オーラルプロポーションクリニック 歯科&矯正歯科

小野 貴庸 院長への独自インタビュー

まったく異なる世界から歯科医療の道へ

私は高校卒業後すぐに郷里の岡山を出て、東京へと出てきました。当時は今とはまったく異なる仕事をしていたのですが、歯科治療を受けたことがきっかけになり、歯科大学へと進むことを考えたのです。将来のことをいろいろと考えていた時期でもあり、一生の仕事を自分なりに模索した中での答えでした。
大学卒業後は東京医科大学病院の口腔外科に籍を置きました。口腔外科へと進んだのは、学生の時からオペというものに憧れていたことがあったからかもしれません。癌や交通事故等で、歯やあごに大きな損傷を受けた方を治療することは、非常にやりがいのあることだろうと考えたのです。口腔外科は、お口回りだけを診るものではありません。心臓や手や足、全身のいたるところに気を配っていかなければならず、その時の経験が今の私の財産になっています。
『オーラルプロポーションクリニック』は2006年に開院いたしました。患者さんは20代から50代の方が中心。立地や医院の内装からして審美に特化していると思われる方もおられますが、決してそのようなことはありません。もちろん、審美に類するメニューもとりそろえてはいますが、あらゆる選択肢を可能にし、お口全体を治していくのが私たちの役割だと思っています。

プロフェッショナルチームによって高次元の治療を実現

私自身は口腔外科出身であり、クリニックには補てつや根管治療、歯周病などなど、それぞれに強味を持った専門家が在籍しています。1人の人間がすべての分野を高いレベルで持っているのが理想だと思いますが、1つの分野を究めるだけでも相応の時間が掛かります。ですから、その方その方に必要な治療をおこなっていくには、プロフェッショナルなチームによる総合医療体制が不可欠なのです。また、専門分野の異なる人材が揃っていることでお互いに切磋琢磨できますし、自身も成長していくことになります。
当クリニックには外科処置専用の手術室をはじめ、マイクロスコープやCT、デンタルラボ（歯科技工室）など、国内最高水準の設備を整えています。しかし、優れた設備も使う側の器量が備わっていなければ、ただの道具に過ぎません。それを使って何をおこなうかということのほうが、より重要だと思っています。

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