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横山 京介 院長

KYOSUKE YOKOYAMA

対処療法ではなく根本治療。未来へ向けて健康な歯を保つサポートを目指して

鶴見大学歯学部を卒業後、日本大学大学院歯学研究科に進学(歯周病学専攻)。日本大学歯学部付属歯科病院にて主に歯周病治療を中心に研鑽を積む。2012年に『横山デンタルクリニック』を開院(東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」7番出口より徒歩1分、東京メトロ日比谷線「人形町駅」A1番出口より徒歩2分、都営地下鉄浅草線「人形町駅」A3番出口より徒歩3分)。

横山 京介 院長

横山 京介 院長

横山デンタルクリニック

中央区/日本橋人形町/人形町駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●矯正歯科

一口腔を一単位として診ることの大切さ

横山 京介 院長

歯科医師には幼い頃から「なるものだ」と思っていました。父の影響も大きかったですね。誰に何を言われたわけでもないのですが、幼稚園の卒園アルバムにも「将来の夢は歯医者さん」と書いてありましたね(笑)。「これしかない」と思い、この道をまっすぐに進んできました。
大学卒業後は日本大学大学院に進み、歯周病学を専攻しました。当時の私は、インプラント治療がこれからは大事になるという認識を持っていました。それを可能にするためにも、歯茎のコントロールをしっかり身につけることが大切と考えての選択だったのです。歯周病の治療は、ただ単に歯茎を掃除すれば良いというものではありません。虫歯や歯並び、噛み合わせなど、多岐に渡るリスクファクターを「横の学問」として頭に入れておかなければ、治るものも治らないんですね。一口腔を一単位として診るということを最初に学べたことは、歯科医師としての方向性を決定づける意味で、非常に大きな経験だったと感じています。
父の意志を引き継ぎ、水天宮前に『横山デンタルクリニック』は2012年、開院いたしました。

最後の最後までお口で噛める喜びを皆さんに

横山 京介 院長

「揺り籠から墓場まで」ということがクリニックのコンセプトとしてあります。歯が生えたばかりの頃から管理をし、最初から最後まで面倒を見ていきたいのです。そのためには、歯周病も虫歯の治療も、噛み合わせもしっかり管理出来る知識と技術が必要になります。
私は、噛めることは生きること、と思っています。昨今、オーラルフレイルという言葉を耳にするようになりました。フレイルとは、虚弱という意味。満足に噛めず、食べるものを選ぶようになると、人前で食事をするのを敬遠するようになります。外出しなければ社会性も失っていきますし、結果としてフレイルの負のスパイラルに入ってしまうのです。これは主にご高齢の方々のお話ですが、最初から最後まで、不自由なく噛めるお口を維持してあげることが歯科医師の大切な役割と考えています。

対処療法ではなく根本治療を

横山 京介 院長

対処療法に終わるのではなく、原因除去療法を志向しています。なぜ痛くなったのか、なぜ虫歯になってしまったのか。起きている現象を確認し、その原因を探り、取り除いていくのが当クリニックの歯科治療です。
「態癖」という問題があります。頬杖をずっとついていたりすると、歯の軸が傾斜してしまったり、歯茎が下がるなど、様々な現象が起きることがあります。ご本人は自覚されていないことがほとんどですから、お口の様子や話し方から推測し、癖を改善するよう勧めることになります。もちろん何十年と染み付いた癖ですから、1回言われてすぐに止められるものではありません。患者さんがリスクの大きさに気づき、行動を起こしてもらうまで、気長に何度もアドバイスをさせていただくことになります。ただ治療を施したところで、原因が取り除かれていない限り、再び同じことが起こります。要因を徹底的に取り除いていく姿勢が大切なのです。

感染症である歯周病の場合、お口の中の細菌の管理が重要になってきます。歯周病の治療は、お薬による歯周内科治療により、劇的に治療のあり方が変化してきました。お口は1つのものですから、こちらを治療している間にあちらの歯に菌が移り、問題が生じるというケースが多々あったんですね。お薬によってお口全体を除菌することで、効率よく治療することが可能となりました。
歯周内科に加え、レーザー治療を併用することで歯周外科をほぼせずとも済むようにもなってきています。歯茎を開いてしまうと、治癒するまでに3ヶ月を要します。それがなくなったのは、患者さんにとっても大きなメリットと言えるでしょう。
新しいから何でも良いというわけではありませんが、患者さんにとって有効と判断すれば、積極的に新しい技術なりツールを導入していきたいと考えています。

未来に向けて健康な歯を保つために

これからは、ペーストで歯をみがくのではなく、パウダートリートメントが主流になっていくでしょう。ペーストの場合、歯周ポケットにそれが残り、歯石化してしまうリスクがありました。自然に排出されていく糖アルコールを主成分としたパウダートリートメントはその懸念がありませんし、バイオフィルムを効率よく除いていくことが出来ます。
予防歯科を突き詰めていくと、今後は矯正歯科が大きなウェートを占めていくと予想されます。「8020運動」をご存知でしょうか。平成元年にこの試みが始まった当時、80歳の方の平均残存歯数はたった4本。それから30年がたった今、その数は約15本にまでなっています。さて、ここで歯が十分に残っている方を分析すると、いわゆる不正咬合の方が見当たらないという結果が出ています。その結果を踏まえれば、理想の噛み合わせを矯正治療によって作っていくことが望ましいと考えられるんですね。当クリニックではマウスピース矯正と従来のワイヤー矯正の両方を扱っています。今後は長期予後を視野に入れた矯正歯科治療を一層充実させてまいります。

これから受診される患者さんへ

定期的に歯科医院に通っている方とそうでない方の残存歯数はまったく違うという結果が出ています。痛くなってから、取れてしまったから歯医者さんに行くという形では、将来に大きなリスクをはらむ可能性があるということなんですね。どうぞかかりつけの歯科医院をお持ちになり、定期的に足を運んでください。治療を前提とするのではなく、お口をきれいに整えてもらう美容室感覚で、上手に歯医者さんを利用していただければと思います。

※上記記事は2020年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

横山 京介 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:読書
  • 好きな作家:池波正太郎
  • 好きな映画:
  • 座右の銘:初志貫徹
  • 好きな場所:自然を感じられる場所

グラフで見る『横山 京介 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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