なかじま歯科医院
墨田区/立花/両国駅
- 歯科
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中島 茂 院長への独自インタビュー
小さい頃から思っていた医療の道に
実家は個人で商売をしていたものですから、サラリーマンになるというのはそもそもピンとこなかったわけです。ただ、かといって商売を継ぐ気もさらさらなく(苦笑)、残った選択肢が小さい頃から思っていた医療の道だったというところですね。
日本歯科大学を卒業して昭和59年(1984年)にこの地に『中島歯科医院』を構えました。28年が経ったことになりますから、それは僕も年をとるわけです(笑)。患者さんも多くが子供から大人になって、中には自分の子供を抱えて「見てください」といらっしゃる方もいます。小さなことですが、そうしたちょっとしたことを嬉しく感じる年になりましたね。
周知が行き渡ってない恐ろしい病気の歯周病
歯周病をメインに診ていますが、そもそも歯周病は殆どの人が罹っている病気です。そのまま放っておけば歯が抜け落ちてしまう。ある意味これほど恐ろしい病気もないのですが、この疾患ほど周知が行き渡ってない病気も他にはないでしょうね。当院に初めていらっしゃる大半の方がそういう認識です。
初診の方で歯周病がある程度進行している方はまず現在の状況をご説明し、ご納得いただいた上で歯石の徹底的な除去をおこない、場合によっては手術により口腔内の環境を整備します。お口の環境が良くなれば、あとはご自分の管理が大事になってきます。開院当初から通ってきてくださる方の多くは正確にブラッシングをおこなえるようになっていらっしゃいます。
私は歯周病の専門医ですが、大学では歯周病の噛み合わせを専門としていました。いわゆる咬合治療と呼ばれるものですが、断っておきますと、歯周病と噛み合わせに直接の関連性はないんです。ですが、何らかの原因で片方の歯でしかモノを噛めない状態が続くと歯に負担が掛かり、結果として歯周病が進行します。これは逆の場合もしかりです。
咬合治療では顎の関節が左右同じように動くようプレートを入れ、過緊張を解いていきます。それによって歯本来の機能を取り戻すことが可能になり、最終的にご自分の歯を健康な状態で長く保たせることが出来ます。無論、それによって歯周病にもならず、それ以上の進行を抑えることが可能になるんです。