藤巻 弘太郎 院長
KOTARO FUJIMAKI
お口の健康から「運動」「睡眠」「栄養」を提供する歯科医院
日本歯科大学卒業。同大学大学院歯学研究科(放射線科)修了。都内各所の歯科医院での勤務を経て、2016年11月に『ぶばいオハナ歯科』を開業(京王電鉄「分倍河原駅」より徒歩3分)。
藤巻 弘太郎 院長
ぶばいオハナ歯科
府中市/分梅町/分倍河原駅
- ●歯科
- ●矯正歯科
- ●小児歯科
- ●歯科口腔外科
経験のすべてを活かせる道として歯科医師に
母方の親戚には医者が多くいましたし、父も歯医者ですから、医療に触れる環境にはあったわけです。ですが、幼少から音楽やテニスにも親しみながら、中学生くらいまでは他の道を考えていました。中学生の頃は建築やカメラに夢中になり、高校生になると今度は演劇に魅せられ、それらをそのまま職業にするのは難しいかもしれないけれど、これまでの経験すべて活かせるとしたら、それは医療ではないかと考えるようになったのです。
私は子供の頃、身体が丈夫ではありませんでした。いろんなお医者さんにかかりましたが、「この人には身体を預けられないな」と思う方も少なからずいました。例えば、患者さんをまったく見ないでカルテの画面にしか顔が向いていない、ですとか。患者として不快に思った経験がありましたから、それを反面教師にすればいいと思ったのです。それから、医療者は体調や気分の良し悪しにかかわらず、患者さんの前では“いつもの先生”であることが求められます。明らかに元気がない人に診てもらいたいとは誰も思いませんよね。語弊があるといけないのですが、「演じる」という経験が役立つだろうと考えおり、また、スポーツに打ち込んできたからこそ、身体の限界にも理解がある、そう考えますと、医療者となることが私の進むべき道と思えるようになったのです。
患者さん自身の財産である歯を大切にしていただきたい
緊急の場合は別として、まず問診をとり、必要であればレントゲンや口腔内の写真も撮り、得られた情報から考えられることを患者さんに伝えていきます。いたってスタンダードな流れですが、1つ違うのは、患者さんの主訴の部位は最後に診るということです。例えばレントゲンを見れば、副鼻腔炎かどうかもわかります。顎の開き具合から、さまざまな可能性を視野に入れる必要も出てきます。お口の中のあらゆる状況を確認し、その上で主訴の部位を診ることで、状況を正しく理解することができるんですね。その方の状態を余すところなく伝えることが第一。その後に考えられる限りの選択肢を提供していくことになります。
基本的に私が治療を決めることはありません。なぜなら、そのお口は患者さんの大切な財産だからです。「先生のいいようにしてください」と言われることもありますが、自分の財産として大切にしていただきたいのです。メリット・デメリットを余すところなくお伝えし、ご自身で治療を選んでいただく。自分が選んだものに対して、人は愛着を持ち、大事にするのではないでしょうか。
今よりさらに健康で充実した日々を送っていただけるように
スポーツ歯科では噛み合わせの調整、重心バランスの改善、歩行・走行・ジャンプ力の改善、呼吸法の改善、口腔内のねばつきの緩和、顎関節の痛みの緩和などをおこない、スポーツ選手のパフォーマンス面およびメンタル面からサポートしています。
昔の話になりますが、私が大学院で放射線科を選んだのは、一枚の写真からどれだけ多くの情報を得られるかが診療の肝になると考えたからでした。放射線科では癌の治療にも携わりましたが、その過程で、そもそも健康な方がどうすれば健康を維持・向上できるかということに興味を持ち、スポーツ歯科を学び始めたのです。病気を治すことは大切です。でも、健康であり続けることも同じように重要なことですよね。アスリートが少しでも長く良いパフォーマンスを発揮できるよう、その状況を作ってあげるのがスポーツ歯科の役割だと認識しています。
ところで、スポーツをされている方は、睡眠障害の方が多く、さらには太った方、お顔が小さい方、そしてお子さまにも多くみられます。
私自身、ストレスを抱える人間でもありましたから、自分のためでもあり、また周囲の人がさらに健康になるための1つの方向性として睡眠歯科に携わるようになりました。皆さんに今よりさらに健康で充実した日々を送っていただけるよう、あらゆる角度からサポートさせていただきます。
お口を入り口に健康チェック
たとえば、整形外科など歯科以外のお医者さんは痛くないと受診ができませんよね。その点、歯医者さんは全医療機関の中で唯一、痛くなくとも受診できる科なのです。クリーニングや検診で歯科医院を訪れた際、全身のこともチェックしてもらえたらどうでしょうか。当院には体組成計など、一般の歯科医院にはない設備もありますし、管理栄養士も在籍しています。データをもとに早期に介入することができれば、深刻な結果にならないよう予防が可能になるのです。
もちろん、すべてを何が何でも自分で解決する気はありません。だからといって、ただ「わからない」では患者さんが困ってしまいます。
当院は、偏頭痛でお困りの方が来院されることもあります。偏頭痛は睡眠が問題であることが多いためですが、それが私の守備範囲を超えたとき、必要に応じて内科や脳神経外科などの信頼できる医療機関へとご紹介しております。直接治すことはできなくとも、勉強していればアドバイスはできますし、それで患者さんが一歩進めるのならば、何も躊躇することはないと思うのです。
来院された患者さんが悩んだり、困ったりすることがないよう、常に研鑽を積むとともに視野を広げる努力を続けてまいります。
これから受診される患者さんへ
「自分は健康だ」と思っていても、大小の差こそあれ、何がしかの不安を持っている方は少なくないと思われます。お口のことはもちろん、何かしらの道しるべは提供できると思いますので、思い当たることがあればどうぞお気軽にご相談ください。
※上記記事は2021年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
藤巻 弘太郎 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味・特技:テニス、音楽鑑賞、演劇鑑賞
- よく手にとる本:学術書
- 尊敬する人:中村吉右衛門
- 座右の銘:「出すぎた杭は打たれない」
- 好きなアーティスト:hide、THE ALFEE、エンヤ、Hilcrhyme
- 好きな場所・観光地:「空高く、風が感じられて海が見える場所 」/宮古島、石垣島
グラフで見る『藤巻 弘太郎 院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
ぶばいオハナ歯科
藤巻 弘太郎 院長
府中市/分梅町/分倍河原駅
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