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首・のど

咳[28]

気道内に異物が混入するのを防ぐ、もしくは気道内から異物を排出するためにおこるのが咳である。咳は、痰をともなわない乾性咳と、痰をともなう湿性咳とに大別される。

かぜ[かぜ症候群]

カゼ

発熱、悪寒、鼻水、鼻づまり、咳、痰、頭痛などの症状に、倦怠感、筋肉痛、関節痛をともなうことがある。
  • 内科
  • 呼吸器内科
  • 耳鼻咽喉科
  • 小児科

この病気について2人の医師の見解があります。

インフルエンザ

インフルエンザ

39度前後の急な高熱と悪寒から発病。頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感などの全身症状が2~3日続き、その後、鼻水、鼻づまり、のどの痛みなどがおこる。
  • 内科
  • 呼吸器内科
  • 耳鼻咽喉科
  • 小児科

急性気管支炎

キュウセイキカンシエン

38度前後の発熱と乾いた咳が出る。強い咳のため胸痛をともなうこともある。
  • 内科
  • 呼吸器内科
  • 気管食道内科
  • 外科

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

マンセイキカンシエン

痰をともなう咳、のどがゼーゼー鳴る、動悸など。喫煙者に多く、起床時や午前中に咳や痰が多くなる。
  • 呼吸器内科
  • 気管食道内科
  • 内科
  • 外科

肺炎

ハイエン

38~39度のの発熱、悪寒、咳、痰、胸痛、動悸などがみられる。高齢者は症状が現われにくく、発熱しないこともある。
  • 内科
  • 呼吸器内科

細菌性肺炎

サイキンセイハイエン

咳、痰、悪寒、発熱、胸痛などの症状がみられる。細菌感染による肺炎。
  • 呼吸器内科
  • 内科

肺化膿症[肺膿瘍]

ハイカノウショウ

悪寒や発熱、痰や咳など。痰は膿性で悪臭を帯び、血が混じることがある。重度の細菌性肺炎。
  • 呼吸器内科
  • 内科

間質性肺炎

カンシツセイハイエン

乾いた咳と息切れが代表的な症状。指先が太鼓のばちのように膨らむ“ばち指”がみられることもある。体を動かした時の息切れは、呼吸器疾患のなかでも特に強く現れる。
  • 呼吸器内科
  • アレルギー科

この病気について1人の医師の見解があります。

急性扁桃炎

キュウセイヘントウエン

38度以上の発熱と悪寒に加えて、扁桃部やのどの奥が赤く腫れて痛む。かぜの症状の1つとして現われることが多い。
  • 耳鼻咽喉科

急性喉頭炎

キュウセイコウトウエン

のどに乾燥感、痛み、かゆみなどが生じ、発熱して咳が出る。声が枯れることもある。
  • 耳鼻咽喉科

急性咽頭炎

キュウセイイントウエン

のどが赤く腫れてヒリヒリし、乾燥感を感じる。発熱、倦怠感をともなうこともある。
  • 耳鼻咽喉科

気管支拡張症

キカンシカクチョウショウ

起床時に黄色または緑色の大量の痰をともない、咳が出る。痰に血が混じったり、吐血することもある。ほかに発熱、胸痛など。
  • 呼吸器内科
  • 外科
  • 内科

びまん性汎細気管支炎

ビマンセイハンサイキカンエシエン

慢性的に粘液状の痰が出、息苦しくなる。慢性副鼻腔炎[蓄膿症]の羅患経験者に多い。
  • 呼吸器内科
  • 気管食道内科

肺水腫

ハイスイシュ

突然息苦しくなり、呼吸回数が増え、胸部の圧迫感や咳に続いて、ピンク色の泡沫状の痰、喀血がみられる。
  • 循環器内科
  • 呼吸器内科
  • 外科
  • 内科

肺血栓塞栓症

ハイケッセンソクセンショウ

突然息切れがして呼吸が速くなる。胸痛、咳、発熱などの症状がみられる。
  • 呼吸器内科
  • 内科
  • 血液内科

肺結核

ハイケッカク

初期はほとんど無症状。咳、痰、胸痛、息切れ、微熱などかぜに似た症状が続き、血痰や体重減少、呼吸困難などが起こることもある。
  • 内科
  • 呼吸器内科

肺がん

ハイガン

咳、痰(血痰)、胸痛、呼吸困難、顔や首のむくみなど。喫煙者に多い傾向がある。
  • 呼吸器内科
  • 外科

大動脈瘤

ダイドウミャクリュウ

腰痛、呼吸困難、声枯れ、ものが飲み込みにくいなどの症状がみられる。激しい胸痛が生じた場合は危険。
  • 循環器内科
  • 心臓血管外科

心臓喘息

シンゾウゼンソク

突然呼吸困難がおこり、咳や痰などの症状がおこる。心臓の異常により喘息のような症状を示す疾患。
  • 心臓血管外科
  • 循環器内科

膿胸

ノウキョウ

胸痛や発熱、咳などの症状がみられる。寒気やふるえ、呼吸困難などがみられることもある。
  • 呼吸器内科
  • 外科
  • 内科

気管支喘息

キカンシゼンソク

呼吸をするたびごとにのどがヒューヒュー、ゼーゼーと鳴り、呼吸困難になる。咳や痰をともない、発作は夜半から早朝にかけておこりやすい。
  • 呼吸器内科
  • アレルギー科

この病気について3人の医師の見解があります。

塵肺

ジンハイ

様々な粉塵が肺に蓄積されて発症する疾患。初期は自覚症状がなく、やがて、咳や痰がみられるようになる。息切れや呼吸困難がみられるようになると、症状はかなり進んだ段階といえる。
  • 呼吸器内科
  • 内科

逆流性食道炎

ギャクリュウセイショクドウエン

内視鏡検査で上部食道粘膜に潰瘍やただれが認められるものを言う。胸やけや胸痛などの症状を呈し、悪化すると食道狭窄などが起こる。長期化した食道炎は食道腺がんの主要原因になると見られている。
  • 消化器内科

この病気について2人の医師の見解があります。

胸部打撲

キョウブダボク

胸を打ち付けた部位に痛みを伴うほか、あざや腫れが生じる場合がある。また骨や心臓に損傷が及んだ場合は、肋骨骨折・気胸・心停止などを引き起こすこともある。
  • 整形外科
  • 救急科

咀嚼障害

ソシャクショウガイ

  • 歯科

この病気について1人の医師の見解があります。

誤嚥性肺炎

ゴエンセイハイエン

食べ物や唾液が誤って気道内に入ってしまうことを誤嚥と言う。誤嚥性肺炎は、誤嚥によって発症する肺に炎症が起こるもの。症状としては、咳や痰、発熱、全身の倦怠感などが症状として見られるが、明らかな症状が見られないことも多い。
  • 内科
  • 呼吸器内科

この病気について2人の医師の見解があります。

うっ血性心不全

ウッケツセイシンフゼン

  • 循環器内科

この病気について1人の医師の見解があります。

咳喘息

セキゼンソク

  • 呼吸器内科

この病気について2人の医師の見解があります。