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金子 誠一 院長

SEIICHI KANEKO

ご家族が納得できる診療を目標に、誠心誠意、努めさせていただきます

日本獣医畜産大学卒業。埼玉県内動物園勤務を経て、都内動物病院にて小動物臨床に従事。2014年 に『オハナ動物病院』を開業(JR中央線「高円寺駅」北口より徒歩5分)。

金子 誠一 院長

金子 誠一 院長

オハナ動物病院

杉並区/高円寺北/高円寺駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●鳥
  • ●ウサギ
  • ●ハムスター

動物園の獣医さんから小動物臨床の世界へ

金子 誠一 院長

小さな頃から動物が好きだったものですから、動物の仕事に就きたいと思っていました。獣医師という職業の存在を知ったのは、イギリスの獣医を描いた小説を読んだことがきっかけでした。それから将来の職業として、獣医師が具体的な目標となったのです。
大学卒業後は動物園に就職しました。草食動物から爬虫類まで、幅広く診れることに魅力を感じたのです。非常に得難い経験となりましたが、その一方、獣医療としての研鑽を積むという一点において、大きな問題を抱えていました。野生動物の場合、診療すること自体が難しいことが多いのです。例えば皮膚が厚く、針も通らない動物もいますし、直接触ることが出来ない動物もいます。また危険が及ぶ状況も多く、容易にアプローチ出来ないということに悔しさやもどかしさを抱えるようになり、小動物臨床の現場に進み、獣医療をしっかり学ぶ機会を得たいと考えたのです。
その後、複数の都内動物病院で修養を続け、2014年に承継開業という形で開業を迎えました。自分が思い描く医療を一貫して届けたいと思うようになった頃、承継のお話をいただき、ありがたく引き受けさせていただくことになったのです。

犬猫に加え、小鳥の診療も

金子 誠一 院長

犬猫はもちろん、ウサギやハムスター、それから小鳥の診療もおこなっています。小鳥については専門で診ている病院も少ないわけですけども、専門ではないにしても、一定以上の水準で診ることが可能な病院でありたいと考えています。手術が必要な患者さんは専門の病院へ紹介することが多くなってきますが、中には手術を許容できない飼い主さんもいらっしゃいます。そうした場合には、専門病院と同等の内科療法を中心に対応させていただいています。小鳥を診るようになったのは、動物園で抱いた悔しい思いが原点にあります。私に出来る範囲のことでご満足いただけるような診療を提供したいと思い、今も勉強を続けています。

飼い主さんと動物が楽しく過ごせるようアドバイスもしっかりと

金子 誠一 院長

小鳥については、犬猫よりさらにお薬を飲ませることが大変な面があります。よって、飲めるお薬と飲ませなければいけないお薬を選んでいく必要がありますが、そのあたりの知識を飼い主さんにレクチャーして差し上げるのも私たちの役割と思っています。
患者さんへの情報提供という意味では犬猫も同様であり、特に発育段階における社会化への対応はしっかりとお伝えしています。例えば、ワンちゃんのお散歩がそうです。早い段階で適切におこなっていくことで人を怖がらなくなりますし、結果、飼い主さんとワンちゃんが楽しく過ごせることにつながっていくでしょう。診療やお薬の内容についてお伝えすることはもちろんですが、幸せで楽しい生活を送っていただくためのアドバイスもしっかりやっていきたいと考えています。

猫の個性に合わせて、猫が嫌がらないように

個人としては、猫が怖がらないような診療を心がけています。猫はあまりふれられたくない子もいますし、病院に来るまでずっと鳴きっぱなしという子もいます。そんな時、目隠しをするだけで鳴きやんだり、逆に、外が見えることで鳴かなくなったりすることがあります。タイプはそれぞれですので、その猫に合わせた対応を飼い主さんにご説明しながらおこなっています。
うちでも猫を飼っていますが、職業柄、色々と試すのです。遊びや食事、寝床など、それはもう様々です。上手くいくこともありますが、当然、失敗もあります。しかし、その失敗も、もしかしたら他の子にはぴったり合うこともあるんですね。うちの猫におんぶに抱っこという面もありますが(苦笑)。一方的にやり方を押し付けるのではなく、たくさんの選択肢を提示し、その子自身が合ったものを選んでくれればと思っています。

これから受診される飼い主さんへ

動物は何度も足を運んでもらえると、いろいろなことを覚えていきます。痛いことをされない間に、飼い主さんと私たちが穏やかに話すのを見て、「ここは大丈夫なところ」と覚えてくれたり、といったことですね。定期的な健康診断やワクチン接種の機会を通じ、通い慣れてもらえれば、いざという時に連れてきやすくなりますし、練習の意味でも、何か気になることがあればぜひ一緒に連れてきていただければと思います。

※上記記事は2024年12月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

金子 誠一 院長 MEMO

  • 出身地:千葉県
  • 出身大学:日本獣医畜産大学
  • 趣味:釣り
  • 好きな動物:ネコ
  • 好きな観光地:奥多摩
  • 座右の銘:「何事にも真面目に」

金子 誠一 院長から聞いた
『PBFD』

最初の換羽が始まる前に、遺伝子検査を受けることがオススメ

PBFD(Psittacine Beak and Feather Disease)とは、羽の形成不全を起こすウイルス性の疾患であり、セキセイインコによく見られるものです。目に見える症状として羽の形成不全が現れますが、PBFDはウイルス性の全身疾患であり、栄養失調になったり、命を落とすことも少なくないものになります。
治療としては、ウイルス薬を注射や内服によって投与することで発症を抑えることが可能です。しかし、治療開始のタイミング遅いと間に合わなくなることも多いと言われています。ですから、特にセキセイインコをお飼いになる方は、最初の換羽が始まる前に、PBFDなどの遺伝子検査を行うことが推奨されています。

グラフで見る『金子 誠一 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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