たかだ歯科クリニック

高田 恒彦 院長への独自インタビュー

手先の器用さが歯科医師の道を後押し

私は小さいころから手先が器用であったと記憶しています。高校生の時に進路を選ぶおり、平凡な人生は歩みたくない、何か私しかできない仕事、人のお役に立つ仕事がしたいと真剣に考えました。理科系の学問が好きで医師や歯科医師、薬剤師などが頭に浮かんだのですが、小さいころからの手先の器用さがたぶん歯科医師の道を歩む最終判断をした要素になったのではないかと思います。
東京医科歯科大学に在籍していた時にチャンスをいただき、JICAプロジェクトに参画してスリランカに赴任したことは、私自身や私の家族にとっては貴重な経験になったと感謝しています。広尾に開院したのは知っている地域であり、また出身大学に近いからという理由です。

患者さんに優しい治療を心がける

日本の歯科治療では金銀パラジウム合金を詰め物として使うのが一般的です。しかし私はより安全なメタルフリー、たとえばプラスチックやセラミックスを使うようにしています。
当院は開業時点からデジタルレントゲンや社内LANシステムを取り入れています。デジタルレントゲンで被ばく量を減らし、また検査データを一元管理できるようにして、患者さんにも説明がしやすくなっています。総合的に歯と患者さんに優しい歯科医師でありたいと思っています。歯の健康は歯科医師と患者さんが協力して守ることが可能になります。患者さんには家庭で正しい歯磨きを習慣化していただきたいです。歯磨きは簡単そうで難しい。それは歯というものは形状や歯並びなどが個人個人違っているからで、歯ブラシも個人別に指導することが大切なのです。

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