クローバー動物病院
渋谷区/恵比寿/恵比寿駅
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後藤 秀美 院長 & 後藤 類 獣医師への独自インタビュー
【後藤 秀美 院長】検診団体に就職するなど紆余曲折がありました
【後藤 秀美 院長】
子どもの頃から動物が好きでした。
小学生のとき、犬を飼っていたのですけど、死んでしまったんですね。それも日々弱っていくのがわかっていて、病院へ連れて行こうとしていた日に。私は一人っ子で友だちも少なかったので、その犬が唯一の遊び相手。ショックでした。涙が枯れるほど泣きました。
私の母が歯科医師だったこともあり医療系には馴染みもあり、獣医師になりたいという意識はその頃芽生えたのではないかと思います。
獣医師の大学を卒業したものの、事故に遭って国家試験の浪人を経験したり、生活のために検診団体に就職するなど紆余曲折がありました。
結局、獣医師として働いたのは離婚後、子育てしながらだったので正直大変でした。いくつかの動物病院で経験を積んだあと、なんとか自分のクリニックが開業でき、今年でちょうど20年目になります。
【後藤 類 獣医師】
母がクリニックを開業したのは、僕が高校生のとき。僕は祖母の影響もあり、歯科医師になろうと思っていたのですが、先に姉が歯科医師になってしまったので、歯科医師2人は必要ないだろうと。それで、将来何をしようかと考えていたときに母の仕事を見る機会があり、その大変さとやりがいに感化されて獣医師の道を選びました。
大学を卒業後、他のクリニックで経験を積んでからここへ。最初の頃は意見が合わず親子ゲンカばかりしていましたが、いまはお互いを認め合い、いい感じのクリニックになったと自負しています。
【後藤 類 獣医師】最初に考えるのは、ペットと飼い主双方が幸せになる方法
【後藤 秀美 院長】
獣医師の治療というのは人間の小児科に似ていて、飼い主さんが母親のような存在ですから、飼い主さんといろいろな話をします。食事や散歩のこと、ふだんの暮らしについてなどの何気ない会話の中に病気の原因やヒントが見つかることも。動物たちは話せません。それだけに、とにかくできるだけのことをします。
【後藤 類 獣医師】
診察して最初に考えるのは、ペットと飼い主双方が幸せになる方法。もちろん具合の悪いペットを治すことが先決なのですが、検査や治療によっては高額な費用がかかってしまうことがあります。検査で費用がかかりすぎたために治療に費用が出せない状況をつくるわけにはいきません。人としてとても悩ましいところなのですが、僕が思うのは、僕がベストな治療方法だと判断しても、ペットと飼い主さんにとってはそれがベストとは限らないということです。飼い主さんとペット、家族が幸せになる方法を一緒にみつけたいと思っています。
そこで大切になるのが、コミュニケーション。飼い主さんの考えや価値観、経済的な事情などを言ってもらえる信頼関係が築けるように心がけています。