三澤歯科医院
世田谷区/南烏山/千歳烏山駅
- 歯科
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三澤 正文 院長への独自インタビュー
混乱の時期を経て、一生の仕事である歯科の道に
私が学生の頃は、70年安保の後に訪れた混乱の時代でした。私は、安田講堂事件が起きたまさにその年に東京大学に入ったのですが、授業などとてもできる状況になく、他の多くの学生と同様、違う道を模索し、歯科大学の門を叩いたということになります。東大を目指したのは、1人の受験生としてとにかく上を目指しただけのことであって、そこで偶然、立ち止まって考える機会を得たからこそ、今があるとも言えるのでしょう。当時は、戦後の焼け野原の時代が過ぎ、誰もが国を再建するという意気込みにあふれていた時代です。私もその1人として、世のためになる仕事として歯科医師を選んだということなんですね。
大学卒業後は調布で開業されていた先輩を頼り、そこで修行の時期を経たのち、1979年に『三澤歯科医院』を当地に開業いたしました。この場所に定めたのは、勤務医時代の沿線であると同時に、大学に行くのに便利だったからでした。東京医科歯科大学には、卒業したのちも実地に技術の研鑽をはかることのできるコースが存在します(「医科歯科C.D.E.」)。私は大学の教室に籍は置かなかったのですけれど、このコースがあったおかげで、最新の医療を患者さんに提供することができたのです。
ホームデンティストとして、あらゆるニーズに応えていく
栃木に烏山線という在来線がございます。名前にゆかりがあるのか、この辺りには栃木出身の方が多く住まわれていて、開院当初は非常に多くの方が来院されていました。それは1つのお話として置いておくとしまして(笑)、当院では開院当初より、お子さんの咬合誘導に始まり、おじいちゃん、おばあちゃんの総義歯まで、ありとあらゆるお口のお悩みに対応してまいりました。大学病院は専門が細かく分かれますけれど、一般の方にとってみれば、歯科は眼科や耳鼻科と同じく、そこで全てを見てもらえると思って来院されるわけです。そのニーズを満たすのはホームデンティストとしての使命だと思っておりますし、開業以来、一貫して、できる限り全てのことを診てきたつもりでおります。