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浅野 和正 院長

KAZUMASA ASANO

疑問の少ない歯医者さんを目指したい

大学を卒業後は熊本大学の口腔外科に籍を置きました。東京に戻ったあとは、一般歯科医院とインプラントセンターに勤務。その後『あさの歯科クリニック』は2013年の4月に開院

浅野 和正 院長

浅野 和正 院長

あさの歯科クリニック

目黒区/平町/都立大学駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

父の診療してる姿はずっと目にしながら育ちました

浅野 和正 院長

父も、そして祖父も歯科医師でした。祖父は私が幼稚園の頃に亡くなったので記憶はおぼろなのですが、父の診療してる姿はずっと目にしながら育ちました。私自身も治療してもらったこともあって、高校生になった頃には同じ道に進むことを決めていたような気がしますね。
大学を卒業後は熊本大学の口腔外科に籍を置きました。当時から、最終的には一般歯科に携わることを考えていましたが、その前段階として口腔外科を学ぶことが重要だと感じていました。たとえば、治療中に患者さんが倒れたらどうするのか。目の前で起きている状況に対して、「わからない」では済まされません。治療の安全性を保障する意味でも、この期間に得たものは非常に大きかったと考えています。
東京に戻ったあとは、一般歯科医院とインプラントセンターに勤務しました。インプラントに関しては、完全に肯定するわけではなく、かといって、否定するものでもありません。しかし、手を尽くして残せなかった場合の最終手段として、選択肢の1つであると考えています。当時、年間に300本近くの症例を経験したでしょうか。難症例をいくつもこなしたことで、インプラントの限界とその可能性について、自分なりに見きわめられたと思っています。
『あさの歯科クリニック』は2013年の4月に開院しました(東急東横線・都立大学駅から徒歩0分)。地元からも近いこともありここに決めましたが、これもすべて縁だと思っています。

疑問の少ない歯医者さんを目指したい

浅野 和正 院長

患者さんは近隣の方はもちろん、以前に勤務していた光が丘や埼玉など、色々なところから足を運んでいただいています。私はこのクリニックを、通いやすく、そしてリラックス出来る場所にしたいと思っています。
一般的に、歯医者さんを好きな方はあまりいらっしゃらないでしょう。その意味ではマイナス点からのスタートになるので、クリニックの雰囲気や私を含めたスタッフの対応によって、どれだけお気持ちをやわらげていけるかということにこだわっていきたいと考えています。

それからもう1つ、疑問の少ない歯医者さんを目指したいというが、私の思いです。ご自分のお口の中の状況について、皆さんはどれくらい把握していらっしゃるでしょうか。どこをどう治して、それをいつやったか、ほとんどの方は憶えていらっしゃらないでしょう。厳しい言い方をすれば、その結果が、わけもわからず治療をされ、それをまた繰り返すことにつながってくるのだと思います。
クリニックでは治療前に口腔内の写真をお撮りし、現在の状況を説明するとともに、アニメーションを交えながら治療方法を詳しく説明していきます。なぜ治療をするのか。放っておけばどのようなことが起こるのか。治療の前にしっかりとご理解いただくことが、非常に大切だと私たちは考えています。

お口は消化器の入り口である

浅野 和正 院長

日本では30歳以上の8割が歯周病にかかっていると言われています。歯周病も、そして虫歯も、多くは歯みがきがしっかりとおこなえていないことが原因です。その根本を解決すべく、当クリニックでは徹底した歯ブラシ指導からスタートしていきます。
治療したところがまた虫歯になってしまうのは、歯医者として非常に悲しいものがあります。削っては埋めるの繰り返し。その負のスパイラルを断つには、まず正しい歯みがきを覚えていただかなくてはなりません。歯の健康を守る方法は、歯みがき以外にも様々なものがあります。たとえば、3歳になるくらいまで、甘いものを口にしないことも1つ。普段の食生活の見直していただくことから、アドバイスをしていければと考えています。
歯を失えば、消化器に負担をかけることになり、やがては身体全体に影響を及ぼします。お口は消化器の入り口であるということを認識していただき、普段から気を配っていただきたいですね。

粘膜を診ることから万が一の病気の可能性にも注意していきたい

唾液腺が退縮・萎縮するのは、70歳から80歳にかけてと言われています。またこの年代では糖尿病等の生活習慣病をお持ちのことが多いですから、服用するお薬の副作用によっても、お口の中が乾いていくことが考えれます。口腔内は乾燥すると虫歯ができやすくなりますし、身体にも決して良い影響を及ぼしません。
ドライマウスは完全に治すことが非常に難しい症状です。ガムを噛んだり、適切なマッサージをおこなうことにより、唾液の分泌を促すことが対処法となってきます。ただ、現状を把握して経過を追っていくことは、さらなる病気を見逃さないことにもつながってきます。口腔外科に携わった者として、粘膜を診ることから万が一の病気の可能性にも注意していきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

歯石をとれば終わりではなく、歯みがきが正しくおこなえているかどうかをしっかりチェックしてもらえる歯科医院を選ばれると良いと思いますね。お口の中の状況を知り、それに対して適切なリスクマネージメントを施していくことが私たちには求められています。歯医者さんは、治療をしに行く場所ではないのです。検査であり、メンテナンスをしてもらえる場所として認識していただければ嬉しく思います。

※上記記事は2015.6に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

浅野 和正 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:スキー
  • 好きな本もしくは愛読書:歯科関連書籍
  • 好きな映画:スター・ウォーズ
  • 座右の銘もしくは好きな言葉:一期一会
  • 好きな音楽もしくは好きなアーティスト:桑田圭祐
  • 好きな場所もしくは好きな観光地:熊本

グラフで見る『浅野 和正 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION