Stay Fit Clinic（ステイフィットクリニック）

薮野 淳也 院長への独自インタビュー

日本の将来を担っていくビジネスパーソンが、健康な状態を保って働いていけるように

私は一般の大学入学後、あらためて医学部に入り直しました。当時、今後の社会問題として、医療の問題が大きなウェートを占めるということが言われていました。「自分にできることがないだろうか」。そう考え、医学部に挑戦することを決めたのです。
晴れて医師となった私は、産業医を主軸に診療に従事してきました。産業医は、現役世代が心身ともに健康な状態を保って働けるよう医療を提供していきます。大きく見れば、それは日本を元気にしていく役どころと言えるでしょう。その一方、診療を続けていく中でメンタルや体調を崩してしまう方を多く見てきました。クリニックの周辺には多くのビジネスパーソンがいらっしゃいます。その方々1人ひとりに向け、産業医として培ってきた知見を生かし、心身の問題を解決していきたいと思い、『Stay Fit Clinic』を立ち上げるにいたったのです。

産業医としての知見を生かし、具体的でわかりやすい提案を

来院される患者さんの大部分が適応障害の方々です。仕事の量が分を超えていたり、環境に溶け込めなかったり、あるいは人間関係の悩みがもとで、心の問題を抱えていらっしゃいます。その方々に環境調整を含めて体調を整え、再び持てる実力を発揮していただくのが私の使命です。
産業医として、これまで多くの企業様と出会ってきました。当然のことですが、企業様によって方針は異なります。もちろん、それぞれの会社の産業医がどういう考えを持っておられるかで柔軟な対応が求められることになります。そもそも、現場と治療との間には乖離がありますから、休職や復職の時期や期間を含め、その方にとって最も適した治療法を探り、提供していくことが求められるのです。休職という事態1つをとってみても、おそらく多くの方にとって初めての経験でしょう。どのようにそれは進められていくのか。不安を解消するためにはどうすればいいのか。これまでの知見を生かし、具体的な提案をおこなえるのが、当クリニックの大きな特徴と認識しています。

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