けやき歯科クリニック

八杉 俊 院長への独自インタビュー

「父のようになりたい」、兄弟揃って歯科医に。

歯科医師である父を見て育ったことが一番大きなきっかけと言えるかもしれません。父は神楽坂に歯科医院を構えていて、私は小さい頃からそちらに出入りし、模型を使って遊んでいたようです。「父のようになりたい」という思いは、徐々に芽生えてきたもので、先に父と同じ道を歩んだ兄を追うようにこの世界へと足を踏み入れたということになります。
大学を卒業後は付属病院の総合歯科に入局しました。オールマイティーに患者さんを診れるようになりたいという思いからこの科を選択し、父の元での修行と並行しての勤務を続けました。その後、綾瀬市と越谷市の歯科医院に勤務し、2007年に『けやき歯科クリニック』を開設しました。
私は商店街独特のほのぼのとした感じが好きでして、そこに惹かれてこの街での開業に至りました。患者さんの中には焼き鳥を持ってきてくださったり、お団子を持ってきてくださったりという人もいらっしゃいます。人の温かさとつながりを感じられるこの場所で診療を続けていける喜びを改めて感じている次第です。

患者さんとの何気ない会話も、大切な治療情報収集源。

東武東上線 上板橋駅北口より徒歩2分ほどの当院周辺は、歴史ある商店街ですので、代々こちらにお住まいの方も多く、お子さんからご年配の方までご家族でいらしていることが多いですね。診療をしていても目の前の患者さんを診ながら、ご家族や周りの方を同時に診ているような意識でいます。やはり家庭環境や何のお仕事をされているかなど、何気ない会話から治療に役立つ事柄も多いのです。お口を扱うわけですから診療中にずっと話し続けるわけにはいきませんが、患者さんに構えることなく話していただけるようなクリニックでありたいですね。

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