入谷ふくろう歯科

松永 壮敏 院長の独自取材記事

松永 壮敏 院長

患者さんの理解を第一に考えた診療を。あらゆる方に『笑顔』を届けられるように

松永 壮敏 院長マツナガ タケトシ

日本大学松戸歯学部 卒業。同大学歯学部付属歯科病院 口腔外科に入局(日本口腔外科学会認定医)。2022年8月に『入谷ふくろう歯科』を開院。

家族の背中を見て歯科医師の道へ

松永 壮敏 院長

祖父も父も歯科医師であり、三代続く、いわゆる歯科医師の家系に育ちました。子どもの頃から父の仕事を見て育ったこともあり、自然と歯科医師という職業が身近にあったのは確かです。ただ、実のところ最初から強くこの道を志していたわけではありません。もともとはITやエンジニアのような分野にも興味があり、パソコンに関わる仕事をしてみたいという思いもありました。そんな中で母の願いもあり、日本大学松戸歯学部に進学したのです。とはいえ、最初は「歯科医師になったんだな」という実感があるくらいで、強い使命感を抱いていたわけではなかったというのが正直なところでしょう。転機となったのは、実際に患者さんを治療するようになってからです。自分が治療した歯がきれいに治り、患者さんから感謝の言葉をいただく機会が増え、徐々に歯科医師としての自覚と、やりがいを感じるようになっていきました。

大学卒業後は母校の付属病院の口腔外科に入局しました。大学病院では約7年間にわたり多くの症例を経験しました。その後、開業医のもとで勤務医として経験を積みながら診療を続け、2022年、入谷の地で『入谷ふくろう歯科』を開業しました。当初は開業にあまり積極的なほうではなかったのですが、大学の先輩から背中を押されたことや、父に開業した姿を見せたいという思いも重なり、決断したのです。

口腔外科で培った「診査・診断」の大切さ

松永 壮敏 院長

大学病院で口腔外科に携わった経験は、現在の診療にも大きく役立っています。特に親知らずの治療では、「抜くか抜かないか」「ここで対応できるのか、それとも大学病院などへ紹介すべきか」という判断が非常に重要です。最初の段階で適切な判断をすることが、結果として患者さんの負担を軽減することにつながります。

歯科医療で最も重要なのは「診査・診断」です。口の中の状態をしっかり確認し、何が起きているのかを正しく把握できなければ、適切な治療はできません。大学病院では一般の診療所ではあまり経験できないような症例にも多く触れ、その経験を通じて判断力を養うことができました。
現在の診療でも、外科的な処置にはできるだけ対応しています。特別に「得意分野」という意識を持っているわけではありませんが、外科の経験があることで、他の先生が少し躊躇するような処置でも落ち着いて判断できるようになりました。患者さんにとって最善の方法を選ぶこと、それが私の役割だと思っています。

納得して治療を受けていただくための“見える化”

松永 壮敏 院長

当院では、いきなり治療を始めるのではなく、まずお口の状態をきちんと確認することを大切にしています。急性の痛みなど緊急の場合を除き、レントゲン撮影や口腔内写真の撮影など、一定のルーティンで必要な検査を行い、現在の状態を患者さんご自身にも見ていただきます。「ここにむし歯があります」「ここに被せ物があります」といった形で、目で見て理解していただいてから治療を進めるのが基本です。
歯科治療は、患者さんからすると「口の中で何をされているのか分からない」と感じることが多いものです。だからこそ、治療前後の写真をお見せしながら説明し、納得していただくことを重視しています。いわば“見える化”することで、不安を減らし、安心して通っていただける環境を作りたいと考えています。

お子さんから大人まで、通いやすい歯科医院を目指して

開業から数年が経ち、患者さんの年齢層は徐々に広がってきました。現在ではご年配の方に加え、20代から40代の方、そしてお子さんまで、幅広い世代の方に通っていただいています。お子さんの来院をきっかけに親御さんも通われるようになるなど、ご家族でご利用いただくケースも増えてきました。

お子さんに関しては、まず歯科医院に慣れてもらうことが何より大切と考えています。そのため院内にはキッズスペースを設け、親御さんと一緒に過ごせる環境を整えています。将来的には親子で並んで診療やクリーニングが受けられるような体制も視野に入れています。また、本やお絵描きツールを用意し、治療後にはご褒美もあるなど、歯医者に対するハードルを少しでも下げられるよう工夫しています。
小さい頃から定期的に通う習慣が身につくと、むし歯予防だけでなく、歯並びの変化にも早い段階で気づくことができます。成長過程にあるお子さんは歯の生え変わりに伴って噛み合わせや歯列が変化していくため、その中で矯正治療が必要になるケースも少なくありません。当院では矯正に関しては専門の歯科医師と連携し、ワイヤー矯正やマウスピース矯正など、それぞれの状態に応じた選択肢をご提案できる体制を整えています。

早い段階から歯科医院に通い、必要に応じて矯正も含めたケアを行っていくことは、その後の人生において大きな意味を持つと感じています。歯のことで悩むことが少なくなるよう、成長に合わせて長く寄り添っていける歯科医院でありたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

歯医者という場所に対して、「怖い」「痛そう」というイメージを持っている方は少なくありません。そうした理由で受診をためらっている方にも、ぜひ一度足を運んでいただきたいと思っています。実際に来てみて、「歯医者ってこんな感じなんだ」と感じてもらえるだけでも、通院のきっかけになるのではないでしょうか。

当院では歯科のハードルとなる「痛み」に対しても最大限の配慮を行なっており、麻酔をする前には表面麻酔を行うなど、段階的に処置を進めることで、できるだけ痛みを感じにくいようにしています。それでも不安を感じる方は多いと思いますので、丁寧に説明しながら進めていくことを心がけています。

私が歯科医院を開業する際に大切にしたのは、「来てよかった」と感じていただける場所にすることです。治療後に安心してお帰りいただき、「またこの先生に任せたい」と思っていただける、そんな歯科医院でありたいと考えています。
医院名の「ふくろう」には「幸福」という意味も込めています。お口の健康を通して、患者さんが前向きな気持ちになれるよう、これからも寄り添っていきたいと思っています。

※上記記事は2026年3月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

松永 壮敏 院長MEMO

出身地:
群馬県
出身大学:
日本大学松戸歯学部
趣味:
ドライブ、旅行
好きなこと:
クルマ(乗り物)
好きな観光地:
宮古島
座右の銘:
「全力投球」

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