野本 秀材 院長
HIDEKI NOMOTO
完全バリアフリー&徹底した衛生管理
最先端の医療機器を備えて、価値ある治療を提供する
日本大学松戸歯学部を卒業後、都内の歯科医院で幅広い症例を経験し、千代田区神保町にクリニックを開設。その後、高齢者医療の必要性を感じたことから、「飯田橋駅」そばに完全バリアフリーのクリニックを新たに開設し、現在に至る。
野本 秀材 院長
サクラパーク野本歯科
千代田区/富士見/飯田橋駅
- ●歯科
- ●矯正歯科
- ●小児歯科
時代の変化とともに診療を続けて20年あまり、完全バリアフリーのクリニックを開設
父が弁護士をしていたものですから、「会社に勤める」という生活をイメージしづらかったのかも知れません。父の背中を追って兄が弁護士になり、もう1人の兄は医師になって。私にはもう、歯科医師になる道しか残されていなかったという所でしょうか(笑)。とは言え、もともと医療系の仕事に興味を持ちながらも、「人の口の中に手を入れる」なんて考えられないことでしたけれど(笑)。日本大学松戸歯学部に学び、卒業後は都内の歯科医院に勤務して5年にわたって研鑽を積みました。
1995年、最初にクリニックを構えたのは、同じ千代田区の神保町でした。ビルの3階で診療をはじめ、手狭になってきたこともあって、お向かいに建設されたマンションの1階に引越しをして。歯科用CTやマイクロスコープなど、最先端の医療機器を導入して、これならば患者さんに「最善の歯科医療をご提供できる」と、安心していたんですね(笑)。ところが、急速に高齢化が進むなか、ご自分の足で通院することが困難になる患者さんが増えてきました。意外に思われるかも知れませんが、首都圏の中でも千代田区は、ご高齢の方の割合がとても多いんですね。もちろん、以前から訪問診療はおこなっていましたけれど、設備的なことなどから、どうしても医院と同じレベルの治療をご提供することはできません。患者さんお1人お1人に最適な治療や口腔ケアをするには、ぜひクリニックにお越しいただきたのですが、段差のある院内は患者さんにとって大きな障壁となります。そこで、車イスをお使いの方にも無理なくご来院いただけるようにと考えて、新たなクリニックを開設することに決めたのです。
患者さん1人1人のニーズにあわせて、価値ある治療を提供する
『サクラパーク野本歯科』は、複合施設・グランブルームの竣工から間もない2014年に開院しました。何といっても一番の特長は、完全バリアフリーのクリニックであること。ビル入口や地下駐車場からクリニックまでのアプローチ、院内の受付スペースから各診療室まで、すべてが段差のない作りになっています。院内の通路は、車イスでもスムーズにお通りいただける広々としたスペースを確保しておりますので、ご高齢の方はもちろん、ベビーカーをご利用の場合でも安心してご来院いただけるのではないでしょうか。
実際に、来院される患者さんは、下は0歳から上は98歳という感じで、中には電車で2時間ほどかけて通ってくださる患者さんもいらっしゃるんですよ。患者さんはみなさん、大切な時間をやりくりしてお越しくださるのですから、私としても本当に価値ある治療でお応えしたいと思います。本来であれば、10回かかる治療を半分の通院回数で済ませるようにしたり、その日のうちに、翌日までに、という感じに、患者さんのニーズにあわせた治療プランをご提案します。1回の通院で集中的に治療するとなりますと、必然的に治療時間が長くなりますけれど、長時間お座りいただいても負担の少ない診療チェア、ゆとりのある空間の中で、リラックスしてお過ごしいただければと思います。
世界最高レベルの機器を導入し、院内の衛生管理を徹底
私は歯科医師として、すべてにおいてプロフェッショナルでありたいと思っています。当院に信頼を寄せてくださる患者さんに向けて、いい加減な治療はしたくありませんし、どのような場面でも「決して手を抜かない」ということについては、私を含めてスタッフ全員が共有していることです。こうした理念を実現するため、『サクラパーク野本歯科』を開院するにあたってバリアフリーと同様にこだわったのが、院内の徹底した衛生管理でした。
歯を削るときに使用するドリル(ハンドピース)やミラーなどは、すべて患者さんごとに滅菌し、必ず次の患者さんに使用する直前に滅菌パックを開けます。こうした治療器具の滅菌には、厳しいヨーロッパ基準をクリアした「クラスB」滅菌器を採用しているほか、患者さんが「うがい」をする水など、治療にまつわるすべての水が滅菌水になるシステムを導入しています。清潔や衛生というのは、患者さんが気づきにくい部分かもしれません。でも、そうしたことも妥協せず、真摯に取り組んでいくことが、患者さんの安心や満足につながっていくものと考えています。
最先端のシステム・医療機器など、良いものは積極的に取り入れる
今から20数年前に最初のクリニックを開院したとき、私はいち早く診療室内をクリーンに保つための「口腔外バキューム」、噛み合わせの状態を測定する「プレスケール」などを導入しました。当時、こうした医療機器があったのは大学病院くらいで、開業医レベルではまだまだ珍しいものだったんですね。その後もデジタルレントゲン、歯科用CT、マイクロスコープと、最新の医療機器を充実させてきたわけですが、「良いものは積極的に取り入れよう」というのが私の考えです。たとえば、デジタルレントゲンは従来のものと比べて被ばく量が5分の1に抑えられますし、患部を20数倍に拡大できるマイクロスコープを使うことによって、精度の高い治療が可能になるのです。私たち歯科医師が診断や治療をしやすいという以上に、患者さんにとっていかにメリットが大きいかをご理解いただけるのではないでしょうか。
そして今、私が力を注いでいるのが「口腔内デジタル印象システム」です。これは、口腔内スキャナーで患者さんのお口の中をスキャンして、そのデータを技工所に送ることによって、被せ物をはじめとした歯の修復物を作成するというもの。これまでのように、シリコンなどを使って型取りをする必要がありませんので、長く口を開けた状態でいるのが困難な方、小さなお子さんやご高齢の方への負担が少ないというのが特長の1つです。技工所へは、コンピュータのデータとあわせてメールで細かく指示を送りますので、非常にクオリティの高い修復物が仕上がります。また、データはすべて3Dカラーで保存されますので、患者さんに治療前後の様子をご説明する際にも、とても役立っていると感じます。私はいつも、治療を担当させていただくからには「最後まで責任をもって関わっていきたい」と考えておりますので、患者さんに正しい知識をもっていただくためにも、丁寧に言葉を尽くしていきたいと思います。
これから受診される患者さんへ
『サクラパーク野本歯科』は、「飯田橋駅」西口駅前にある飯田橋グランブルーム サクラテラスの3階で診療しています。私はインプラントの専門医であり、歯周病や噛み合わせの認定医でもあります。また、小児歯科と矯正歯科については、大学病院から専門医の先生にお越しいただいており、1つのクリニックの中で、質の高い医療をトータルにご提供しています。ですから、もしもお口まわりのことでお困りのことがありましたら、ぜひご相談にいらしてください。セカンドオピニオンを求めて来院なさった患者さんから、「ここに来てよかった」「もっと早く出合いたかった」という言葉をいただくことも数多くあります。治療を続けていても、なかなか良くならない、上手くいかないとお悩みでしたら、お気軽にご相談いただきたいと思います。
※上記記事は2017年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
野本 秀材 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味・特技:野菜づくり
- 好きな本・愛読書:趣味にまつわる本
- 好きな映画:オールジャンル
- 好きな言葉・座右の銘:人の振り見てわが身を正す
- 好きな音楽:クラシック
- 好きな場所:このクリニック
グラフで見る『野本 秀材 院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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