中島 陽 歯科医師
YOH NAKAJIMA
ご自分の歯で一生過ごしていただくため
すべての患者さんに最善の治療計画を提案
大学卒業後、付属病院の歯科補綴第二講座に入局。埼玉県内の歯科医院で幅広い診療に携わり、スキルを磨く。その後、今も現役の父をサポートする形で『中島歯科医院』で診療を始め、現在に至る。
中島 陽 歯科医師
中島歯科医院
中野区／松が丘／新井薬師前駅
- ●歯科
同じ環境にある親友の存在が、歯科医師をめざすきっかけに
祖父と父が歯科医師であったことというのは1つですね。しかし、その父の跡を継ごうという思いは当初はそれほど強いものではありませんでした。ところがそれを後押ししてくる存在がいたのです。幼なじみで、私と同じく家が歯医者さんである親友が、「僕は歯科医師を目指す」と私に話してくれました。彼の強い思いに徐々に感化されていった私は、いつしか彼とともにこの道を目指すようになっていたのです。
歯学部を卒業後、母校の付属病院の歯科補綴第二講座に入局し、その後、埼玉県内の歯科医院に勤務して研鑽を積みました。ご存知の通り大学病院は深い専門性を有するものの、広く患者さんを診るという場所ではありませんから、地域の歯科医院で、一から十まで患者さんを診るという経験を積みたかったのです。
私が帰ってくるということを機会に今の場所に医院を移して20年弱が経とうとしています。『中島歯科医院』はもともと父が40年ほど前に開いたものでした。父は現在78歳になりますが、今も昔と変わらず元気に診療を続けています。
患者さんのライフスタイルに合わせて、最善の治療計画を
その方のライフスタイルに合った診療方針を立てていくということですね。人それぞれに生活というものがあります。例えば、「痛いところだけ、とにかくすぐに治して」という方もいらっしゃいますし、「半年先には通える時間が出来るから、その頃に…」という方もいらっしゃる。歯医者さんは、治療を終えるまでどうしても複数回いらしていただかなくてはなりません。自分の生活のスタイルに合ってないことが理由で治療が中途で終わってしまう。それは歯科医師にとってもっとも悲しいことなのです。当院においては、まずその方に合った治療計画をお示しするということが治療における大前提と考えています。
ご自分の歯で一生過ごしていただくため、予防歯科を重視
患者さんの主訴をうかがった上でのこととして、当院では予防歯科を重要視しています。私は大学で主に入れ歯治療に携わっていたものですから、“天然の歯”の大事さ、ありがたさというものを患者さんを通して教わってきました。しっかりとした入れ歯が出来て噛めるようになる。すごく喜んでいただけるのですが、やはり、自分の歯と比べると美味しさの度合いが違うのです。だからこそ、自分の歯で一生を過ごしていただきたいと願っています。
当院ではレントゲンやCCDカメラを用い、口腔内の状況をまず知っていただくところからお話を始めていきます。今の自分のお口がいかに危ないか、どうすればこの状況を改善出来るかを知っていただくのです。お口の状況が悪いままではいくら良い治療をしても元の木阿弥です。これは最終的に入れ歯を適用する場合でも同様で、他の歯の状態が良くなければ、結果として「よく噛めない」という状況に陥ります。
まだお若い20代前半の患者さんが、自主的に通ってこられるようになったことがありました。その方は本当にひどいお口の状態だったのですが、定期的に通院してこられるようになり、「お肉を食べられるようになった」とお喜びになっていました。患者さんの努力が実を結んだケースですが、こちらの熱意が少しでもお役に立ったのかと思いますと、私たちも非常に幸せな気分になります。
常に自己研鑽を忘れず、スキルアップを図る
私は個人的に所属しており、勉強会等に出席して皆で日々研鑽を積んでいるところです。スタディグループでは自らが手掛けた症例を出し合い、それを材料にして討論を重ねていきます。優れた治療の過程をつぶさに見れるというのは学ぶことも多いですし、またモチベーションのアップにも効果的です。
自分の症例を見てもらうこともありますが、それはもう、怖いですね（笑）。医療とは科学ですから治療の選択については根拠が必要になってきます。ところが、症例の部分部分を細かく見ていきますと、一般的な治療の“流れ”に追随したと思えるようなケースを稀に見かけることがあります。当然、そこには皆からの批判が集中するわけです（苦笑）。その批判の1つひとつが糧になることは間違いありませんし、1人で殻に閉じこもるのではなく、皆で切磋琢磨していくことで、より患者さんの利益につながる治療を提案していけると考えています。
これから受診される患者さんへ
8020運動をご存知でしょうか。80歳を越えてなお、20本以上自分の歯を残していく。当院においても予防歯科のメリットを皆さんにご理解いただき、そこを目標に日々の診療に取り組んでいます。自分の歯で一生美味しく食べていただくためのツールとして当院を有効に活用していただければ、歯科医師としてこれに勝る幸せはありません。お口にまつわることでしたら、どうぞお気軽にご相談ください。全力で皆様のお口の健康をサポートしていきたいと考えています。
※上記記事は2014.8に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
中島 陽 歯科医師 MEMO
- 生年月日：1965年4月8日
- 出身地：東京都
- 血液型：A型
- 趣味・特技：野球（少年野球のコーチもやってます）
- 愛読書：日経トレンディ
- 好きな映画：コメディ
- 座右の銘もしくは好きな言葉：継続は力なり
- 好きな音楽：J-POP
- 好きな場所：世界遺産めぐり
グラフで見る『中島 陽 歯科医師』のタイプ
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穏やかで明るく話しやすい先生 |  |
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| 穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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