口内炎の原因・症状とは?
口内炎(コウナイエン)の原因
ウイルスや細菌の感染、免疫低下、薬の副作用など多様な理由でおこるものだが、多くの場合、原因は明らかではない。ほかの病気の一症状としてみられることもある。
口内炎(コウナイエン)の症状
白っぽい膜でおおわれた小さな丸い潰瘍ができ、ふれると痛んだりしみたりする。口腔粘膜の炎症であり、口の中の荒れを感じる。
口内炎(コウナイエン)の治療
うがいなどで口腔内を清潔にすることが求められる。細菌やウイルスによるものは、原因菌となる抗菌薬を使用する。
【受診科目】
- 耳鼻咽喉科
- 歯科
- 歯科口腔外科
※2人の医師がこの病気について述べています
医師に聞いた
口内炎の原因・症状・治療方法
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口内炎対策としてのレーザーの有効性
口内炎はできやすい人、できにくい人がいますので、一概には言えないのですが、それを踏まえて原因を一言でいうと、「体質」ということになるかと思います。もちろん、端緒となるきっかけはあります。主なものは、口腔内に生じた傷です。通常は自然に治っていくものなのですけども、それが潰瘍化して起こるのが口内炎です。歯ブラシをやり過ぎてしまい、それがもとで傷ができ、起こることも少なくないようですね。
対処の仕方としては、まず塗り薬があります。それに加え、最近ではレーザーが使われることが多いですね。レーザーで焼灼することで、通常よりも早く治っていきます。レーザーにも様々ありますが、口内炎や止血に用いられることも多いですし、最近では顎関節症の痛みの緩和に対しても有効な一手となっています。
ごとう歯科クリニック
後藤 敏彦 院長
- 北区/田端/駒込駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
こまめな水分摂取が口内炎の予防になり、全身の健康にもつながる
口内炎は、何らかの原因でお口の粘膜が傷ついたり、睡眠不足など生活習慣が乱れたりすると発症するとされています。中でももっとも大きな要因は、水分不足にあると考えられます。口内炎の治療では、レーザー照射や軟膏を使用することが一般的です。たかが口内炎だと放っておくと、口腔がんにつながる恐れもありますので注意が必要です。
人間の体の90%は水でできていると言われますが、水分を十分にとれていないと口内炎ができるだけでなく、むし歯や歯周病が悪化する原因にもなり得ます。午前・午後に500mlのペットボトル1本ずつの水分摂取を心がけ、寝るまでの間に合計1.5lくらいの水を飲むことが推奨されます。
稲毛おとな・こども歯科クリニック
杉山 元浩 院長
- 千葉市稲毛区/天台/穴川駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科