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鎗田 昌夫 院長

MASAO YARITA

何でも対応できる歯科医師であるために
最新の知識や技術を学び、それを患者様に還元していく

鎗田 昌夫 院長

鎗田 昌夫 院長

鎗田歯科医院

世田谷区／赤堤／下高井戸駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●小児歯科

代々歯科医師の家系に育ち、いわゆる“家業”であった

鎗田 昌夫 院長

群馬にある私の実家は祖父の代から続く歯科医師の家系で、この仕事は言うなれば“家業”のようなもの。実家の歯科医院は兄が三代目として跡を継ぎましたが、そのような家に生まれ育った私も至極当然のこととして、祖父や父と同じ歯科医師の道を志しました。途中、ほかの道に進むことを考えたことはまったくありませんでしたね。
大学卒業後は、勤務医として3年間働いたのち、すぐに開業医となりました。振り返って考えると、大学を卒業してから4年目での開業というのはタイミングとしてはかなり早かったと思いますが、その当時は「自分ならできる！」と思い込んでいたんですね（笑）。案の定、若くして開業したので苦労することも多く、また経験不足を補うべく勉強もたくさんしましたが、その決断に間違いはなかったと今は思っています。
当院は、元々はすぐ隣の建物の2階にありました。しかし、ご高齢の患者様になると階段の上り下りがままならないということで、その頃は私がおんぶして患者様を下から上へ、上から下へとお連れしていました。「やはり1階で診療を行いたい」と考えていたところ、ちょうどこの場所が空きまして2004年に移転。以降、この場所で10年以上、前の場所も含めると30年近くにわたって、ここ下高井戸の地で、地域の皆様の歯科診療に携わらせていただいています。

幅広い年齢層の患者様にあわせて設計した院内

鎗田 昌夫 院長

当院は4階建てのビルを丸々、歯科医院として使用しています。個人の歯科医院で、このように空間を贅沢に使っているところはちょっと珍しいかもしれませんね。私にとって歯科診療というのは、単なる仕事ではなく生きがいのようなものですので、そこに投資をするのは当然だと考えています。
また、このビルは歯科医院としての使用のみを想定して設計してもらいましたので、たとえば配管などはすべて地中に埋めていただきました。それにより1階部分はまったく段差のない完全なバリハフリー化を実現しています。ちなみに、1階はご高齢の方や足腰が不自由な方のための診察室で、2階は一般の患者様のための診察室。院長室は最上階の4階にありますので、毎日息を切らしながら診察室と院長室を行き来しています（笑）。
当院には実に幅広い年齢層の患者様にお越しいただいていますが、院内をバリアフリーにして以降は、他院から転院してこられた方も含めてやはりご高齢の患者様は増えましたね。そもそも当院は、30年近くも前からこの地で開業しているので、患者様もその分お年を重ねていらっしゃいます。いくつになっても、そして誰にとっても通いやすい歯科医院であり続けたいと思っています。

街の歯科医院として、何でもする・何でも相談に乗る、というスタンス

鎗田 昌夫 院長

当院は開業してから長いので、特に昔から通ってくださっている患者様の場合には、あらかた虫歯等の治療は済んでいます。ですので現在は、治療というよりもメンテナンスが主体。再び病気になったり不具合を起こしたりしないように、歯やお口の健康を良好に保つためのお手伝いを中心にさせていただいています。
診療科目としては、一般歯科・小児歯科・審美歯科・矯正歯科・インプラントを標榜していますが、そのなかで「特にこれに力を入れている」というのはなく、街の歯科医院として、何でもする・何でも相談に乗る、というのが当院の基本的なスタンスです。ただし、何でも対応できる歯科医師であるためには、常に自己研鑽が欠かせません。開業医として経験を重ねてきた今でも、学会や勉強会には積極的に参加するようにしています。歯科の世界というのは、それまで常識とされていたことが二転三転する世界でもあるので、その意味でも最新の知識や技術を学び、それを患者様に還元していくことも大事なことだと考えています。

会話を楽しみながら、治療のヒントを読み取ることを心がける

意識して心がけているというわけではないのですが、患者様とのコミュニケーションはよく取るようにしています。実は昔、短期間ではありますが、父と一緒に診察室に立ったことがありました。診療中に患者様と世間話に興じる父の姿を見て、そのときは「歯科医師としてもっときちんとした話をしたら？」と思ったりもしたのですが、よくよく考えてみると、父と患者様の付き合いは長く、歯科医師として患者様に伝えるべきことはもうとっくに伝えてしまっていたんですね。約30年にわたり歯科医を続け、患者様とのお付き合いも長くなるにつれて、いつしか私も父と同じように、世間話をしながら診療をするように……。やはり親子の診療スタイルは似てくるみたいですね（笑）。
もちろん、世間話と言っても、ただお喋りを楽しんでいるだけではありません。会話のなかには、患者様の性格や生活習慣を窺わせる事柄など、治療を行ううえでヒントになることがたくさんちりばめられています。それを踏まえたうえで、お口だけにとどまらず、体全体や生活全般に関するアドバイスなどもさせていただくようにしています。

これから受診される患者さんへ

当院は、京王線の下高井戸駅から徒歩1分のところにあります。このあたりは、1960～70年代に開発された比較的古い住宅街で、住人同士の人間関係が濃く、強固なコミュニティができあがっている地域でもあります。そのような地域のなかで、当院はこれからも「街の歯科医院」として、地域の皆様の歯やお口の健康を守るためのお手伝いを引き続きさせていただければと思っています。
月に1回、矯正の担当医にも来てもらっており、当院では矯正も含めて一通りの治療を行うことができますが、より専門的な設備での治療が必要な場合には適宜、専門病院・大学病院のご紹介もしています。もしお困りのことがありましたら、どのようなことでもお気軽にご相談にいらしてください。また、階段の上り下りが難しいという患者様におかれましても、ぜひ完全バリアフリーの当院をご利用いただければと思います。

※上記記事は2015.7に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

鎗田 昌夫 院長　MEMO

  • 出身地：群馬県
  • 趣味：映画鑑賞
  • 好きな本：司馬遼太郎の本
  • 好きな映画：ローマの休日
  • 好きな言葉：一生懸命
  • 好きなアーティスト：マイケル・ジャクソンン
  • 好きな場所：温泉

グラフで見る『鎗田 昌夫 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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