岡崎 昭彦 院長
AKIHIKO OKAZAKI
『向き合うこと』を大切に
東京農工大を卒業後、豊島区の『久山獣医科病院』に勤務しました。その後『赤羽ペットクリニック』は、2013年に開院致しました。
岡崎 昭彦 院長
赤羽ペットクリニック
北区/志茂/赤羽駅
- ●犬
- ●猫
「この子達に何かしてあげられないだろうか」 そう考え始めたのが、この仕事を選ぶきっかけに
東京だとまず見ないでしょうけども、私の田舎では野良のネコちゃんやワンちゃんが普通にいたりしたんですね。その子達を家に拾ってきては世話をしていたのですが、何も出来ないまま……ということも少なくなかったのです。「この子達に何かしてあげられないだろうか」 そう考え始めたのが、この仕事を選ぶきっかけとなりました。小学校の文集には、「獣医師になりたい」と書いていたようです。実は、自分ではそのことをまったく憶えてなくて、東京へ出てくる際、荷物の整理をしてて初めて気がついたくらいなんですけどね(笑)。
東京農工大を卒業後、豊島区の『久山獣医科病院』に勤務しました。久山先生は徹底して飼い主さんと動物に向き合われる方で、獣医師になって最初に先生とお会い出来たことで、今につながる芯のようなものを授かったと思っています。
『赤羽ペットクリニック』は、2013年に開院致しました。私たちに出来ることは限られていますが、その子が元気でいられるように、そして、飼い主さんとその子が心豊かな生活を送れるように、精一杯のサポートをさせていただければと思っています。
『向き合うこと』を大切に
当院では、『向き合うこと』を大切にしています。動物たちと向き合う、患者さんと向き合う、病気と向き合う、いのちと向き合う、簡単なことではありません。だからこそ時間をかけ、飼い主さんには動物のこと、病気のこと、いのちのことを知ってもらいます。些細なことから大きな病気が見つかることもありますが、その些細なことを見つけてもらうにはしっかりと向き合ってもらわなければいけません。そして僕らも細かいところまで診るためにはしっかりと向き合わなければいけません。スタッフ一同でそのような向き合う時間を大切にサポートしていきたいと思います。小さなことでも何でも相談できる病院でありたいと思っています。
クリニックで過ごす時間の中にも、ヒントがたくさん隠されている
動物はもちろん、飼い主さん、病気、様々なものに誠実に向き合っていきたいと思っています。クリニックでは、膝をついた状態で問診をおこなうことがよくあります。動物と同じ目線になることで、緊張してる子達がこわがることがないように、という配慮です。しかし、皆が皆それで良いというわけではありません。「遊びたい、遊びたい」と飛びかかってくるような子の場合には、あえて“立って”飼い主さんのお話をうかがいます。そうすることで、甘えのある動物たちをさとすことが出来るんですね。
動物の場合、しつけの問題が病気につながってくることがあります。前足をずっとなめ続けている子がいたとして、そこに皮膚病があればもちろん治療をおこなわなければなりませんが、治療が終了してもなめ続けるケースが多々あるのです。これは不安行動と呼ばれるものですが、その行動が治らない限り、また皮膚炎を繰り返すことになってしまいます。
クリニックで過ごすちょっとした時間の中にも、ヒントがたくさん隠されています。そのヒントを掬いとることで、その子を理解し、病気を未然に防ぐことにつながっていくのです。
病気に至った原因を考え、多角的にアプローチしていく
病気そのものを治すことはもちろん、病気に至った原因を考え、多角的にアプローチしていく方向をさらに進めていきたいと考えています。病気を診ていく上で、診断の1つひとつにプロセスというものがあります。この病気にはこうした過程がある、この治療の結果にはこういう意味がある。そのプロセスは、飼い主さんにも共有していただくべきと考えています。知ることで不安もなくなりますし、知っていたからこそ、早い段階での治療がおこなえるようにもなるのです。
一般に、治療とはより高みを目指すものでしょう。ジャンプをする時、一旦しゃがんでから飛ぼうとしますよね。それと同じで、より良い状態を目指そうとすれば、より深くしゃがむ必要があります。ところが、高齢の子や病気の重い子は、しゃがもうとして、ころんでしまうこともあるのです。
あえて高みを目指そうとせず、今の状態を長く保つ、良い形で上手く付き合っていくという選択肢も考えられます。そしてそれには、病気についての十分な理解が不可欠です。すべてを知っていただいた上で、その子にとって、飼い主さんにとって、双方にとってベストな選択肢を提案していけたらと考えています。
見た目の小さな変化が、身体の中の大きな変化を表していることも
クリニックでは爪切りを無料でおこなっていますので、お散歩中も気軽に立ち寄っていただきたいですね。動物にとって過度な緊張も負担の1つになります。クリニックはいつも緊張を強いられるところではなく、楽しく遊んで帰れる場所だと、動物たちに知ってもらうことも今後のプラスとなるのです。
小さな変化であっても様子を見ることなく、まずは動物病院にご相談ください。見た目の小さな変化が、身体の中の大きな変化を表していることもあります。電話1本掛けていただくことでも充分です。それによって、様子を見て良いかどうかの判断が付くこともあります。遠慮なさらず、気軽にご相談していただきたいですね。
※上記記事は2014.11に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
岡崎 昭彦 院長 MEMO
- 出身地:佐賀県
- 趣味:からだを動かすこと
- 愛読書:獣医学関連書籍
- 好きな映画:レオン、カンフー・パンダ、ジブリ作品
- 好きな言葉:為せばなる為さねばならぬ何事も
- 好きなアーティスト:久保田利伸
- 好きな場所:お酒がある場所
グラフで見る『岡崎 昭彦 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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