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宮澤 志織 院長

SHIORI MIYAZAWA

気軽になんでも相談できて頼りになる、街の動物病院の役割を果たしていきたい

麻布大学獣医学部獣医学科卒業。2017年より『高円寺動物病院』に勤務。2022年より現職(JR「高円寺駅」より徒歩9分)。

宮澤 志織 院長

宮澤 志織 院長

高円寺動物病院

杉並区/高円寺南/高円寺駅

  • ●犬
  • ●猫

動物のためになる仕事をやりたいという一心で

宮澤 志織 院長

ありきたりかもしれませんけども、子供の頃からただただ動物が好きで、動物のためになる一生の仕事に就きたかったのです。その動物のためになる仕事をいくつか並べて見た時、命そのものを助ける獣医師という仕事に目が向いたんですね。
麻布大学を卒業後、現在、私が院長を務めています『高円寺動物病院』に入職しました。都内10箇所くらいの病院で研修を受けさせていただき、患者さんとの距離の近さや雰囲気を好ましいと思い、こちらを選んだのです。2022年より院長に就任いたしました。患者さんはご近所の方がほとんどですが、駐車場の用意もありますので、杉並区内はもちろん、世田谷や練馬から来院されている方もおられます。

飼い主さんのご希望にできるだけ添えるように

宮澤 志織 院長

特に初診の飼い主さんは緊張もあって話しきれないこともあると思うんですね。主訴を伝えて、それだけで終わってしまうですとか……。そうしたことにならぬよう、「日常でお困りことはないですか?」など、積極的に私たちから質問を投げかけ、飼い主さんの希望を聞きだせるよう心がけています。

治療方針としては、決まったルールを設けてはおりません。「この病気にはこの治療」といった画一的な治療方針で臨むのではなく、新しいお薬や治療も積極的に取り入れ、飼い主さんのご希望にできるだけ添えるような治療を提案しています。

3名の獣医師が知見を持ち寄り、より適切な医療を提供

宮澤 志織 院長

当院には3名の獣医師が在籍しています。私に関しては、今現在も二次病院の救急科での診療を並行しておこなっています。一次病院と言われる街の病院と、二次病院では病気の種類も治療の内容も違ってきます。私自身は街の病院としての診療が好きなのですが、救急の経験があることが当院での診療に役立つ部分は大いにあると思っています。もう1人の獣医師は当院での診療と並行し、大学病院の整形外科に所属していて、その知見もこちらでの診療に役立っています。
当院では複数の獣医師がコミュニケーションをとって相談し合うことで、個々の患者さんへの対応がより柔軟で適切なものになっていく体制が取れていると思っており、同時に、それは私たちの強みとなっています。

街の動物病院としての役割を果たしていきたい

街の病院として、科の垣根なく、なんでも対応していくということが基本にあります。一方で、二次施設でしかできない治療や検査があることも事実で、そうした施設への紹介が必要であるかどうかを見極めていくことも大きな責務と考えています。何より重要なのは、未来を予測していくことです。例えば、朝から呼吸が速く、心配で駆け込んで来られた飼い主さんがおられたとしましょう。駆け込みやすいのは街の病院だからこそかと思いますが、当院で十分に対応可能なのか、それとも二次施設へすみやかに送るべきなのかをまず判断していくことになります。二次病院紹介後、治療内容の引継ぎや再発防止のための治療継続は街の病院としての重要な役割と認識しています。

これから受診される飼い主さんへ

『高円寺動物病院』では、シニア犬をはじめとするわんちゃん向けのトリミングサービスをおこなっています。高齢の子や病気を持っている子は、トリミングを断られることが少なくないんですね。お家の近くで、病院なら安心してできる、ということは大きなメリットだと思うのです。持病のある子や点滴などの医療処置が必要な子のサポートに、ホテルサービスもご好評いただいております。
動物に関わることは、すべてお受けしたい。そのような気持ちを持って様々なサービスを拡充してきました。病院=病気、というイメージのある飼い主さんもいらっしゃると思いますが、普段から気軽に利用し、相談いただける場所でありたいと考えています。日々の食餌のことであったり、飼い方であったり、なんでもいいのです。お電話での問い合わせも歓迎しています。気軽に話せて安らげる空間づくりにスタッフみんなで取り組んでいますので、動物のよろず相談所という感覚でお越しいただければと思います。

※上記記事は2024年8月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

宮澤 志織 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:麻布大学獣医学部獣医学科
  • 趣味:サウナ、映画鑑賞
  • 好きな映画:『LIFE!』(2013年・米)
  • 好きな場所:「自然が感じられるところ」

宮澤 志織 院長から聞いた
『犬の胆泥症・胆石症』

初期は明らかな症状はないため、エコー検査を含めた定期的な健診が大切

上腹部の痛みが現れることもありますが、そこまでいくと急性期となり、胆管閉塞や胆嚢破裂に進行する可能性があります。
実は私が飼っている犬が5歳の時に胆石症となりました。幸い、手術が上手くいき、今はもうすっかり元気なのですが、当時、胆石があることになかなか気づけなかったのです。残すわけでもなく吐くわけでもなく、食欲が特段落ちている感じもなかったんですね。唯一あったのが、いつもは一瞬で完食する子が、少し時間がかかるといったちょっとした違和感でした。血液検査をしても問題はなく、念の為エコー検査もしてみると、病気が見つかったのです。
獣医師としてはお恥ずかしい話なのですが、健康診断の重要性を改めて認識することになりましたし、皆さんもそういう疾患があるということを知っておいていただければと思います。

グラフで見る『宮澤 志織 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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