木村 陽介 院長
YOUSUKE KIMURA
保険診療の範囲では難しい、患者さんが満足できる完全な治療を提供したい。
早稲田大学を在学中に歯科医を目指すことを決意、北海道大学歯学部に入学。卒業後は自由診療専門の歯科医院や医局で経験を積む。その後、東京駅、京橋駅近くを選び開業。
木村 陽介 院長
八重洲歯科クリニック
中央区／京橋／京橋駅
- ●歯科
早稲田大学を辞め、北海道大学の歯学部に。
当初は教師を目指していたのですが、子どもの頃に歯のことで苦労した経験や、組織の中ではなく個人で仕事がしたいという想いなどもあって、歯科医の道に進むことを決意。当時通っていた早稲田大学を辞めて、北海道大学の歯学部に入り直しました。早稲田には中退する人間が多かったものですから、私自身は学校を辞めることに何の抵抗もなかったのですが、むしろ驚いたのは家族の方だったと思います。実は早大中退も、その後の北大受験もすべて親には内緒でした。その頃は、大学合格者の名前が新聞でも発表されていたのですが、早大に通っているとばかり思っていた息子の名前が紙面にあるのを発見して、親はとてもびっくりしたと言っていました（笑）。それでも、怒ることも反対することもなく、両親は快く送り出してくれましたけれどね。
大学入学前から自分が目指すべき歯科診療のイメージを明確に持っていましたので、在学中はそのための勉強、具体的には自由診療のための勉強に励みました。海外の論文なども多数精読していましたので、この分野についてはおそらく医局員よりも詳しかったと思います。そして大学卒業後も、この道を邁進すべく自由診療専門の歯科医院を探して就職。そこで3年間、さらに医局で1年間過ごしたのちに八重洲歯科クリニックを開業しました。1990年の開業ですので、もうかれこれ25年近く、東京駅と銀座線京橋駅に程近いこの地で歯科医をしています。
材料・技術・時間のすべてにおいて最高な治療を届けたい。
当院の特徴は何と言っても「自由診療専門の歯科医院」であること。審美歯科やインプラント治療に特化した形の「自由診療専門の歯科医院」はよくありますが、当院のように、一般歯科を手がける「自由診療専門の歯科医院」というのは珍しいと思います。数が少ないぶん横のつながりは強固で、同じく自由診療を追求する先生たちとは定期的に勉強会を開いて、知識の研鑽に努めています。
さて「自由診療」というと、「高価な材料を使用する」「費用が高額である」といったイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、それは自由診療の限定的な側面に過ぎません。もちろん、高価な材料を使用することもありますし、費用が高額になることもありますが、それはあくまでもケースバイケースで、むしろその方の症状に対してもっとも適し優れた治療を、時間をかけて丁寧に行うことができるというところに自由診療の要諦はあります。保険診療が「保険」という名の制約下で行われる不自由な診療だとすれば、自由診療というのは材料・技術・時間のすべてにおいて自由、言葉を換えるならば最高のものを患者様に提供できる診療なのです。
保険診療の制度のもとでは、不十分・不完全な治療に終わることも。
「自由診療専門の歯科医院だから、こういう患者様が特別多い」というようなことはなく、あらゆる症状の患者様がご来院されます。あえて特徴を挙げるとすれば、これまで受けてこられた保険による歯科診療に対して何かしらの不満を抱いておられる点でしょうか。その不満というのは「治療に際して十分な説明をしてもらえなかった」「いつまで通っても一向に治る気配がない」「治らないまま少しずつ時間が経ってしまってる」。実際に当院には、「最後の駆け込み」ではありませんが、他院ではにっちもさっちもいかずに藁にもすがる気持ちで来院される患者様も大勢いらっしゃいます。
たとえば歯の根っこの部分を治療する根管治療がわかりやすいケースなのですが、保険診療の制度のもとで根管治療を行うことは、さまざまな制約があって非常に困難と言えます。その結果、不十分・不完全な治療にとどまり状態をかえって悪化させてしまうことも……。そうした場合、まずは元の状態に戻すところから始めなくてはならず、そのリセット作業の方が実際の根管治療よりも大変だったりします。正直、「最初から当院に来ていただけていれば、こんな酷い状態にならなかったのに」と残念に思うことも少なくありません。
患者様にとっての快適性や満足度を追求。
歯科医院というのは決して楽しい場所ではないと思います。だからこそ、患者様にとっての快適性や満足度という部分には強くこだわるように心がけています。たとえば待合室に座り心地の良いソファを置くというのも「快適性」のひとつの形かもしれませんが、当院ではそもそも患者様をお待たせしないことがベストだと考え、完全予約制のスタイルを採らせていただいています。1日に何人もの患者様を詰め込むようなことはせず、お一人お一人にたっぷりと時間をかけ、時には半日から1日かけて治療を行うこともあります。その代わり、原則1回で済む治療は1回ですませる事を心掛けています。ですので、何度もご来院いただく手間をおかけすることはありません。だから当院には、わざわざ遠く北海道や四国からお見えになる患者様もいらっしゃるんですよ。
上に挙げた「患者様をお待たせしない」「時間をかけて丁寧に治療を行う」の他にも、「治療に際してはきちんと説明を行う」「患者様に対するお声掛けを徹底する」なども心がけている部分ではありますが、実はこれらは、自分自身が歯科医院で治療を受けていたときに抱いていた不満のすべて裏返し。そのときの経験を反面教師にすることで、当院は真に患者様の立場に立った歯科医院でありたいと考えています。
これから受診される患者さんへ。
当院では初診時に、噛み合わせや口内の菌のバイオ検査（90分15,000円）そして必要に応じてCTによる検査などを実施しています。こうした入念な確認・検査を通じて、まずは患者様のお口の現状をしっかりと把握することが目的です。その上で、そうした状態に陥った原因や将来起こり得る危険性などを踏まえて、今後どうしていくべきか（治療法）についてのご説明をさせていただいています。この間、実に90分間。初診は一旦ここまでで終了となりますので、あとはご提案させていただいた治療法や費用についてご自宅でゆっくりと考えていただき、十分にご納得いただいてから実際の治療に入る運びとなっております。 また当院では自由診療の為、治療はもとより歯石の除去を含めたメンテナンス作業、初めから終わりまですべて、歯科医師が担当させていただいています。歯科医師以外の行為は歯ブラシ指導のみで、すべてにおいて先生が責任を持ち、妥協することなく、そして最後まであきらめない。歯科診療のあるべき姿を今後も追求し続けることで、皆様のお役に立てればと思っています。
※上記記事は2014.3に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
木村 陽介 院長 MEMO
- 生年月日：1月28日
- 出身地：岡山県
- 血液型：Ｂ型
- 趣味・特技：スキー
- 愛読書・本：歴史小説
- 好きな映画：SF
- 好きな言葉・座右の銘：あきらめない
- 好きな音楽：クラシック、女性ヴォーカルの曲
- 好きな場所・観光地：北海道
グラフで見る『木村 陽介 院長』のタイプ
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どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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| 穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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| 穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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