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濱田 美保子 院長

MIHOKO HAMADA

三位一体バランスよい関係を心がけ
気軽に立ち寄れる「町の獣医さん」でありたい

濱田 美保子 院長

濱田 美保子 院長

みなみ成城動物病院

世田谷区/成城/成城学園前駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●猫

飼い犬の死がきっかけになり、獣医師を志す

濱田 美保子 院長

私はもともと動物が大好きで。自宅でも犬を飼っていたのですが、病気を予防する知識もないままに亡くしてしまった経験があり、それが獣医師を志す原点になったように思います。高校時代は生物学を専攻し、卒業後は麻布大学獣医学部へ進んで獣医師になりました。実はこの場所には以前から動物病院があり、私も獣医師としてたくさんの動物たちを診ていたんです。その後私が院長となって病院を引き継ぐことになり、地域の動物たち・飼い主さんの声に耳を傾けながら日々の診療にあたっています。

三位一体バランスよい関係を心がける

濱田 美保子 院長

当院は小田急線『成城学園前駅』から徒歩10分、バスで5分ほどの場所にあります。お車でお越しの場合には、駐車スペースをご用意しておりますのでご利用ください。当院は、獣医師である私・動物たち・飼い主さんが三位一体となって、バランスのよいトライアングルを描けるように心がけてインフォームドコンセプトを重視しています。お散歩の途中に気軽にお立ち寄りいただけるような、「町の獣医さん」でありたいと思っています。1階フロアには患者さん専用のペットホテルとトリミングスペースがあり、2階フロアに病院受付と診療室などがあります。犬・猫を専門に、土曜日・日曜日も診療を行っておりますので、気になる症状がありましたらどうぞお気軽にご来院ください。診療に少し時間のかかる東洋医学オリスティック外来も別途にもうけています(要予約)。

身体に優しい漢方や鍼灸など、東洋医学の考えも診療に取り入れる

濱田 美保子 院長

私が獣医師になって以来、人間と同じようにペットの世界でも高齢化が進み、高齢犬・老齢猫を診療することが増えました。それぞれのペットたちが自分の寿命を全うして、飼い主さんと暮らす日々の生活の質を高められるように。当院では高齢のペットたちの体にやさしい治療法として、西洋医学のほかに漢方や鍼灸など、東洋医学の考えを診療に取り入れています。たとえば性格が怒りっぽくなり、イライラしているワンちゃんの場合。イライラが続くと肝臓に熱がこもってしまうことがありますので、この場所を中心に鍼治療を行います。鍼灸治療をはじめた当初は私も半信半疑な部分がありましたが、飼い主さんから「何だか調子がいいよ」とおっしゃっていただくことが続き、たしかな手応えを感じています。また、抗がん剤治療を希望されないペットに対する緩和ケア的な意味でも、鍼治療は非常に有効なアプローチだと言えるでしょう。一方で漢方とあわせた食事指導では、飼い主さんによる「手作りご飯」を推奨しています。さまざまな栄養素がバランスよく含まれたフードによって、ペットたちが長生きできるようになったのは事実ですが、着色料や保存料の摂取は気になるところ。1日の食事量の半分でも、ご家庭の味を楽しませてあげて欲しいですね。

飼い主さんのお話をよくお聞きすることを心がける

アニマルコミュニケーションによって動物の気持ちがわかることもありますが(笑)、やはり診療に必要な情報は飼い主さんにお話いただくことになります。そして私が心がけているのは、何よりも飼い主さんのお話をよくお聞きすること。数値としてあらわれない異常や変化を知るためにも、話の裏側まで推測してお聞きするようにしています。「犬や猫に人間の世界のことは分からないだろう」と考えるかも知れませんが、そんなことはありません。ささいな夫婦喧嘩や、いつも居る人が居ないといった小さな変化が、家族の一員である彼らに与える影響は大きいのです。動物たちはとても敏感な生き物ですが、高齢のペットたちはさらにデリケート。去年まで普通に出来ていたことが出来なくなることもあり、飼い主さんはもちろん、まわりのサポートがとても重要になります。私はトライアングルの一角を担う獣医師として、お散歩の仕方や食生活のアドバイスなどを差しあげることで、彼らのQOL(生活の質)向上のためのお手伝いをしたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

犬の「しつけ」についてご相談をいただくことがありますが、私は子育てと同じように「その家のスタイル」があって良いと思います。「待て」や「ダメ」など、飼い主さんの言うことを理解して従うことができれば、公共の場で迷惑をかけることはないでしょう。ですから、他のワンちゃんが出来るからと自分のワンちゃんに無理な「しつけ」をすることはありませんし、飼い主さんも頑張り過ぎないこと。ご自分が体調の悪いときは無理をして散歩に連れ出す必要はありませんし、それをワンちゃんに理解させることも立派な「しつけ」だと思います。飼い主さんの辛い状態を見るのは、ペットたちにとっても辛いことです。お互いが無理せず楽しい毎日を過ごせるように、私が少しでもお手伝いできることがあれば、お気軽にご相談ください。

※上記記事は2015.5に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

濱田 美保子 院長 MEMO

  • 出身地:静岡県
  • 趣味:料理
  • 好きな本:宇宙や生命の本
  • 好きな言葉:「苦しいとき、神様が私に与えてくれた使命だから頑張ろう」、「ありがとう」
  • 好きな音楽:J-POP
  • 好きな場所:川があって、マイナスイオンが出ているところ

グラフで見る『濱田 美保子 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION