舌がんの原因・症状とは?

舌がん(ゼツガン)の原因

口腔がんの中でもっとも多いものであり、舌がんの85~90%は舌の側縁にできる。明らかになっていはいないが、喫煙や飲酒、合わない義歯やとがった歯が舌を長期にわたって刺激するのが原因とみられている。

舌がん(ゼツガン)の症状

初期には舌の表面がざらざらする程度で目立たず、徐々に、舌の縁が痛い、食べ物がしみるなどの症状が現われるようになる。進行すると舌が動かしにくい、ものが飲み込みにくい、話すことが困難になるといった症状をともなうようになる。

舌がん(ゼツガン)の治療

腫瘍が4センチ以下の時は、舌の部分切除、レーザー切除がおこなわれる。4センチ以上の腫瘍や舌の深い部分にまで広がっている場合には、拡大切除がおこなわれるとともに、舌の再建がおこなわれる。また、放射線療法と化学療法、強度変調放射線療法などもおこなわれる。

【受診科目】

  • 耳鼻咽喉科
  • 歯科
  • 歯科口腔外科

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医師に聞いた
舌がんの原因・症状・治療方法

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治らない口内炎があれば、一度専門家のチェックを受けることが大切

口腔内に発症する最も頻度の多いがんが舌がんです。症状としては、舌の一部が赤みがかったり、白いできものができたり、触るとピリピリしたり、痛みを感じることもあります。舌がんは、白板症や紅斑症など、いわゆる前癌病変を経て移行するものがあり、率としては数パーセントにとどまりまります。前癌病変で発見できれば、悪性なのか良性なのかを見極め、適切な処置を行う、もしくは経過観察をすることになります。
舌がんがリンパ節などに転移してしまうと、予後が悪くなります。先に述べた症状が見られたり、口内炎だと思って薬を塗っても1週間以上治らない場合は、すみやかに口腔外科の心得のある歯科医院を受診されることをお勧めします。

大山 嘉人 院長

オハナ歯科口腔外科クリニック

大山 嘉人 院長

  • 横浜市戸塚区/吉田町/戸塚駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
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