モネ動物病院
江戸川区/北小岩/小岩駅
- 犬
- 猫
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吉屋 覚 院長への独自インタビュー
穏やかで暖かな雰囲気の動物病院をめざして
最初のきっかけは小学生のとき。動物園をテーマにしたドキュメンタリー番組を観て「将来は動物に関わる仕事がしたい」と思った私に、両親がすすめてくれたのが獣医の仕事でした。「獣医」という言葉も職業も、そのとき初めて知ったのですが、子ども心に「とても面白そう」だと思ったことを今でもよく覚えています。
しかし、中学・高校時代には次第にコンピュータに興味を持つようになり、実は高校卒業後は一旦、コンピュータ関係の専門学校に進学しました。コンピュータの世界ももちろん楽しくはあったのですが、「これを一生涯の仕事にするのか?」と考えたときに、素直に頷くことのできない自分もいて……。そうしたときにふと頭に浮かんだのが、子どもの頃に憧れた動物関係の仕事だったんですね。それから受験勉強をし直して北里大学の獣医学科に進み、ようやく獣医としての道を歩み始めることになりました。
大学卒業後は、都内や千葉県内の動物病院に勤務。飼い主様との距離が近い診療を望んでいましたので、大型病院や専門病院ではなく、いわゆる「町の動物病院」をあえて選び、そこで10年以上にわたって経験を積みました。
元々、開業志向ではなかったのですが、勤務医として、また院長としてさまざまな経験を積むうちに、自分のなかでそうした気持ちが少しずつ芽生えてきまして、今年(2015年)の10月に当院を開業。ちなみに「モネ動物病院」という院名は、妻の助言で決めました。
生涯にわたり、光と色を追求した画家モネと同じく自分も生涯にわたり獣医としてやっていけるように、そしてモネの絵のように、穏やかで暖かな雰囲気の動物病院でありたいとの想いが、そこには込められています。
愛着のある北小岩の街で、犬・猫を中心に安心の医療を提供
当院はJR小岩駅と京成小岩駅のちょうど中間あたり、蔵前橋通りに面したビルの1階にあります。私は千葉県の出身ですが、中学生の頃にはよく自転車で小岩まで遊びに来ていました(笑)。そのため土地勘があったことに加えて、何よりこの街の雰囲気が昔から大好きでしたので、ここ北小岩の地を開業場所として選びました。駅からは少し離れているのですが、大通りに面した目立つ場所にありますので、「こんなところに新しく動物病院ができたんだ!」といった感じで当院のことを知っていただき、現在は主に近隣にお住まいの方を中心にご利用いただいています。連れて来られるワンちゃん・ネコちゃんの割合は、今のところだいたい半々くらいですね。
症状について、これまでの経験も踏まえて申しますと、ワンちゃん・ネコちゃんともに高齢化に伴う病気が増加傾向にあるように感じています。たとえばネコちゃんでしたら腎臓の病気。10歳を過ぎたら5~10頭に1頭は発症すると言われるくらい、高齢のネコちゃんにとっては身近な病気となっています。
一方、ワンちゃんの場合には腫瘍ですね。「まだ小さいから」と放っておくと、段々と大きくなったり、ほかの場所に転移したりしてしまいますので、日頃から体をよくさわってあげて、腫瘍に気づいたら早めにご相談いただければと思います。