錦織歯科医院

錦織 淳 院長への独自インタビュー

師である藤本順平先生との出会い

歯科の奥深さに本当の意味で気づいたのは、師である藤本順平先生との出会いを通してでした。大学卒業間近になり、先生のオフィスを見学する機会がありました。そこで見た風景や、そして治療内容。それまで目にしたことがない雰囲気に圧倒され、先生の元へと進んだのです。
藤本先生は、補綴分野における世界的な権威です。その専門知識や技術はもちろんのこと、歯科医師としての姿勢についても大きな影響を受けました。また、先生の元にいたことが、のちのアメリカ留学へとつながっていきました。
私が学んだインディアナ大学補綴科大学院には、世界中から意識の高い人々が集まってきます。言語も文化も違う、非常に厳しい競争社会でしたが、そこで世界から見た自分を知ることができたのは、非常に貴重な経験だったと思っています。
2015年に『錦織歯科医院』は開院いたしました（東急東横線・中目黒駅より徒歩2分）。中目黒は学生時代よりなじみのある土地で、お話をいただいてすんなりと決まっていきました。専門である補綴を中心とした一般診療とともに、地域的なニーズも高い審美治療にも積極的に応えていきたいと考えています。

正しくありたいと思うこと、そう思い続け、行動し続けること

正しくありたいと思うこと、そう思い続け、行動し続けることが、唯一の方針と言えるのではないかと思っています。その正しさがどこに由来するかと言えば、正直申し上げれば、人により、場所により、時により変化するものです。だからこそ、正しくありたい、そうあり続けようと思うことが、患者さんに最大の利益を提供できるのではないかと思っているのです。
そもそも、科学とは明確な答えがあることのほうが少ないと私は思っています。これは私自身、アメリカに赴いて初めて気づいたことです。日進月歩で進化していく医療においては、その時、「真実に近いだろう」ということを前提に医療がおこなわれています。その事実を踏まえれば、常に答えを求め、探し続けていく姿勢こそが大切だと私は考えています。

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