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荻原 栄和 院長

EIWA OGIHARA

小児歯科専門医ならではの知識と経験をもって
子供たちのお口の健康をトータルに診る

日本歯科大学を卒業後、小児歯科を専門に大学病院や関連施設で研鑽を積む。10年にわたって経験を重ねた後、「三ノ輪駅」そばに開業。

荻原 栄和 院長

荻原 栄和 院長

レオーネキッズデンタルクリニック

荒川区/南千住/三ノ輪駅

  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科

祖父、父の背中を追って歯科医師になり、小児歯科の専門医に

荻原 栄和 院長

このクリニックのお隣にある『荻原歯科』は、祖父が開設した歯科医院で、現在は大学病院の教授を退いた私の父が、2代目として診療しています。そうした環境に育ったものですから、私も自然と同じ道を選んでいた、という感じになるでしょうか。そして、私が小児歯科の専門医になりましたのも、やはり小児歯科を専門にしていた父の影響が多少なりともあるのだと思います。大学時代、入れ歯をはじめとした補綴(ほてつ)治療に興味をもっていたのですが、いざ診療をはじめてみて、人工の歯を並べるよりも、新しく生えてくる歯をキレイに整える方がいいな、と考えるようになったんですよね(笑)。
小児歯科を専門にするまでは、決して「子供好き」というタイプではありませんでしたけれど(笑)。「だからこそ、厳しい状況の中でも診療ができる」と、教授からあたたかい励ましの言葉をいただいたこともあり、大学病院を中心に10年にわたって経験を積みました。2005年から制定された小児歯科専門医の資格を取得し、さらに後輩ドクターの教育にあたってまりました。そうした経験をふまえて、『レオーネキッズデンタルクリニック』を開設しました。

地域の中の身近な場所で、大学病院と同等レベルの医療を提供する

荻原 栄和 院長

2009年にクリニックを開設したときは、長く診療していた日本歯科大学附属病院の「東の分院をつくる!」といった意気込みまして(笑)、大学病院と同等レベルの治療ができるような環境を整えたんです。とは言え、当時は大学病院と同じような手順で診療を進めようとしますと、保護者の方から「なぜレントゲンを撮るのか?」「なぜ麻酔が必要なのか?」といったご質問をいただくこともありました。また、開業から2年後に東日本大震災があったものですから、放射線量や水質汚染を心配される保護者の方に向けて、1つ1つ丁寧にご説明する必要もあったんですね。
でも、こうした時期があったからこそ、現在では本当に理解ある保護者の方々にご支持をいただくことができていますし、口コミやご紹介などで遠方から足を運んでくださるケースも少なくありません。歯科医師会の活動であったり、大学に出向いて後進の指導にあたる機会も多く、患者さんにはご不便をおかけすることもありますけれど。小児歯科専門医ならではの知識とスキルをもって、子供たちの健やかな成長を見守っていきたいと思います。

小児歯科専門医として、子供の成長や発育までトータルに診療

荻原 栄和 院長

『レオーネキッズデンタルクリニック』の特徴は、名前のとおり「子供だけを診療する」クリニックであることです。初診の患者さんでは、歯が生えはじめた赤ちゃんから、おおむね小学校を卒業するまでが対象年齢になるでしょうか。もちろん、患者さんさえよろしければ、学校を卒業して社会人になってからも診療させていただくことは可能です(笑)。実際に、大学病院からお付き合が続いている方の中には、30代になる患者さんももいらっしゃるんですよ。
私たち小児歯科医は、乳歯が生え揃い、永久歯への生えかわりが完了するまでを診て一人前。さらに、担当したお子さんが成長して、ご自分の子供を連れてくるようになって、ベテランだと言われます。私もようやく、ベテランの域にさしかかったかな、という感じですけれど(笑)。医科に「小児科」があるように、子供の成長や発育などを総合的に診断し、その子にとって適切な治療をおこなえるのが、私たち「小児歯科専門医」。保護者のみなさんにはぜひ、子供のお口の中を診る専門医がいることを知っていただきたいですし、お子さんの将来のためにも、小児歯科専門医が診療するクリニックを受診してほしいと思います。日本小児歯科学会のホームページでは、専門医が在籍する歯科医院を検索することができますので、ぜひご覧ください。

当たり前の診療を確実に、「最高の普通」をめざして

私が歯科医師になって、もう20年ほどになりますけれど、今も心に留めているのは「教科書どおりの診療をする」ということです。みなさん、当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、実は「教科書どおり」にするのが一番難しいことなんですね。でも、教科書に書いてあることが今の治療のスタンダードであり、診断をする上でのスタンダードです。当たり前のことを確実におこない、1つ1つクリアしていくことによって、保護者の方々にもきちんとご理解いただくことができますし、結果として最善の治療につなげることができるのです。
とは言え、来院する子供たちは、最初からすんなりと治療をさせてくれる子ばかりではありません(笑)。そんなとき、1つの目安となるのが、自分で靴をはける・受け答えができる・ホックやボタンを留められること。この3つができるようになる年少さんくらいであれば、歯科治療を受けるためのトレーニングをはじめても良いでしょう。3歳にもならない小さな子供にトレーニングをしようと思っても通じないでしょうし、たとえトレーニングをしたとしても、全員がスムーズに治療できるようになるとは限りません。そんなとき、押さえて治療をするのか、大学病院にお願いして全身麻酔下で治療をするのか。保護者の方とよく相談をして、その子にとって一番よい治療をしてあげたいと思います。

これから受診される患者さんへ

『レオーネキッズデンタルクリニック』は、東京メトロ「三ノ輪駅」から徒歩7分の場所にあります。当院では、むし歯の治療から歯並びを整える矯正治療まで、子供たちのお口の健康をトータルにサポートしています。私自身、小児歯科専門医ならではの知識と経験、責任をもって診療にあたっていますが、何もかも1人で抱え込もうと考えているわけではありません。1人で出来ることにはどうしても限りがありますけれど、そんなとき頼りになるのが、同じ歯科医師会に所属するドクターたちです。勉強会などで普段から交流して、お互いに得意な分野や人柄などを把握していますからね。難しい症例をお願いしたり、お願いされたり、1人の患者さんに最適な治療をご提供しようとサポートし合うわけです。
歯科医院を選ぶとき、通いやすさや診療時間などを優先する方も多いと思いますけれど、これからはぜひ、歯科医師会に所属しているかどうかもポイントにしていただきたいと思います。ご自宅の近くに小児歯科の専門医がいない場合でも、専門医や認定医の先生につながっていくのが、歯科医師会ならではのネットワークです。乳幼児に向けた歯科検診や、学校の歯科検診を担当しているのも、私たち歯科医師会所属の歯科医師であるということも覚えておいていただきたいですね(笑)。

※上記記事は2017年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

荻原 栄和 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:旅行
  • 好きな本・愛読書:教科書
  • 好きな映画:ハリー・ポッター
  • 好きな言葉・座右の銘:最高の普通
  • 好きな音楽・アーティスト:安室奈美恵
  • 好きな場所・観光地:南国リゾート

グラフで見る『荻原 栄和 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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