にしざわ歯科医院

西澤 克哉 院長への独自インタビュー

開業から60年あまり、地域に根差した歯科医院の2代目として

父がこの場所に歯科医院を開設して、もう60年以上になります。当時は自宅兼クリニックという造りになっていましたので、小さな頃から父が診療する様子を目にしてきました。また、母方の家系にも医師が多くいたことで、私にとって医療はとても身近な世界だったんですね。医療以外の職業に興味がなかったわけではありませんけれど、ごく自然な流れで日本歯科大学に進学したという感じです。
大学卒業後、自分の専門分野に「麻酔科」を選んだのは、地域医療に携わるのを見据えてのことでした。来院される患者さんの中には、高血圧や糖尿病をはじめとした全身疾患のある方も少なくありません。こうした「有病者」の方を担当する際にも、安全のもとに治療をおこなえるように、歯科の枠を超えて全身管理を学んで来たのです。母校の大学には現在も籍を置いて後進の指導にあたっているほか、必要な場合には病診連携をはかるなどして、患者さんお1人お1人に最適な医療をご提供できる体制を整えています。

患者さんを家族のように想い、それぞれのケースでベストを尽くす

開業から半世紀近く診療を続けていた診療所を建て直したのが、今からちょうど11年前。地域のみなさまに気軽に足を運んでいただけるようにと考えて、外から中の様子が覗けるオープンな雰囲気と、どなたにも優しいバリアフリー設計をベースに、設計士の方と相談しながらクリニックをつくり上げました。
そして2014年、私が院長に就任するのに合わせて『西澤歯科医院』から『にしざわ歯科医院』へと名称を改めましたが、地域に根差した診療を続けていくことに変わりはありません。患者さんの中には、私の子供時代をご存知の方も多くいらして、最近まで「ちゃん」づけで呼ばれることもありましたし（笑）。私が2代目なら、患者さんも2世代、3世代、中には4世代にわたるお付き合いというケースもあるほどです。こうして、地域のみなさまと家族のようにお付き合いさせていただくからには、たとえ小さなことでも手を抜くわけにはいきません。それぞれの患者さんのお悩みに寄り添い、その方にとって一番よい治療をご提供できるように、精一杯力を尽くしたいと思います。

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