
一番難しい病気の子に関しては特にですけども、なかなか病気が特定できなかったんですね。ただここの先生はたくさん人数がいらっしゃいますので症例をたくさん時間を使って話し合ってくださった結果あまり犬に症例がないものであることがわかったんですね。それで治療方針を決めることができたのでそういう意味でも普通だったらもう少し時間はかかったかもしれないんですけど、治療を開始するタイミングも早かったですしそれからもとても丁寧に診てくださって緊急的に半日間入院したりとかそういう措置もすぐに対応してくださったりしているので非常に心強く思います。