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寺内 庸泰 院長

TSUNEYASU TERAUCHI

「笑顔」でお帰りいただくことが当院の仕事。1人ひとりの方の生涯を見据えた治療を提供

東京医科歯科大学歯学部卒業。同大歯学部附属病院第一歯科補綴学教室に入局。1995年より『目白ハイマート歯科』院長に就任(JR山手線「目白駅」より徒歩1分)。

寺内 庸泰 院長

寺内 庸泰 院長

目白ハイマート歯科

豊島区/目白/目白駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

地域密着の歯医者さんとしてこれからも

寺内 庸泰 院長

大学卒業後、付属病院の第一歯科補綴学講座教室に入局しました。週5日、夕方まで医局で働き、その後は開業医さんのもとへ。歯科の仕事は知識だけあってもどうにもなりません。とにかく手が動かないと話にならないという自覚があったものですから、この時期はひたすら実践の機会を求めていました。学生の頃は患者さんと触れ合う機会もさほどありませんでしたし、そういう意味では卒業後にようやく歯科の醍醐味と、託される責任の重さを自覚したということかもしれませんね。
この仕事は、本当にありがたいものなんですよ。なにせ、お金をいただく立場でありながら、患者さんから感謝していただけるわけですから。だからこそ、目の前にいる患者さんのことを第一に考えて日々を過ごすことが求められると思うのです。
ここ目白で診療を始めて、おかげさまで30年近くが経とうとしています。当初から地域密着の歯科医院としてやってまいりましたが、これからも目の前の患者さんに尽くすという気持ちを忘れず前を向いていきたいと思っています。

あらゆる術を用い、患者さんにとって最良の選択肢を提示

寺内 庸泰 院長

「頼りない」と思われるかもしれませんが、自分の能力以上のことはしないと決めています。例えば、インプラント治療も容易な症例は担当しますが、診断の上、難しいと思われるものは他医療機関へとご紹介しています。分野毎に優秀な後輩を多数知っておりますから、彼らに任せるのが最善と考えるからです。
私は東京医科歯科大学歯科同窓会の学術部という部署に長年在籍しています。学術部は、著名な先生方の講演会や実習コースの企画・運営を一手に引き受けるものです。日々、時間をとられることになりますし、当日も弁当を配ったりと(笑)、いろいろ手はかかるのですが、役得としてあるのが、先生方の講演をすべて聞けることにあります。そこに関わることで、最新の情報をアップデートできることになりますし、知り合った先生方に難症例をお願いすることも可能になります。
自分でやってやれないことはないかもしれません。しかし、患者さんの利益を最優先に考えた場合、最も良い選択を提示して差し上げることも、我々に求められる役割だと心得ています。

患者さんとよく話すことから始める

寺内 庸泰 院長

診療では、とにかく患者さんと話をしています。なぜこちらにいらしたのか、何に悩み、これまでどういう治療を受けてきたのか。歯医者ヒストリーを憶えている範囲で話してもらうのです。もちろん、どなたも、というわけではありません。歯科医療そのものに疑問や悩みを抱えている方はいるもので、そうした方々を対象に、まず話から始めていくのです。一般の方々に関しても、生活様式などを聞いていきます。誰と住まわれているのか、足腰の状態はどうか。そこで得られた情報が今後の治療に役立つこともあります。また、おひとりで生活されている方は、喋る機会も十分ではないですよね。お口の機能を維持するためにも、ここでいっぱい話すことがプラスになることもあるでしょう。
とはいえ、根本は私自身が話し好きということが大きいのでしょうね。衛生士さん達は、「先生、早く早く」と思っているかもしれません(笑)。

その人の先々を見据えた最適な医療を

「歯を抜かない歯医者」が「良い歯医者」と思われている方も少なくはないでしょう。しかし、状況によっては抜かなければいけないこともあるのです。例えば、寝たきりになってしまった場合、状況の悪い歯があることがマイナスに働くこともあります。その状態での抜歯はリスクが高いものですから、抜けるうちに抜いておくという選択肢が優先になるケースもあります。
豊島区歯科医師会では、「あぜりあ歯科診療所(豊島区口腔保健センター)」の運営をおこなっています。「あぜりあ」では、休日の応急歯科診療や高齢者の訪問歯科診療をおこなっています。そこで目にしてきたのが、老化に伴う歯の様々なトラブルでした。今後の歯科医療は、その人の先を見据えてというものでなくてはなりません。総入れ歯になると感覚が鈍くなってしまいますから、それはそれで難しい部分はあるのですけれど、1つの利点として、外して洗えることで菌が定着しないということがあげられます。昨今、誤嚥性肺炎という言葉が一般にも広く知られるようになってきました。これは、食べている時にむせるのは、さほど問題ではないのです。問題なのは、寝ている時に唾液が入ってしまうこと。その唾液に悪玉菌が多くあれば、肺炎になるリスクが高くなることになります。
治療は一律でおこなうものではありません。様々なリスクとその人その人で異なる事情を考慮した診療が求められるのです。

これから受診される患者さんへ

『目白ハイマート歯科』では、予防歯科にも力を入れています。良いお口の状態をつには、定期的に歯科医師や歯科衛生士のチェックとケアを受けていただくことが大切です。そのインターバルはその人の状況によって異なりますが、ここでは月に1回、お越しいただいている方もおられます。お年を召してくると、ご自身で歯みがきをされるのも難儀なことがあるんですね。その場合は、我々の方でしっかりみがくこともしています。お口のことでしたら、どんなことでも構いません。決して悪いようにはしませんので、困ったら1度ご相談いただければと思います。

※上記記事は2019年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

寺内 庸泰 院長 MEMO

  • 出身地:千葉県
  • 趣味・特技:モータースポーツ、スキー、ラーメン食べ歩き
  • 好きな本:『超一流の雑談力』
  • 好きな映画:『笑顔の向こうに』
  • 座右の銘:「一期一会」
  • 好きな音楽:80’s〜90’sの邦楽
  • 好きな観光地:箱根

グラフで見る『寺内 庸泰 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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