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天野 祐太 院長

YUTA AMANO

地域に根ざした獣医療の提供を目指して――。「最初の一歩」を大切に、暮らしに寄り添う診療を

日本獣医生命科学大学卒業。首都圏各地の動物病院で経験を積み、腎臓・泌尿器系の病気の専門性を高める。2025年2月に『阿佐谷北動物病院』を開設し、現在に至る。

天野 祐太 院長

天野 祐太 院長

阿佐谷北動物病院

杉並区/天沼/阿佐ケ谷駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●ウサギ
  • ●フェレット
  • ●ハムスター
  • ●その他

獣医師家系の3代目として腎臓・泌尿器を中心に幅広く経験を積む

天野 祐太 院長

私の家は祖父の代から獣医師の家系で、私は3代目ということになります。祖父の頃は軍馬などの診療を行っていたようですが、父の時代になると犬や猫などの小動物を診療することも増えてきて、父の影響を受けた私も小学校の頃から「学校の先生」か「動物のお医者さん」になりたいと思っていました。
大学卒業後は東京、埼玉、千葉など首都圏各地の動物病院で診療にあたり、さまざまな症例を経験しました。中でも高齢のペットに多くみられる腎臓や泌尿器の病気に対する専門的な知識を身につけてきたことは、獣医師としての自分の強みです。単に病気を治療するだけでなく、病気と上手に付き合っていく必要のある慢性疾患を抱える動物たち、そのご家族に寄り添った診療ができることも当院の特徴と言えるでしょうか。

愛着のある地域に開業し、動物たちと飼い主さんの生活を支えていく

天野 祐太 院長

阿佐ヶ谷駅からのんびり歩いて15分ほどの場所に『阿佐谷北動物病院』を開いたのは2025年2月でした。祖父や父の動物病院があった杉並区は私にとっても馴染み深い地域ですし、「地域に根ざした診療をしたい」という思いを実現できる理想的な場所にめぐり合えたことをとてもうれしく思っています。
診療対象となる動物は、犬・猫を中心にうさぎ、ハムスター、フェレット、モルモットなどの小動物です。木のぬくもりを感じるリラックスした雰囲気の院内には猫専用の診察室を備えているほか、予約制の「キャットタイム」も導入しておりますので、元気なワンちゃんはもちろん、デリケートなネコちゃんの診療も安心してお任せください。地域の皆さまに「ここに来てよかった」と言っていただけることを目標に、がんばっていきたいと思います。

コミュニケーションを重視して、ベストな治療を見つけたい

天野 祐太 院長

当院では動物たちの病気やけがの治療を行う一方で、ワクチン接種や健康診断などの予防医療にも力を入れ、動物たちと飼い主さんの幸せな生活が長く続くようサポートしたいと考えています。最近は人間と同じように動物たちも長生きするようになっていますから、高齢の子がなりやすい慢性腎臓病や尿路結石症に対する専門的な診療が行えることも当院の強みです。飲水量や尿量が多いこと、逆に尿が出ていない様子だったり、何度もトイレに行くなどの症状があったりしたら、お気軽にご相談ください。
診察の際は実際に動物たちの体をさわり、検査などをして診断をつけますが、病気が見つかった場合にどのような治療をするのかを決めるのは飼い主さんです。人間の言葉を話せない動物たちの家族である飼い主さんとしっかりとコミュニケーションを取り、その子にとって一番いい治療を考えたいと思います。もちろん治療によって元気になってもらえるのが一番ですが、たとえ完治が望めない病気だったとしても動物たちの生活の質を維持できるようにすることが自分の役割だと思っています。

「最初の一歩」を大切に、暮らしに寄り添う診療を

最近は医学の進歩によって1つの病気に対して複数の治療選択肢をご提案できるケースがあります。飼い主さんとしても、できるかぎりの治療をしたい、体に負担をかける手術は避けたいなど、治療に対する考え方はそれぞれに異なります。そうしたなかで私が大事にしているのは、「最初の一歩」を選ぶまでのプロセスです。それぞれの治療法のメリットやリスク、費用面などについても丁寧にご説明して、飼い主さんご自身が納得して治療選択できるようサポートしています。
治療の最初の一歩が決まれば、あとは動物たち・飼い主さん・獣医師の三者が協力して前に進んでいくだけです。そうして日々の生活を共に歩んでいき、どこかで分岐点が現れたら、そのときにまた話し合って進むべき道を考える……。そんなふうに動物たちや飼い主さんに寄り添いながら診療していきたいなと思います。

これから受診される飼い主さんへ

阿佐ヶ谷の町に動物病院を開いた今の目標は、地域の方々に「ここに動物病院が出来てよかった」と言っていただけるようになることです。初めての場所に足を運ぶことは、動物たちや飼い主さんにとって緊張を伴うものかもしれませんが、「治療に行く」というより「相談しに行く」ような感覚でお越しいただけたらうれしいです。
実際に当院では、いつでもふらりと立ち寄っていただけるように「お散歩カード」を発行していて、当院スタッフや飼い主さん同士のコミュニケーションの場もご提供しています。ペットホテルやトリミングサロンも併設しておりますので、病気のときもそうでないときも気軽にお立ち寄りください。

※上記記事は2025年2月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

天野 祐太 院長 MEMO

  • 出身地:東京都杉並区
  • 出身大学:日本獣医生命科学大学
  • 趣味・特技:食べること、料理
  • 好きなアーティスト:Ado、あいみょん、YOASOBI
  • 好きな場所・観光地:ディズニーリゾート、長野県
  • 座右の銘:「感謝の気持ちを言葉で表現する」

天野 祐太 院長から聞いた
『犬・猫の腎臓病』

初期の腎臓病は食事・サプリでの対策が可能

腎臓病は犬や猫の死因の上位に入る病気ではあるものの、はっきりとした原因はまだ分かっていません。遺伝性のこともあれば、食生活が原因になることもあり、肉食のネコちゃんの場合は。長期にわたりたんぱく質を摂取し続けることが腎臓に負担をかけると考えられています。
そのため、若い年齢からの生活環境によっても、将来的な腎臓病の発症リスクを下げることは可能です。

腎臓には尿をつくる役割がありますから、何らかの障害があると「おしっこ」に異常がみられるようになります。とはいえ飼い主さんが尿を見ただけでは異常があるかどうかの判断が難しいため、すでに腎臓に軽く問題がある場合は2~3か月ごと、そうでなくても6か月ごとに定期的に検査を受けていただくことをおすすめしています。もちろん総合的に検査をしないと腎臓病の発見が遅れてしまう可能性もあるかとは思いますが、尿検査のみの検査でも腎臓の状態を把握するための手段としてはすごく良い検査だと考えています。1年に何回も定期的に身体全体の検査をするのは大変なことだと思いますので、毎回ではないにしてもそれを尿検査だけに置き換えることを考えた場合、負担が軽くなるのではないかと思います。

腎臓病はステージによって治療法が異なり、初期であれば食事内容を見直すだけでも腎臓の機能維持に役立ちます。最近は腎臓病の子のための食事やサプリメントなどさまざまなタイプがありますから、治療のハードルもそれほど高くないのではないでしょうか。

その子その子の生活スタイルに合わせて、一緒にご相談しましょう。

グラフで見る『天野 祐太 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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