錦糸町駅前レディースクリニック

李 香蘭 院長への独自インタビュー

産婦人科の医師として、大学病院を中心に経験を重ねる

あまりに幼い頃のことで、あまりよく覚えていないのですけれど（笑）。私には、子供のときから「人を助けたい」という気持ちがあって、それが医師をめざすようになった最初のきっかけでした。
たくさんの診療科目の中から「産婦人科」を選んだのは学生時代、ある先生の言葉が強く印象に残ったからなんです。その先生は、産婦人科というのは数ある診療科の中で唯一、患者さんに「また来てくださいね」と言える科だとおっしゃったんですね。新しい命の誕生に立ち会い、患者さんやご家族と喜びを共有できる。そうした点に魅力を感じて、来日後は順天堂大学の産婦人科に入局し、経験を重ねていきました。

「受診しやすい産婦人科」をめざして

2019年4月に『錦糸町駅前レディースクリニック』を開設するまでは、周産期医療を中心に大学病院などで診療にあたってきました。この間には、大学院での研究に携わって博士号を取得し、産婦人科専門医の資格を得ることもできました。一方、プライベートでは妊娠・出産を経験し、娘と過ごす時間を大切にしたいと考えるようになったことも、開業を決める1つのきっかけでしたね。
大学病院で診療していた当時は、予約をお受けできる日が数ヵ月先になることも珍しくありませんでした。何らかの症状に悩み、困っていらっしゃる方をお待たせするのは心苦しいものがありましたので、自分が開業するときにはぜひ、「受診しやすい産婦人科」をつくろうと思っていたんです（笑）。幸い、ここは駅からすぐの商業施設の中ですから、どなたにも気軽に足を運んでいただけるのではないでしょうか。もしも気になる症状があるときには我慢なさらず、早めにご相談いただきたいと思います。

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