池上コスモス皮膚科

村田 奈緒子 院長への独自インタビュー

見えない糸に導かれたように

子供の頃、中耳炎によくかかっていて、休日診療所の先生や耳鼻咽喉科の先生によくお世話になっていました。「こういう仕事があるんだ」。その時に抱いた思いがきっかけとなり、高校生になる頃にはお医者さんという職業を目指すようになっていたのです。
皮膚科は、内科的なこと、外科的なことの両方を扱う科で、診断から治療までを一貫しておこなえるという点に魅力を感じました。早いもので皮膚科医になってからもう15年が経ちますが、今だに新しい病気の発見などを目にすることがあり、とても奥の深い科だと思っています。
2020年9月に『池上コスモス皮膚科』を開院いたしました。この場所は、内科医であり当クリニックの副院長でもある主人が見つけてくれました。実はこのクリニックが立ち上がる1年ほど前、地域でとても人気のあった皮膚科の先生が移転されてたそうなんですね。そういう事情であれば、私たちがこちらでお役に立てる機会があるだろうと思い、この場所に決めたのです。後日の話になりますが、共通の知人を介し、その移転された先生とお会いすることが叶いました。ありがたいことに「応援してます」と仰ってくださり、とてもうれしく思っております。

お子さんからご高齢の方まで、幅広い皮膚の疾患に対応

40歳から65歳以上の方を中心に、下は0歳のお子さんから90代のご高齢の方まで、幅広い層の患者さんがお越しくださっています。お子さんの場合、湿疹やこの時期でしたら乾燥肌、それからオムツかぶれなど、一般的な皮膚トラブルが目立ちますし、成人の方はマスクの使用により、ニキビに悩まれている方がとても多い印象です。それからご高齢になりますと、湿疹に肌荒れ、帯状疱疹やいぼのご相談などなど。そこに当院では自由診療も取り扱っていますので、シミの相談も多くなってきています。

続きを読む→