北川歯科クリニック

北川 尚 院長への独自インタビュー

歯科麻酔学を専門に研鑽を積み、お口だけでなく全身を診られる歯科医師に

父が医師をしていたものですから、私はサラリーマンの生活を知りませんでした。理系の勉強が好きで、宇宙や生物の世界に興味をもった時期もありましたけれど、やはり「人」を相手にできる医療の方が魅力的に思えたんですね。もともとモノづくりが好きだったこともあり、その技量を活かせる歯科医師を選んだわけです。
大学卒業後は、研修を経て東京医科歯科大学大学院に籍を置き、歯科麻酔学について知識を深めました。きっとみなさん、歯科治療というと「削って・詰めて」という治療を想像なさると思いますが、こうした技術的な部分は、経験さえ積めば皆そんなに力量に差がでなくなります。私はそれよりも、基礎的な疾患について勉強をして、患者さんの全身状態までしっかり把握した上で診療したいと考えたんです。こうした考え方は、いわゆる医学的なアプローチになりますが、歯科医師であっても医学に携われるのが、麻酔学を学ぶことだったんですね。歯科麻酔を専門に大学病院で診療するほか、障がい者歯科に携わるなどして、経験を重ねました。

豊富な知識と経験をもって、お1人お1人に最善の治療を

『北川歯科クリニック』を開設したのは1999年でしたから、この場所で診療をはじめて間もなく20年になろうとしています。私は、大学病院や都立病院で診療していた期間が長く、町の中の歯科医院で診療したのは、アルバイトでお手伝いをしたくらい。開業当初は本当に手探りで、同期の仲間たちに助けてもらいながらのスタートでした（笑）。
大学病院に在籍していた頃は、患者さんを診療するほか、研究に従事したり、後輩の指導にあたったりと、忙しくも充実した毎日を過ごしていました。それでも、私はやはり「人」が好きで、人と話すことが好き。開業医となってからも、日々やりがいを感じながら診療を続けてきました。歯科の中でも麻酔を専門にしていたり、障がい者歯科を経験してきたことで、患者さんの全身状態を考慮した治療法をご提案し、患者さんお1人お1人に、最善の歯科治療をご提供できるとご理解いただければと思います。

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