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坂口 健一郎 院長

KENICHIRO SAKAGUCHI

不妊治療を望まれる方々の希望や想いに寄り添い、信頼いただけるクリニックを目指して

防衛医科大学卒業。九州大学付属病院等で腹腔鏡手術の研鑽を積む。その後、木場公園クリニック、リプロダクションクリニック東京で生殖医療治療に従事。2019年8月に『三軒茶屋ARTレディースクリニック』を開院(東急田園都市線「三軒茶屋駅」より徒歩2分)。

坂口 健一郎 院長

坂口 健一郎 院長

三軒茶屋ARTレディースクリニック

世田谷区/三軒茶屋/三軒茶屋駅

  • ●婦人科

歯科医師だった父から勧められた道

坂口 健一郎 院長

小学3年生の夏休みでした。親戚があるホテルに集まり、そこで子供たちはプールで泳いでいました。その時女の子が1人おぼれてしまったのです。周りにいた大人が助け、その子は一命をとりとめたのですが、私はその子がおぼれているのに気づいていたのに、何もできませんでした。私の父は歯科医師でした。私もそれまでは歯医者さんを目指していたのですが、その出来事を父に話したところ、こう言われました。「医者になった方が、もっと人を救えるよ」 この道を目指すようになったのは、それからでした。

産婦人科は、外科だけではなく内科も診れなくてはなりません。両方ができるということ、そしてお産に興味を惹かれていたことがこの科を目指すきっかけとなりました。学生実習の頃に初めてみた分娩後のお母さんの表情。その光景に心が動かされ、産科というものに憧れを抱くようになっていたんですね。
腹腔鏡手術に興味を持つようになったのは、まだ防衛医科大学病院にいた頃のことで、症例数を経験するために、その後九州大学に籍を移すことになります。生殖医療の勉強を始めたのは、関連病院等で腹腔鏡の手術を本格的に修行している最中のことでした。この手術が対象とする子宮筋腫や子宮内膜症という疾患は、生殖年齢において発症するものです。私が手がけたものが、その後、妊娠にどういう影響をもたらすのか。それを知らずして手術を手がけることはできないと思い、その後、生殖医療に従事することになったのです。
『三軒茶屋ARTレディースクリニック』は2019年8月に開院いたしました。これまで培ってきた経験を生かし、不妊治療を望まれる方の希望や想いに寄り添えるクリニックを目指してまいります。

安心して心地よく通院できるクリニックを目指して

坂口 健一郎 院長

駅からの近さということが、この場所を選ぶ1つの決め手となりました。不妊治療では、患者さんに定期的に通院していただく必要があります。交通の便の良さは、その意味で欠かすことのできない要素でした。
当院では平日は19時半まで、そして日曜祝日も診療をおこなっています(木曜日休診)。19時半まで開いているといっても、平日はご夫婦の都合で難しいというケースもあるでしょう。日曜祝日も開いていれば、説明会等へのハードルも低くなるのではないかと考えたのです。患者さんのご希望はそれぞれ。私たちは、お時間等も含め、患者さんのニーズにフレキシブルに対応してまいります。

患者さん一人ひとりのニーズに対応し、最善の結果をもたらせるよう導いていく

坂口 健一郎 院長

その方にとって最善の選択肢を提供するということを心がけています。不妊治療においては、患者さんのご希望通りにすれば、それが必ずしも最良の結果につながるとは限りません。多くの方は、自然に近い形での妊娠を望まれます。そもそも、日本人は「自然」という言葉を好みますよね。私もよく用いますが、医療行為そのものは自然なものではありません。にもかかわらず、あまりそこにこだわり過ぎてしまうと、妊娠しやすい時期を逃してしまう可能性も生じます。私はこれまで「あの時、やっておけばよかった」という方をたくさん見てきました。そのような後悔をされぬよう、状況を見極め、最善の選択肢を選んでいただけるよう導いていくのが私たちの役割と認識しています。

多様な可能性を導き出す腹腔鏡手術

『三軒茶屋ARTレディースクリニック』では、腹腔鏡手術や卵管鏡下卵管形成術をはじめとした外来手術(日帰り手術を含む)をおこなっています。つまり、一通りの検査を終えたけれど、妊娠の兆候が見られないというケース。この場合において、体外受精にステップアップする前に腹腔鏡でお腹を覗き、妊娠を妨げている原因を突き止め、またそれを取り除くものになります。
腹腔鏡手術を経ずに体外受精に進まれても、それは問題ありません。ただ、多くの方は、体外受精にステップアップを、躊躇してしまうものなんですね。お腹の中に原因があるのかないのか、確認の段階を踏みたいという方にとっても、この手術は有用なものとなります。
私たちの目標は、患者さんが妊娠してこちらのクリニックを卒業されることであって、その手段は問いません。その過程において、腹腔鏡手術も専門に手がけてきた私の経験が少しでもお役に立てればと思っています。

これから受診される患者さんへ

クリニックを選ぶ際、インターネット等で情報を得ることが最初のステップにはなると思うのですが、そこから踏み込んで、まず足を運ぶということが大切です。どんなクリニックで、どんな先生なんだろう。その感触を確かめるだけでも、足を運ぶ意味はあると思うのです。それに加えて、早い段階でご自身の状況を知ることに大きな意味があります。知識に加えて、自分たちの“妊娠力”を知ることが、その後の計画を考える上でも非常に大切なことになってくるからです。
当院では、通常の診療に加え、定期的に説明会等も開催しています。広く一般に向けておこなっているものですから、そうした機会をご利用いただくのもいいでしょう。治療を受けるかどうかはその後に考えればいいことであり、まずは、自身の状況を知るということから始めていただくことをお勧めします。

※上記記事は2019年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

坂口 健一郎 院長 MEMO

産婦人科専門医 /生殖医療専門医

  • 出身地:福岡県
  • 趣味:映画鑑賞、釣り
  • 好きな本:推理小説
  • 好きな映画:恐竜もの/アクション
  • 座右の銘:「為せば成る 為さねばならぬ何事も」
  • 好きなアーティスト:槇原敬之
  • 好きな観光地:ニューポート(米国)

グラフで見る『坂口 健一郎 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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