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長尾 紀代子 院長

KIYOKO NAGAO

矯正治療の先進国、アメリカ矯正歯科学会認定医による“見えない”矯正歯科

日本大学歯学部卒業。一般歯科医院勤務を経て、ボストン大学矯正科に在籍し、名医に学ぶ。2018年 に『BOSTON矯正歯科』を開業(各線「新橋駅」より徒歩6分、東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」より徒歩4分)。アメリカ矯正学会認定医(II)。

長尾 紀代子 院長

長尾 紀代子 院長

BOSTON矯正歯科

港区/西新橋/虎ノ門駅

  • ●矯正歯科

100歳まで美味しく食事が出来る人生を皆さんに

長尾 紀代子 院長

父は、歯でずいぶんと悩んだ人でした。毎年繁忙期になると1本ずつ歯が欠けていくような有様で、その様子を見て、歯医者さんというものを意識し始めたのです。大学を卒業する頃には、矯正を学びたいと考えていました。矯正は、歯を抜くこともありますけども、基本的には歯を傷つけることなく、お口をきれいに出来る科ですよね。患者さんを笑顔に出来るというところに魅力を感じたことがこの道に進むきっかけとなりました。
私は大学を卒業し、一般歯科勤務を経て、ボストン大学の矯正科に進学しました。当時はまだ研修医制度もなく、歯科全体を見る力がないと感じたことが、ワンクッション置く動機になりました。英語を習得しなければならないという現実的な問題もあったのですが、この時期に矯正科以外を見れたことは、非常に得難い経験になっていますね。
2018年に『BOSTON矯正歯科』は開院いたしました。「矯正は子どものうちにやっておくもの」という既成概念を持たれている方がまだまだ多いかと思います。しかし、健康な歯であれば、矯正はいくつになっても可能なものです。また、矯正によって正しい歯並びをつくることにより、歯周病等のリスクが減り、全身疾患のリスクが減ることはエビデンスとして明らかになっています。100歳まで美味しいものを食べれる人生。それを大人の方に実感していただきたいと思い、オフィス街にクリニックを設けたということなんですね。

矯正治療先進国、アメリカで揉まれた経験を生かして

長尾 紀代子 院長

尊敬する先輩から「たくさんの引き出しを持つ歯医者さんになりなよ」と言われたことが、ボストン大学の門を叩くきっかけになりました。あちらでは、1つのやり方に固執するのではなく、さまざまな先生がいろいろな方法を編み出し、実践しておられました。矯正治療は、同じ方法であっても、その人その人によって結果は微妙に異なるものです。それに対応するにはたくさんの引き出しがあることが重要で、装置を含め、さまざまな方法を学べたことが今の私の財産になっています。
また同じ学ぶにしても、向こうではただ教授のやり方を踏襲するのではなく、常に問いかけられるんですね。なぜその方法を採ったのか。根拠となるエビデンスは何か。実践の中で思考力を磨き上げられられたことで、さまざまな症例に対応する術が身につけられたと思っています。
必ずしも英語が得意だったわけではなく、辛いこともありましたけども(笑)、英語が読めるようになったこともありがたかったですね。今も毎月アメリカのジャーナルをとっているのですが、現地の最新の知識を得られることは、多様な選択肢を患者さんに提示出来ることにつながっています。

見えない・取り外しが出来るマウスピース矯正

長尾 紀代子 院長

当院では「見えない・取り外しの出来る」インビザラインを中心とした治療をおこなっています。私が留学していたのは2003年から2006年まででしたが、当時すでにボストン大学では実際の治療にインビザラインを取り入れていましたので、10数年を越える期間の中で、さまざまな症例と向き合う経験をしてきました。
インビザラインに関連する機器として、こちらでは「アイテロ(iTERO))」という口腔内スキャナーを導入しています。従来のやり方では、シリコンの印象材で型を取り、それをアメリカ本国に送るという手間があったものですから、実際に患者さんに使っていただくまでに2ヶ月ほどの期間を要していました。それに対し、アイテロを取り入れたことでその手間が省け、要する期間は半分ほどになっています。時間的な余裕ができたことで、試作をくり返し、完成度のより高いものを患者さんに提供出来るようになりました。これまでに培った経験と最新の技術の導入により、より多くの方にご満足いただける治療が提供出来ると自負しています。

患者さんのライフワークに合った治療を提案

インビザラインは優れた治療法ですけども、決してそれありきで考えているということではありません。現在のインビザラインはほとんどの症例に対応できるようになっていますが、中にはワイヤーのほうが断然良い結果が出ると思われるケースもありますし、両方を組み合わせたほうが良い結果を生むケースもあります。患者さんとしっかり向き合い、その方が何を優先しておられるかを把握した上で、患者さんのライフワークに合った治療を提案していきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

現在、私の患者さんで、73歳になられる方がいらっしゃいます。矯正は、決してお子さんだけのものではなく、また、美しさのみを求めるものではありません。繰り返しになりますが、100歳までご自身の歯で美味しく召し上がっていただくことを到達点として、予防としての矯正治療を受けていただくのに遅いということはないのです。お口のことで悩む方々が少しでも減っていくよう、矯正治療でそのお手伝いをさせていただけたらと思っています。

※上記記事は2018年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

長尾 紀代子 院長 MEMO

  • 出身地:愛知県
  • 趣味:読書、料理、旅行、食べ歩き
  • 好きな作家:宮部みゆき、山崎豊子、伊坂幸太郎
  • 好きな映画:『素敵な金縛り』
  • 座右の銘:「継続は力なり」
  • 好きなアーティスト:平井堅
  • 好きな観光地:沖縄、下呂温泉

グラフで見る『長尾 紀代子 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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