咳に関する症状一覧 気道内に異物が混入するのを防ぐ、もしくは気道内から異物を排出するためにおこるのが咳である。咳は、痰をともなわない乾性咳と、痰をともなう湿性咳とに大別される。 かぜ[かぜ症候群] カゼ 発熱、悪寒、鼻水、鼻づまり、咳、痰、頭痛などの症状に、倦怠感、筋肉痛、関節痛をともなうことがある。 【受診科目】 内科 呼吸器内科 耳鼻咽喉科 小児科 ※5人の医師の見解があります。 インフルエンザ インフルエンザ 39度前後の急な高熱と悪寒から発病。頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感などの全身症状が2~3日続き、その後、鼻水、鼻づまり、のどの痛みなどがおこる。 【受診科目】 内科 呼吸器内科 耳鼻咽喉科 小児科 ※1人の医師の見解があります。 急性気管支炎 キュウセイキカンシエン 38度前後の発熱と乾いた咳が出る。強い咳のため胸痛をともなうこともある。 【受診科目】 内科 呼吸器内科 気管食道内科 外科 肺炎 ハイエン 38~39度のの発熱、悪寒、咳、痰、胸痛、動悸などがみられる。高齢者は症状が現われにくく、発熱しないこともある。 【受診科目】 内科 呼吸器内科 細菌性肺炎 サイキンセイハイエン 咳、痰、悪寒、発熱、胸痛などの症状がみられる。細菌感染による肺炎。 【受診科目】 呼吸器内科 内科 肺化膿症[肺膿瘍] ハイカノウショウ 悪寒や発熱、痰や咳など。痰は膿性で悪臭を帯び、血が混じることがある。重度の細菌性肺炎。 【受診科目】 呼吸器内科 内科 間質性肺炎 カンシツセイハイエン 乾いた咳と息切れが代表的な症状。指先が太鼓のばちのように膨らむ“ばち指”がみられることもある。体を動かした時の息切れは、呼吸器疾患のなかでも特に強く現れる。 【受診科目】 呼吸器内科 アレルギー科 ※1人の医師の見解があります。 急性扁桃炎 キュウセイヘントウエン 38度以上の発熱と悪寒に加えて、扁桃部やのどの奥が赤く腫れて痛む。かぜの症状の1つとして現われることが多い。 【受診科目】 耳鼻咽喉科 急性喉頭炎 キュウセイコウトウエン のどに乾燥感、痛み、かゆみなどが生じ、発熱して咳が出る。声が枯れることもある。 【受診科目】 耳鼻咽喉科 急性咽頭炎 キュウセイイントウエン のどが赤く腫れてヒリヒリし、乾燥感を感じる。発熱、倦怠感をともなうこともある。 【受診科目】 耳鼻咽喉科 ※1人の医師の見解があります。 気管支拡張症 キカンシカクチョウショウ 起床時に黄色または緑色の大量の痰をともない、咳が出る。痰に血が混じったり、吐血することもある。ほかに発熱、胸痛など。 【受診科目】 呼吸器内科 外科 内科 びまん性汎細気管支炎 ビマンセイハンサイキカンエシエン 慢性的に粘液状の痰が出、息苦しくなる。慢性副鼻腔炎[蓄膿症]の羅患経験者に多い。 【受診科目】 呼吸器内科 気管食道内科 肺水腫 ハイスイシュ 突然息苦しくなり、呼吸回数が増え、胸部の圧迫感や咳に続いて、ピンク色の泡沫状の痰、喀血がみられる。 【受診科目】 循環器内科 呼吸器内科 外科 内科 肺血栓塞栓症 ハイケッセンソクセンショウ 突然息切れがして呼吸が速くなる。胸痛、咳、発熱などの症状がみられる。 【受診科目】 呼吸器内科 内科 血液内科 ※1人の医師の見解があります。 肺結核 ハイケッカク 初期はほとんど無症状。咳、痰、胸痛、息切れ、微熱などかぜに似た症状が続き、血痰や体重減少、呼吸困難などが起こることもある。 【受診科目】 内科 呼吸器内科 肺がん ハイガン 咳、痰(血痰)、胸痛、呼吸困難、顔や首のむくみなど。喫煙者に多い傾向がある。 【受診科目】 呼吸器内科 外科 ※8人の医師の見解があります。 大動脈瘤 ダイドウミャクリュウ 腰痛、呼吸困難、声枯れ、ものが飲み込みにくいなどの症状がみられる。激しい胸痛が生じた場合は危険。 【受診科目】 循環器内科 心臓血管外科 ※1人の医師の見解があります。 心臓喘息 シンゾウゼンソク 突然呼吸困難がおこり、咳や痰などの症状がおこる。心臓の異常により喘息のような症状を示す疾患。 【受診科目】 心臓血管外科 循環器内科 膿胸 ノウキョウ 胸痛や発熱、咳などの症状がみられる。寒気やふるえ、呼吸困難などがみられることもある。 【受診科目】 呼吸器内科 外科 内科 気管支喘息 キカンシゼンソク 呼吸をするたびごとにのどがヒューヒュー、ゼーゼーと鳴り、呼吸困難になる。咳や痰をともない、発作は夜半から早朝にかけておこりやすい。 【受診科目】 呼吸器内科 アレルギー科 ※5人の医師の見解があります。 塵肺 ジンハイ 様々な粉塵が肺に蓄積されて発症する疾患。初期は自覚症状がなく、やがて、咳や痰がみられるようになる。息切れや呼吸困難がみられるようになると、症状はかなり進んだ段階といえる。 【受診科目】 呼吸器内科 内科 逆流性食道炎 ギャクリュウセイショクドウエン 内視鏡検査で上部食道粘膜に潰瘍やただれが認められるものを言う。胸やけや胸痛などの症状を呈し、悪化すると食道狭窄などが起こる。長期化した食道炎は食道腺がんの主要原因になると見られている。 【受診科目】 消化器内科 ※6人の医師の見解があります。 胸部打撲 キョウブダボク 胸を打ち付けた部位に痛みを伴うほか、あざや腫れが生じる場合がある。また骨や心臓に損傷が及んだ場合は、肋骨骨折・気胸・心停止などを引き起こすこともある。 【受診科目】 整形外科 救急科 咀嚼障害 ソシャクショウガイ 【受診科目】 歯科 ※1人の医師の見解があります。 誤嚥性肺炎 ゴエンセイハイエン 食べ物や唾液が誤って気道内に入ってしまうことを誤嚥と言う。誤嚥性肺炎は、誤嚥によって発症する肺に炎症が起こるもの。症状としては、咳や痰、発熱、全身の倦怠感などが症状として見られるが、明らかな症状が見られないことも多い。 【受診科目】 内科 呼吸器内科 ※2人の医師の見解があります。 うっ血性心不全 ウッケツセイシンフゼン 初期には夜間多尿が見られ、体重の増加や下肢のむくみ(浮腫)が現れる。重症化すると胸痛や就寝時の呼吸困難(夜間発作性呼吸困難)、倦怠感や激しく咳き込んだりすることがある。また、横になっていると呼吸が苦しい状態が、上半身を起こすと楽になる起座呼吸(きざこきゅう)という症状が見られることがある。 【受診科目】 循環器内科 ※1人の医師の見解があります。 咳喘息 セキゼンソク かぜを引き、発熱や喉の痛みなどの症状が治まっても、8週間以上にわたって咳の症状が続くものを咳喘息と言う。痰が絡むことがない、乾いた咳であることが特徴。気管支喘息と異なり、呼吸の困難感や、喘鳴(ぜんめい=ゼーゼーと表現される呼吸音)を伴わないのも特徴であり、夜間から明け方にかけて悪化しやすい。 【受診科目】 呼吸器内科 ※2人の医師の見解があります。 COPD(慢性閉塞性肺疾患) マンセイヘイソクセイハイシッカン 痰をともなう咳、のどがゼーゼー鳴る、動悸など。喫煙者に多く、起床時や午前中に咳や痰が多くなる。 【受診科目】 内科 気管食道内科 呼吸器内科 外科 ※2人の医師の見解があります。 RSウイルス感染症 アールエスウイルスカンセンショウ 感染後、数日の潜伏期間を経て、発熱、鼻水、咳などのかぜに似た症状が現れる。多くは上気道症状のみで自然に軽快するが、感染が肺の奥まで及ぶと、咳の悪化や喘鳴(ぜんめい:ゼーゼー、ヒューヒューという呼吸音)、呼吸困難を伴い、細気管支炎や肺炎を起こすことがある。特に乳児では重症化しやすく、哺乳不良や無呼吸発作がみられる場合もあり注意が必要となる。一方、大人では軽症で済むことが多いが、高齢者では肺炎を発症することもある。 【受診科目】 内科 呼吸器内科 小児科 ※1人の医師の見解があります。 慢性気管支炎 マンセイキカンシエン 咳や痰が長期間続くことが最も代表的な症状で、特に朝に痰が多く出ることがある。呼吸時に「ゼーゼー」と音がする喘鳴(ぜんめい)、階段や運動時の息切れ、胸の圧迫感、呼吸が浅く速くなるといった症状も見られる。夜間は咳や息苦しさで眠りが妨げられることもある。慢性化すると気道の不可逆的な閉そくが進み、肺気腫などの合併症を引き起こす場合があるため、日常生活に支障が出ることも少なくない。症状は人によって異なり、軽度の場合は咳のみで済むこともある。 【受診科目】 呼吸器内科 ※1人の医師の見解があります。 バレット食道 バレットショクドウ 【受診科目】 消化器内科 ※1人の医師の見解があります。 マイコプラズマ肺炎 マイコプラズマハイエン 【受診科目】 内科 小児科 呼吸器内科 ※1人の医師の見解があります。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) シンガタコロナウイルスカンセンショウ 発熱、咳、鼻水、喉の痛み、倦怠感など、かぜやインフルエンザに似た症状で発症することが多い。加えて、嗅覚異常や味覚異常、頭痛、筋肉痛、下痢などがみられることもある。多くは軽症で経過するが、一部では肺炎を起こして息苦しさが出現し、重症化すると酸素投与や人工呼吸管理が必要となる。特に高齢者や基礎疾患のある人では重症化リスクが高いとされる。回復後も倦怠感や集中力低下、咳、嗅覚・味覚障害などの症状が長く続く、いわゆる後遺症がみられる場合もある。 【受診科目】 内科 ※1人の医師の見解があります。