上竹歯科医院
上竹 克 院長の独自取材記事
つねに患者さんの立場になり説明し
患者さんの望む治療をする
上竹 克 院長ウエタケ マサル
海外の病院のオファーを断り開業へ
歯科医になり、知識と経験を深めたいのと苦手分野をなくすために国内外のさまざまな専門医のところで研鑽を積みました。
それで、2012年の11月に3代目として上竹歯科医院を継ぐことにしたのですが、実はオーストラリアのシドニーの病院から来てくれないかとオファーがあり、とても迷ったんです。ものすごく悩んだ結果、せっかく2代続いているものを引き継がないのはもったいないし、両親、祖父、そして地域の方への不義理にあたるという結論に至り開業の運びとなりました。
患者さんの立場になり説明し、いくつかの選択肢を提供
自分本位にならず、つねに患者さんの立場になり、症状をわかりやすく説明。その治療方法に関していくつかの選択肢を提供し、メリットとデメリットを理解してもらったうえで患者さんの望む治療をしていきます。
治療の基本としているのは、自分の歯を残すこと。ダメなものを無理矢理残して歯周病になってしまっては困るので抜かざるを得ませんが、自分の歯が残る可能性が少しでもあれば残すべきだと考えています。
また開業にあたり、自分が患者だったらこの機材を使って治療して欲しいと思う機材を揃えました。マイクロスコープ、CT、レーザー、生体モニターなどです。
歯科治療中の事故を未然に防ぐ生体モニターの役割
患者さんの中には、高血圧や心臓疾患のある方もいます。そういう方のオペや抜歯をする際、万が一の事故が起きないように、spo2(動脈血酸素飽和度)や脈拍、血圧などを測りながら治療ができる機材です。
異常が早く発見できれば、すぐに対応できるので、私自身安心して治療にあたれますし、
歯科治療中の事故を防ぐのも歯科医の仕事の一つだと思っています。
得意な治療について
歯の根の治療ですね。自分の歯をできる限り抜かないためには根の治療が大切で、それが得意で好きなんです。ふつうの歯医者さんだと嫌がるくらい悪化していると、かえって燃えますね(笑)。
いままで手探りで治療していた部分も見えるマイクロスコープや、三次元のレントゲン写真が撮れるCTも導入していますので、精度の高い治療ができます。
これから受診される患者さんへ
得意かはわかりませんが、歯科医院には、どうしても「怖い」というイメージがあると思います。それは私も理解しているので、少しでも不安や恐怖を与えないように、きちんと説明して理解していただいたうえで治療を進めていきます。
私はここが生まれ育った地元ですので、近所には子どもの頃から知っている方や同級生、友人がたくさんいます。大げさに言えば、地域の皆様が家族のような感覚でいますので、家族のかかりつけ医としてお気軽にご来院ください。
※上記記事は2013.1に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
上竹 克 院長MEMO
- 出身地:
- 東京都
- 趣味・特技:
- 野球、釣り
- 好きな本・愛読書:
- 歯科雑誌
- 好きな映画:
- サスペンス系
- 好きな言葉・座右の銘:
- 一診入魂
- 好きな音楽・アーティスト:
- ルトリシア・マクニール
- 好きな場所・観光地:
- 福岡、沖縄、京都