赤羽石井眼科クリニック

河野 博之 院長への独自インタビュー

1973年より続く医院を母より受け継いで

子供のころから今に至るまでずっと好きなのが飛行機でした。ですから、最初はパイロットになろうと思っていたのですけども、視力が規定に届かず難しいことがわかり、夢が絶たれた後に目標として浮かび上がったのが、お医者さんという職業だったのです。
『赤羽石井眼科クリニック』は、1973年に私の祖母によって開設されました。その祖母から母へと受け継がれ、2015年から私が院長職を引き継いだという形になります。眼科については私と母、そして妹が担当し、皮膚科は義理の妹が、内科については父が診療をおこなっています。目に関することはもちろんのこと、お身体で気になることや困っていることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

必要な治療を、必要なだけおこなう

方針としてあるのが、過分なことはせず、必要な治療をおこなうということです。適応がない手術はいたしませんし、お薬も出来るだけ使わないように心掛けています。
視野が欠けてくる緑内障という病気があります。日本において、緑内障の94％は眼圧が正常の範囲内（正常眼圧緑内障）というデータが存在します。その事実を前に、眼圧を下げるお薬を処方したとしても、その効果は乏しいと考えられます。また、当院でも白内障の日帰り手術をおこなっていますが、現時点で当人がお困りでないなら、手術をする必要はないと思うのです。
もちろん、緑内障はお薬や手術が必要になってくることもありますが、それまで、そしてそれ以後も責任を持って診させていただくというのが、私の診療スタイルなのです。

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