麹町皮ふ科・形成外科クリニック

苅部 淳 院長への独自インタビュー

医師の家系に育ち、患者さんの悩みを解決するため形成外科の道へ

私の家は祖父から父母、従兄弟にいたるまで医師の家系でした。ですから自然と医療の道に進みましたね。子どものころからさまざまな医療に触れて来たためか、がんや生活習慣病を始めとして多くの病気は自分で改善できるのではという考えを、知らず知らずの内に持っていた気がします。
形成外科は0歳からご高齢の方まで、耳や指など失ったものを作りあげる唯一の診療科です。もともとアートや音楽など創造的な趣味を持っていたこともあり、手足の欠損など、見た目でお困りのことを改善する、作りあげることができる点に魅力を感じました。
順天堂大学医学部卒業後は、東京大学附属病院形成外科に入局。埼玉医大総合医療センター形成外科・美容外科や福島県立医大付属病院、寿泉堂総合病院、山梨大学附属病院など各地にある東大病院の関連医療機関で研鑽を積みました。そんな折、麹町皮ふ科クリニックとして診療されていた前院長とご縁があり、2019年7月にリニューアル。麹町皮ふ科・形成外科クリニックとして開院いたしました（麹町駅より徒歩1分、半蔵門駅より徒歩4分、永田町駅より徒歩5分、四ツ谷駅より徒歩10分、赤坂見附駅より徒歩10分、市ヶ谷駅より有楽町線＋徒歩で5分）。

居心地のよい環境で、体の内と外から健康維持を目指す

クリニックのリニューアルに際してはインテリアに木目調の家具や壁面緑化なども取り入れ、リラックスできる内装にしました。
当院の診療科目は私の専門である美容・形成外科と、以前から診療していた皮膚科です。麹町周辺という場所柄、ビジネスマンの方も多いですから、海外渡航前の予防接種など働く方向けの診療もおこなっています。
美容外科では二重手術や保険で行える眼瞼下垂を中心にというイメージを持たれるかもしれませんが、当院では「内面から美しく」をモットーに診療しています。若い方だけではなく幅広い層に美しさをキープし、メンテナンスしてもらいたい。自分に自信を持たせたい。今の自分をさらに美しく輝かせたい。単に病気になった所を治療するだけでなく、根本的な治療を目指しています。予防医療や体の悩みを解決することや、健康や体に自信をもってもらえるような医療を提供していきたいと思っています。また、現代は若い方を中心にアレルギー疾患でお悩みの方も増えています。アレルギーの原因は金属や食べ物、環境汚染物質などさまざまなものがありますが、共通しているのは環境面に原因があるということです。アレルギーになりやすい環境はがんや動脈硬化、認知症などの原因になることもあります。当院では問診や検査により原因を特定し、体質を変えていくこと、同時に環境を変えていくお手伝いもいたします。
ほかにも再生医療や予防医療を普及する活動もおこなっています。多くのドクターが集まり立ち上げた予防医療研究協会という団体では、働く世代の健康増進をサポートすることで、仕事のパフォーマンス向上につなげる活動もおこなっています。

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