田町駅前歯科クリニック

渡辺 雅光 院長への独自インタビュー

日本とアメリカの歯科医師免許を取得し、世界各地で診療

私は医師の家系に生まれ育ちましたが、同じ医科の世界に入ることについては気が進まないものがありました。それでも、何か技術を身につけたいという気持ちはあったものですから、大学進学時には歯科をはじめ、獣医科、薬学科などを受験して。その中で、合格をいただいたのが日本大学歯学部だったというわけです。
その後の経歴は、少々異色なものとなりまして。大学卒業後に国家試験を受験して、その3日後には「生活すること」を目的にアメリカへと渡りました。南カリフォルニア大学の歯学部を卒業して、アメリカの歯科医師免許を取得して。ロサンゼルスを皮切りに、アトランタ、サンディエゴにクリニックを開設し、診療をしていました。その後、中国、UAE、ミャンマーと、世界各地の歯科医療に携わり、日本に戻ってきたのは2015年の冬でした。

豊富な海外経験をもとに、外国語での診療にも対応

『田町駅前歯科クリニック』の開設は私が帰国した翌年の2016年で、大学時代から数えると、実に40年ぶりに日本の歯科医療界に復帰したという感じです（笑）。ご存知の方も多いかと思いますが、保険制度のある日本と外国では、歯科医療をとりまく環境が大きく異なります。私もはじめは戸惑いましたけれど、これまでのスタイルや私の信念を変えることなく、ここ田町でもクオリティの高い歯科医療を行っていきたいと思います。
この辺りはビジネス街であり、駅からすぐの立地ということもあって、当院にはビジネスパーソンを中心にたくさんの患者さんがお越しになります。日本人の方はもちろん、外国籍の患者さんも多くいらして、40年という時の流れの大きさを感じますね。私が長きにわたり海外で診療を続けて来られたのは、医療にまつわる微妙なニュアンスを汲み取るスキルがあったからこそ。当院においても、私のほかに中国人の医療通訳者が在籍し、英語・中国語での診療にも対応しています。

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