手先が器用だった少年時代。

私は子供の頃から細かい作業をするのが得意で、プラモデル作りなどの遊びが大好きでした。自分を含めて家族みんなが「サラリーマンには向いていない」と認識していたこともあって（笑）、日本大学松戸歯学部に学んで歯科医師になりました。卒業後は埼玉県内の歯科医院で経験を重ね、江戸川区のクリニックでは院長の仕事を任されていました。その後『人形町きんざ通り歯科クリニック』を開業したのは、2013年9月のこと。その昔、銀をつくっていた「銀座」に対して、金をつくる「金座」があったのがこの界隈。「ぎんざ通り」ではなく、『人形町「きんざ通り」歯科クリニック』ですのでお間違いなく（笑）。

患者さんのライフスタイルに合わせた診療時間を実践。

歯科・小児歯科・矯正歯科・歯科口腔外科の『人形町きんざ通り歯科クリニック』は、院名にもなっているように、人形町駅から徒歩1分ほどのビルの2階にあります。実は開業にあたっては、愛車（自転車）でいろいろな地域をリサーチしたのですが（笑）、銀座・日本橋あたりから人形町に入ったとき、何とも言えない楽しさを感じたというか、歴史ある下町の雰囲気に心惹かれるものがあって。クリニックのロゴマークにも「日本橋七福神めぐり」にちなんだ宝船のモチーフを採用したんです（笑）。来院されるのは、このエリアにお勤めの方々を中心に、地域にお住まいの方が多くいらっしゃいます。また時には、以前勤務していた江戸川区時代の患者さんがお見えになることもあり、とても嬉しく思っています。そんな患者さんに対応するため、当院の診療時間は平日夜9時まで。土曜日・日曜日も午後5時まで診療を行っていますので、皆様のライフスタイルにあわせてご来院ください。

患者さんに無理をさせず、最善の治療を提供。

勤務医時代から一貫して心に留めているのは、「すべては患者さんのために」ということ。年齢も症状も異なる患者さん一人ひとりに、最善の治療をご提供したいと考えているのです。そのためにはまず、治療に対する不安を取り除いて信頼関係を築くことが大切。治療を開始する前にはカウンセリングの時間をじゅうぶんに取って、患者さんにご理解いただけるまでお話するようにしています。今、お口の中にはどのような症状があるのか？どんな治療法が考えられるのか？など。分かりやすい言葉で丁寧にご説明し、専門家としてのアドバイスを差しあげるわけですが、どんな治療法を選ぶのか、その決定権は患者さんにあります。たとえば入れ歯をご希望の方に対して、無理にインプラントをおすすめするような事はありませんのでご安心ください（笑）。また、少しでも多く患者さんとお話ができるように、時間の許す限り診察室から出て、受付スタッフと一緒にお見送りをすることも心がけています。治療に関することだけでなく何でも話し合えるように、患者さんとのコミュニケーションを大切にして行きたいと思っています。

「きちんと咬めるようになる」治療で、身体の痛みも改善。

これから受診される患者さんへ。

歯科医院というと何だか敷居が高いような、お堅いイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。私はそんなイメージを払しょくしたいと思い、来院しやすい・明るい雰囲気づくりを心がけています。当院では患者さんをなるべくお待たせすることがないよう、予約制とさせていただいていますが、急患には随時対応しています。お口のトラブル・不安なことがありましたら、まず私たちにご相談ください。

※上記記事は2014.08に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。