バレット食道の原因・症状とは?
【受診科目】
- 消化器内科
※1人の医師がこの病気について述べています
医師に聞いた
バレット食道の原因・症状・治療方法
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食道の粘膜が胃のような粘膜に置き換わってしまう病態
バレット食道とは、逆流性食道炎が長く続くことによって、食道の粘膜が変化してしまう状態を指します。本来、食道の粘膜は胃酸に弱い性質を持っており、慢性的に胃酸が逆流することで、胃酸に強い胃の粘膜に似た組織へと置き換わっていきます。この変化した粘膜は、将来的にがんへと進行する可能性があるとされており、注意が必要な病態です。
症状としては、胸焼けやみぞおちの痛みといった逆流性食道炎にみられるものが中心ですが、中にははっきりとした自覚症状がないまま経過する方もいらっしゃいます。そのため、日常的によくある症状として見過ごされてしまうことも少なくありません。しかし、バレット食道は一般の方と比べて、約10倍~数十倍高い発がんリスクがあるとされており、慎重な経過観察が求められます。
従来の食道がんは飲酒や喫煙が主なリスクとされてきましたが、バレット食道に関連するがんは、肥満や高脂肪食、そして逆流性食道炎の持続といった要因が関係しています。欧米に多い疾患とされてきましたが、日本でも近年増加傾向にあり、食生活の変化などが背景にあると考えられています。
大切なのは、逆流性食道炎と診断された際に、その背後にバレット食道や、さらに進行した腫瘍病変がないかを的確に見極めることです。この分野はまだ専門性が高く、見慣れていないと小さな変化を捉えることは難しいとされています。だからこそ、胸焼けなどの症状が続く場合には、内視鏡検査を通じて詳細かつ高精度の評価を受けることが、早期発見につながる重要な一歩になると考えています。私自身、『バレット食道研究会』(URL:https://barrett-eso.com/)の代表世話人を務めております。逆流性食道炎やバレット食道に関して、ご不安・ご心配のおありの方は、是非、一度、当院をご利用ください。
浦安ごうだ消化器内視鏡・内科クリニック
郷田 憲一 院長
- 浦安市/北栄/浦安駅
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